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『モスラ』幻の「序曲」音源発見 初公開から60年ぶり 樋口真嗣氏が興奮「現代の奇跡をお楽しみに!」

『モスラ』初公開時ポスタービジュアル(C)1961 東宝の画像

『モスラ』初公開時ポスタービジュアル(C)1961 東宝

 映画『モスラ』(1961年7月30日)のステレオ版の上映劇場だった11劇場でのみ、本編の前に流れていたモスラの「序曲」(1分6秒)の音源が発見された。

【画像】神々しい姿を披露…モスラ&ラドンのティザーチラシ

 『モスラ』は東宝特殊技術陣がその総力を結集し、構想3年、撮影日数200日間、総製作費2億円(当時)の巨額を投じて製作された、空想科学超スペクタクル巨編。日本映画では史上初となる全世界同時公開された作品としても、邦画史に刻まれている。その後、モスラは『モスラ対ゴジラ』(1964年)をはじめ、数多くのゴジラ映画を中心にアニメからハリウッド版ゴジラ『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)までの15作品に登場し、ゴジラと並ぶ日本の代表的キャラクターとなっている。

 『モスラ』(1961年)が初めて4Kデジタルリマスター版として、12月10日より「午前十時の映画祭11」で全国の映画館で上映されることが決定している。今回、4Kデジタルリマスター化作業を行うにあたり、1961年の公開当時、ステレオ版の上映劇場であったわずか11劇場でのみ、本編の前に流れていたモスラの「序曲」(1分6秒)の音源が発見された。この「序曲」は初公開当時の一部劇場にて上映された“4チャンネル多元磁気立体音響版”=“ステレオ版”にて採用されたもの。今回の4Kデジタルリマスター作業は、その“ステレオ版”をデジタルリマスターしたものとなるため、公開当時の製作者達の意図を尊重し、初公開から60年ぶりに、モスラの「序曲」を本編前に編成する形での上映を決定した。

 この歴史的発見と60年ぶりの上映決定に対し、映画監督の樋口真嗣氏は「あの時代の大作には必ずついていた『序曲』! 『アラビアのロレンス』『マイ・フェア・レディ』『ベン・ハー』『サウンド・オブ・ミュージック』。これから始まる映画の期待を高めるのに欠かせなかった儀式。公開当時にしか付いていなかったのだから私は一度も見たことのないロストフッテージが六十余年ぶりの復活です!」と興奮ぎみのコメントを寄せた。

■『モスラ』ストーリー
 南海の孤島インファント島で発見された2人の小美人(ザ・ピーナッツ)は、ロリシカ国の悪徳ブローカー一味に拉致され、日本で見世物にされてしまう。新聞記者の福田(フランキー堺)、カメラマンの花村(香川京子)、言語学者の中条(小泉博)は、2人を島に帰すようよう世論に訴えかけるが、その間にも小美人たちの危機を知った島の守護神モスラが海を渡って日本に上陸。都内を破壊し尽したモスラの幼虫は東京タワーに巨大な繭を作る。

■樋口真嗣氏コメント
 奇跡は昔のことでしょうか。神秘は言葉だけのものでしょうか。イイエ、奇跡はいまでもあります。神秘も夢ではありません。現代の奇跡、現代の神秘。東京は調布の東京現像所で発見しました驚くべきバージョンを紹介しましょう! 1961年の公開当時、本編巻頭に付けられていた大作映画のシンボル、序曲~Overture~!

 あの時代の大作には必ずついていた「序曲」! 『アラビアのロレンス』『マイ・フェア・レディ』『ベン・ハー』『サウンド・オブ・ミュージック』。これから始まる映画の期待を高めるのに欠かせなかった儀式。公開当時にしか付いていなかったのだから私は一度も見たことのないロストフッテージが六十余年ぶりの復活です! 破格の予算がかけられ、米国コロンビア映画で配給も決まっていた超大作としてどのくらい期待されていたのか、が古関裕而さんの名曲と共に体験できます。現代の奇跡をお楽しみに!

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