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ロンブー淳、母との離別で感じたこと「時間は有限」

母との離別で感じたことを語った田村淳 (C)ORICON NewS inc.の画像

母との離別で感じたことを語った田村淳 (C)ORICON NewS inc.

 お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が12日、都内で行われた映画『Our Friend/アワー・フレンド』(15日公開)の公開直前トークイベントに参加した。

【写真】主演のケイシー・アフレックもオンラインで参加!

 本作は、全米雑誌賞に輝いた傑作エッセイを映画化。余命宣告を受けた妻と、その夫が、親友の献身的な助けを得て、限られた時間をかけがえのない日々に変えていく物語となる。

 映画の感想を問われた淳は「感情を揺さぶられました」と振り返る。「人との別れだけじゃなくて、人生って誰かしらとつながりながら生きている。その人とのつながりを、どういうふうに見ているのかを意外と生きていく中だと客観視できない。この映画で、友だち、子どもたち、奥さんと、どういうふうにつながって生きていくことが自分らしいのかを考えさせられました。映画を見続けながら、ずっと感情が揺さぶられました」としみじみと口にした。

 淳は、昨年8月にがんで母の久仁子さん(享年72)を亡くした。「そのことを考えながら。人の別れを考えた。悲しくなる部分もありましたが、でも僕たちは生きていかなきゃいけない。改めて自分が生きる上で何を大切にしなきゃいけないのかを映画を通じて考えさせられましたね」と思いを語った。

 久仁子さんは「死を考えることは生きることだ」と話していた。淳は「うちの母ちゃんは、がんと戦って『延命治療をしないでくれ』というのが1番の望みだった。その望みを、僕たち田村家の男3人がどうやってかなえてあげるかを考えた」と回顧。生きている間にやりたいことを淳の妻へ告げていたそう。「奥さん経由で、母ちゃんがやりたいことを知った。できるだけ自然な形で、母ちゃんに死ぬ前までに体験してもらおうと思って動いていた。そういうシーンが、この映画の中にも出てきた」と明かす。

 「生きている時間って有限なのに普段は気付かないまま無駄に過ごしてしまう。母ちゃんから教わったのは、時間は有限で死ぬまでの時間っていうのを考えたときに、何をしたいのかをメッセージとして伝えておかないと周りは困惑する」と母から学んだことを語る。そして「この映画の中でも、こういうふうに生きたい、と。こういうふうに生きたいということは、こういうふうに死にたいということでもある。そのあたりのメッセージは僕に突き刺さりました」とした。

 本作を見たことで「母ちゃんの死を、すでに僕は乗り越えられていると思っていたけど、映画を見ながら母ちゃんのことを思いながら涙する。ということは、まだきちんと心からのお別れはできていない。映画を見ながら人との死別を自分の中でも消化する作業ができた」と感謝していた。

 この日は主演するケーシー・アフレックもオンラインで参加。子どもへの対応の仕方などを互いに明かし、「グレイト・ファーザー」と称え合っていた。

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