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津田健次郎、50歳で来た「俺のターン」誓う恩返し ドラマ出演など役者の転機に充実感

津田健次郎 (C)ORICON NewS inc.の画像

津田健次郎 (C)ORICON NewS inc.

 連続テレビ小説『エール』のナレーション、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人役、『呪術廻戦』七海建人役などで知られる声優・津田健次郎。さまざまな人気作品に出演している彼は、現在放送中のTBS系金曜ドラマ『最愛』(毎週金曜 後10:00)に出演している。過去のインタビューで「役者としての転機は25歳」と語っていたが、それから25年…50歳となった今、役者人生を振り返ってもらうと「今まさに俺のターンです(笑)」とうれしそうに話す。芝居と向き合い、挑戦し続ける彼の魅力に迫ってみた。

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■アニメ・ドラマ初回放送のチェックは緊張「カットされていないよね?とソワソワ」

 同ドラマは、殺人事件の重要参考人となった実業家・梨央(吉高由里子)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。津田は警視庁捜査第一係長・山尾敦を演じている。

 すでに第1話、第2話の放送を終え、周囲の反響を聞いて見ると「ファンの方も『面白い!』と言ってくださり、うれしい限りです。ただ、アニメ、ドラマともに第1話の放送を見るのはとても緊張しますね(照れ)1話の撮影の時、スケジュールの都合でモニターチェックをする余裕がなく、『どんな感じになっているんだろう?』と気になっていて…。さらに、第1話は終盤の方に出てくる役でしたので、『登場するよね? カットされていないよね?』とソワソワしながら見ていました(笑)アニメの場合、尺がすでに決まっているのですが、ドラマの場合はカットされることが多々あるので、完成を見て刺激的でした」と打ち明けた。

 今回演じるのは刑事役。「刑事ドラマはどの時代にも代表する作品があって、その時代を反映している内容が多いような気がします。その作品のひとつに参加することがとても光栄です」とにっこり。ただ、役作りは慎重だった。

 「熱血系、頭脳系…など刑事ドラマでも様々なジャンルがあると思います。その中で今回の刑事役はどのようなキャラクター性で演じようか、と考えました。監督たちと話し合い、緊張感のあるシリアスなストーリーということでしたので、多少笑いのあるシーンも入れてギャップを出し、キャラクターに人間味を出していくことになりました。その辺りのバランスは意識しました」と伝えた。

■極貧時代の20代…50歳で与えられるチャンスに感謝 「俺のターン」で誓う恩返し

 津田と言えば、同局の番組『新・情報7days ニュースキャスター』でナレーションを務めている。今年3月の放送では顔出しインタビュー出演し、これまでの役者人生を語り大きな話題となった。

 19歳で芝居を始め、大学在学中に役者デビューした津田は、2000年放送のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』ホスト役として出演していたが、当時について「なかなか認めてもらうことも難しく…底をはいつくばっているな…と」「もう全く食えない状態でしたね。パン1個買うのもめちゃくちゃ悩むレベルといいますか、皿にローソクをくっつけて、それで台本を読んだり、一生懸命揺れる光で読んでました」と極貧生活を告白。

 そんな極貧時代の中、25歳の時、人生の転機が起き「『津田くん、声の仕事のオーディションがきたんだけど興味ある?』って言われて、『No(ノー)』の選択肢がなかったので、『ぜひ、やらせてください』って」と声優業に向き合ったと説明。そして、29歳の時に出会った“運命の役”として「『遊☆戯☆王』という作品」と自身の代表作となった2000年放送のアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人の名前をあげた。

 その後、津田は翌2001年に『テニスの王子様』乾貞治役などを担当し、声優として地位を固めていき「(貧乏で)結構ギリやばいなって思ってたんで生きていくのが。なんとかこれで『生きていけるぜ』みたいな」と笑いながら苦悩時代を振り返り、人生に希望が持てた声優業との出会いに感謝した。

 そして今、25歳の時に出会った“声優業”の転機から25年が経過した…。声優業はもちろん、近年はナレーション、舞台出演、今回のドラマ出演、そして映画監督デビューなど充実した日々を過ごしている津田。『遊☆戯☆王』の名セリフにちなみ、「50歳にして今、再び“俺のターン”を迎えているように思います」と冗談ぽく聞くと、「今まさに俺のターンですね(笑)」とうれしそうに話す。

 「ここ数年はアニメの場合、今までやってこなかったタイプの役をいただいたり、このようなドラマ出演、バラエティー番組出演、映画監督など…刺激的な豊かな時間を過ごさせていただいています。この年齢になり『お芝居とは一体なんなのか?』と考えるようになりました」としみじみ。

 この25年の役者人生は「ただ、我武者羅に突き進んできた感じです。とにかくスピード、エネルギーを落とさずにお芝居に向き合ってきたのですが、50歳になった今、初心に帰る気持ちで仕事に向き合えることは、とても幸福な、贅沢なことだと思います。若くはない自分に様々なチャンス、機会をくださって、とても感じることです。役者として『まだまだだな~』とドラマを通じて感じますし、これを機に、今までとは違う自分の芝居を見せながら、また『俺のターン』を見せられるように頑張ります!(笑)」と充実した日々を過ごせる今に感謝した。「死ぬまでお芝居を続けることができたら、うれしいですね」と語る津田の“俺のターン”はまだまだ続く。

(取材/文・櫻井偉明)

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