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アキラ100%、初主演作への喜びと不安 俳優業順調も“生涯裸芸”宣言「もっと掘っていける」

アキラ100% (C)ORICON NewS inc.の画像

アキラ100% (C)ORICON NewS inc.

 お笑い芸人・アキラ100%(47)が、俳優・大橋彰として臨んだ映画初主演作『達人 THE MASTER』(公開中)。“裸芸”の達人として、ピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2017』で優勝を果たしてから4年の月日が流れた今、俳優として大きなチャンスをつかんだ。

【写真】俳優・大橋彰として…キリッとした表情のアキラ100%

 『達人』は「俺は何かの達人だった気がする…」。記憶喪失の男(大橋)が、記憶を取り戻すために、さまざまな訓練を行っていきながら、人との交流を図っていくハートフルコメディー。作品の魅力、芸人・俳優業、コロナ禍での表現など、大橋とアキラを行ったり来たりしながら、率直な思いを打ち明けた。

――初主演を務めると聞いた時の感想

横尾初喜監督とは何度かお仕事させていただいたので、やっぱりうれしい反面、本当に大丈夫なんですかっていう気持ちの方が若干大きかったかもしれないです。スクリーンで放映されるものですから、僕で大丈夫かというのが大きかったですね。監督の構想を伺った時から面白い話だなと思っていたのですが、登場人物一人ひとりのドラマも面白く描かれています

――劇中では、顔芸も披露されていますね。

ずっとコントをやっていたりしたので、表情で説明しちゃって、表現がオーバーになったりしているんですよ(苦笑)。やりすぎちゃったかなという思いもありながら、監督がOKって言ってくれたので、撮影を進めていったのですが。共演者のみなさんは、本当に説明しなくてもいい表情をされるなと、そのすばらしさを実感しました。

――自分の主演作がスクリーンで公開されることへの喜びはありますか?

めちゃくちゃうれしいです。もちろん不安でもあるんです(笑)。責任感が…お笑いの場合って、ライブにたくさん出て、ちょっとずつマイナーチェンジを繰り返して、いいネタにしていくっていうことが多いんですよ。そこから単独ライブでもやってみて、テレビや賞レースに持っていくっていう手順を踏んでいきますよね。ちょっとずつ自信を積み重ねることができるのですが、映画はフィルムに収めて、お客さんに提示するので、やり直しがきかない。まったく違うので。本当にドキドキ・ソワソワしています。

――コロナ禍での公開について

やっぱり、なかなかみんなと集まってワイワイということができない状況で、今までより、これからどうなっていくのかということもありますし。まだ、どうなるかわからない部分もありますが、感染対策をバッチリした上で、ちょっとニコッとしながら楽しんでいただける作品になっているのではないかなと考えています。

――芸人としての活動もコロナ禍では難しかったですか?

イベント営業などに呼んでいただいて、たくさんの人の前でネタをやるということが皆無といってもよかったくらい、なくなりました。今までの生活スタイルと全然違うものになっているので、たまにネタをやる時に、人前でやると、どんな風に話していたのかなと思い出しながら、気持ちも新たにネタをやっていました。

――お客さんとの掛け合いによって、より笑いが増す芸でもありますよね。

そうなんです。僕の場合は、肉眼でハラハラしながら見ていただくのがライブの醍醐味だったりするので、こっちは絶対に見せないぞという気持ちでやるという、楽しんでもらえる場所がなくなったのは、初めての経験でしたね。もちろん、みなさん初めての経験だったと思うのですが、いろんなお仕事って、人が集まることで成り立っているんだなと感じました。

――3年後には50歳になりますが、裸芸の達人として、アキラさんの芸はいつまで見られるのでしょうか?

それは自分としてもやり続けたいなと思いますね。はじめに『ガキの使い』に出させていただいて、2年後に『R-1』で優勝させていただきました。裸ネタって意外とそんなに掘らなくても面白かったりするんですが、そのネタを掘っていった『ガキの使い』からの2年は大きかったです。そして今、もっと掘っていけるんじゃないかなと思ったり、ネットも盛んになってきて、世界の方に触れてもらえるチャンスもまだあるのかなとも感じているので、ライフワークにしたいなという気持ちです(笑)。おぼんを持っている姿と持っていない姿でいろんな僕をお見せできたらなと。

――錦鯉さんをはじめ、SMA芸人さんの躍進が改めて注目されていますが?

(長谷川)雅紀さんも(渡辺)隆くんも昔から面白いのは知っていて。雅紀さんは、バレ待ちというか、そういう感覚だったんですよね。だから、とうとうバレたかという気持ちでしたね。僕が言うのもですが、50歳手前まで、あのテンションで漫才を続けるって、すごいことだと思うんですよ(笑)。普通だったら疲れちゃいますから(笑)。それは、馬力のすごさを実感しますね。ハリウッドザコシショウが『R-1』取った後、僕に「もう1年やってみろ」と言ってくれて、もう1回頑張ろうと思って、その結果『R-1』も取れました。本当にいい先輩やメンバーにめぐりあえたなと感じますね。

――バラエティー番組などでの共演を見ていると、アットホームな雰囲気が伝わってきますね。

おじさんたちが、純粋にお笑いが好きで、ここをこうしたらいいんじゃないかとか。そういう環境でネタやライブがたくさんできたのはすごくありがたいですね。僕とシショウで40歳でも大丈夫だと思って、まさのりさんで50歳でも大丈夫だと思うようになったら、誰も芸人やめなくなりますね(笑)。でも、本当に何があるかわからなくて、すごく面白い芸人でも、陽の目が当たらずという人もいるので、タイミングなのか、こればっかりはわからないですが。僕だってやめるタイミングって何回もありましたし、心が折れて何もやっていない時期もありましたし。考えるのが難しい時期もありましたから。

――今後の目標

1個ずついただいた仕事を自分なりに表現できたらいいなと。二十歳とかそういう時の気持ちとは違ってきていますけど、それでもまだいろんなお仕事をいただいて、芸人・俳優のお仕事もいただいて、まだ登れるなというか。まだまだ登っていける、たくさんのすばらしい先輩もいらっしゃるので、上を目指して山登りをしている途中だなという気持ちです。

――まもなく2歳になるお子さんも、そろそろお父さんが何をやっているのかがわかる年齢になりますね。

ちょっと前に、髭男爵の山田さんとか、うちでいうとコウメさんとか、自分の子どもがネタのことをわかってくるのが怖くなると聞きますが、やっぱり僕は服を着た仕事を多めに見せたいなと(笑)。でも、ネタ番組を子どもと一緒に見ることもあるのですが、服を着ていても、着ていなくてもパパってわかるんですよね。そういう意味では、服を着ていても、着ていなくても、頑張っているパパの姿を見せたいですね。どんな時でも100%です(笑)。

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