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ニキビは本当に”青春の証”? 治療の理解を得られなかった思春期の経験を漫画に「同じように悩む誰かの救いになれば」

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「12年間、肌荒れと戦った話」ニキビの症状に悩む学生時代のサヤカさん(画像:@sawayakasayaya)

 12年間”肌荒れ”に悩まされ、他人に触れてほしくないほどのコンプレックスだったと、症状と戦ってきた過去を描いた漫画がインスタグラムに投稿され「共感しかなかった」「肌の悩みは本当にデリケートでつらい」「私も現在進行形で悩んでいます」と様々な反響を集めた。投稿者のサヤカさん(@sawayakasayaya)は「一日だけでいいから、きれいな肌で外を歩きたかった」と当時の心境を漫画につづっている。つらい体験を発信した真意を聞いた。

【漫画】「ニキビが減って、前よりかわいくなったじゃん」異性からの言葉に心底傷ついた…”12年間ニキビと戦った話”

■「顔をちゃんと洗っている?」平然と放たれる家族や友人の言葉に傷ついた

 サヤカさんが漫画で発信した「12年間、肌荒れと戦った話」には、肌荒れの症状に悩んでいた13歳当時のエピソードが描かれている。親に相談しても「ニキビは青春の証。大人になるにつれ治るものだから」と言われ、肌がきれいな友人がニキビ1つを気にしているのを見て「妬ましくて、羨ましくて、どうにかなってしまいそうだった」という。「顔をちゃんと洗っている?」「肌のきれいな子が好き」そんな周囲の言葉に、サヤカさんのコンプレックスはどんどん深いものとなっていった。

ーー「12年間、肌荒れと戦った話」をインスタグラムに肌荒れについて、漫画を描いたきっかけをあらためてお聞かせください。

「12年間悩み続けて、もう完治は諦めかけていた肌荒れでした。でも、ふとしたきっかけで見違えるほど症状が改善したので、同じように悩む誰かの救いになれたら、という思いで発信してみました」

ーー肌荒れがコンプレックスになったのは、どのような出来事がきっかけでしたか?

「中学1年生頃だったと思います。あの頃は思春期ニキビで、珍しいものでもなかったとは思いますが、たまたま周りの友人がみんな肌荒れしにくく綺麗な肌だったので、比べて落ち込んで、どんどんコンプレックスになっていきました」

ーー学生時代は特に多感な時期で、周囲の言葉が深く心に突き刺さることもあったかと思います。日常生活を送るなかで、サヤカさんがつらいと感じた周囲からの言葉はどのようなものでしたか?

「友人に肌荒れのことを指摘されたことはなかったのですが、『〇〇って肌綺麗〜』とか『〇〇は肌が汚いから嫌』などと話題になると、間接的に自分が貶されているように感じて苦しかったですね。どんな顔して聞いてればいいのか分からなかったです。後は家族の理解がなく、『ちゃんと顔洗ってるのか』などと平然と声をかけられたのは未だに許してません(笑)」

■「ありのままの自分でも美しい、という認識が広まればいいなと思います」
 
ーー周囲の環境や理解など、もっとこういう部分の認識が変わっていけばよいのにと思うことがあればお聞かせいただけますでしょうか。

「肌がきれいな事に越したことはないというのは分かるのですが、それが善とされるのはちょっと生きづらいなと思います。肌荒れ関係なく、人間は年と共に見た目も老いていくものですし、ありのままの自分でも美しい、という認識が広まればいいなと思います」

ーーサヤカさんは様々なケアや治療を根気強く試していらっしゃいました。一進一退する症状と向き合うなかで、どのようなマインドを持っておくとよかったですか?
 
「落ち込んでくじけそうになった時には、同じ悩みを持って肌ケアに奮闘する人達のブログやYouTube動画を見たりして、自分を励ましていました。どうしても身近な人達と比べてしまうものですが、もっと広く視野を持つと沢山の人が同じように悩んでいると気付けます。

 『私だけじゃないんだ』と思うだけでかなり気持ちが楽になるかと思います。今回この漫画を描いたのも、自分がかつてSNSに励まされたように、誰かの励ましになったらという思いで、当時の苦しみを隠さず赤裸々に描きました。つらくなったらぜひ読み返して欲しいです」

ーー今後どのような漫画を発信していきたいですか?

「誰かの役に立ったり、タメになる漫画が描けたらと思います。自分がいいと思ったものや、失敗談なども赤裸々に描いて、ふとした時に『あの人の漫画でこれいいって言ってたな…』とか『これは失敗したって言ってたな、気をつけよう』とか、思い出してもらえたら万々歳です」

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