プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

映画・アニメ

サイコガンダムがガンプラ買い占め? モデラーが転売ヤーへ警鐘 「ガンプラを愛する方々に行き届くよう、やめてください」

ガンプラを買い占めるサイコガンダム 制作・画像提供/ haruka氏 (C)創通・サンライズの画像

ガンプラを買い占めるサイコガンダム 制作・画像提供/ haruka氏 (C)創通・サンライズ

 昨今、愛好者たちを悩ませているガンプラの高額転売問題。人気のモビルスーツ(MS)のガンプラを発売日に買い占め、ネットオークションなどを使ってプレミア価格で販売する“転売ヤ―”の暗躍に、小売店もさまざまな対抗策を打っているが、根絶は難しいのが現状。モデラーのharuka(@wineliker)さんは、そんな人々に警鐘を鳴らすべく、ガンプラで表現。サイコガンダムが、大量のガンプラを持っている様子に「注意喚起です、1種5個まで守りましょう」とメッセージを付けSNSに投稿すると、「これはバイアランにやられて欲しい」「転売ヤーの行いをサイコガンダムでかけるとは上手いですね 過剰転売行動=サイコ(ヤバい奴)」など多くの共感の声が上がった。同氏に、本作の制作の意図と、ガンプラの買い占め、転売についての思いを聞いた。

【アザーカット】変形しても“買い占め”は継続するサイコガンダム、岡持ち姿にモデラー激おこ!?

■ネットで見かけた買い占めの瞬間の写真がモチーフ「足の角度にもこだわりました」

――サイコガンダムが大量のガンプラの箱を運んでる作品が、非常にインパクトがありました。本作はどのような発想から制作されたんですか?

【haruka】もともと、2週間くらいかけて『HGUC 1/144 MRX-009 サイコガンダム (機動戦士Zガンダム)』を作っていたんです。当初、ただ本当にカッコよくサイコガンダムを仕上げるだけのつもりでした。実際、サイコガンダムがカッコよく仕上がって良かったのですが、完成した夜にいじって遊んでたら、いろいろネタが思いついて(笑)。ちょうど転売問題も話題になっていたので、腹立たしいこと、悔しいことなどを、少しでも笑いに変えて明るくできればなと思って…。

――この光景が思いついたんですね。

【haruka】はい。現実にこの光景を見たことはないんですが、ネットでそういった写真を見る機会があって。特に、ガンプラモデラー界隈では有名な買い占めの瞬間を収めた写真があって、それをモチーフにしました。キットの素材画像や、持たせる角度、足の角度などにこだわりました(笑)。

――「転売ヤーの行いをサイコガンダムでかけるとは上手いですね 過剰転売行動=サイコ(ヤバい奴)」なんてコメントも付いていましたが、サイコガンダムだからこそ、インパクトも大きかったように思えます。

【haruka】そうですね。RX-78ガンダムやザクだったら他にありそうな感じですが、サイコガンダムでこのネタをやったらインパクトがあって、面白いかなあって感じでした。

■本作に込められた転売ヤーへの怒り「『売るために買う』っていう発想がおかしい」

――本作にはたくさんのコメントが付き、多くのいいねを獲得しました。この反響をどう受け止めていますか?

【haruka】私は“例の写真”を見て、とても衝撃を受けました。それを認知している人がこんなにいて、こんなに反応してくれたことがうれしかったです。と同時に、「(お互いに)見られるならいい意味で見られましょうね」って思いました。恥ずかしくないように(笑)。

――harukaさんご自身は、こうした買い占め、転売についてどのようにお考えですか?

【haruka】私や、ガンプラを楽しんでいる人たちからすれば、「売るために買う」っていう発想が、まずおかしい。当たり前ですが、作るために買ってるわけですから。もちろん(作らずに)コレクションとして購入している場合もあるでしょうが、そういった方々も決して利益を得るために買ってないですからね。

――本作を通じて、ガンプラの“転売ヤー”にどんなことを伝えたいですか?

【haruka】私は、車で家電量販店や模型店など1日に何軒も巡って探し回ります。車を持ってない人や、中学、高校生は、自転車や電車で販売店をはしごしている。みんな限られたお小遣い、バイト代で楽しみにしているのに、(買えるかどうかわからないから)行く前から不安になるって悲しいですよね。そういったガンプラを愛する人たちに、少しでも行き届くよう、「買い占めや転売はやめてください」と伝えたいですね。

――ガンプラを愛するすべての人たちが共感する素晴らしいメッセージですね。

【haruka】ありがとうございます。私は今年5月から本格的にガンプラを作り始めました。ちょうど品薄といわれる時期に作り始めたので、もう少し早ければもっといい巡り合いがあったのかもなんて思います。

――ガンプラ歴が浅くても深い愛情を持って取り組んでいらっしゃることは、作品から伝わってきます。最後に、harukaさんにとって「ガンプラ」とは?

【haruka】「ガンプラ」はその人の表現、世界観の表れだと思ってます。素組みでもポーズや見せ方、ネタなどその人なりの表現、メッセージ性がありますから。可能性は無限大。これからも転売ヤーに負けずに、出来が良くなかったとしても、自己満足だったとしても、作り続けていきたいと思います。

ORICON NEWSは、オリコン株式会社から提供を受けています。著作権は同社に帰属しており、記事、写真などの無断転用を禁じます。

こちらの記事もどうぞ