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佐藤寛太・加藤雅也が親子役で共演、「軍艦少年」実写映画化

佐藤寛太(劇団EXILE)、加藤雅也が親子役で共演。世界文化遺産に登録された長崎・軍艦島で撮影した映画『軍艦少年』12月10日公開決定の画像

佐藤寛太(劇団EXILE)、加藤雅也が親子役で共演。世界文化遺産に登録された長崎・軍艦島で撮影した映画『軍艦少年』12月10日公開決定

 「ギャングキング」、「セブン☆スター」など、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹(46)による青春漫画を劇団EXILEの佐藤寛太(25)、加藤雅也(58)らの出演で実写映画化した『軍艦少年』が、12月10日に公開されることが発表された。

【画像】柳内大樹による原作「軍艦少年」書影

 本作の舞台となるのは、世界中で大ヒットを記録した『007 スカイフォール』、日本でも大ヒットを記録した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇などにも登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる長崎・軍艦島。2015年に世界文化遺産に登録されて以降、初となる軍艦島での映画撮影を敢行した。

 軍艦島の見える街で暮らす、地元の高校に通う坂本海星(佐藤)と小さなラーメン屋を営む玄海(加藤)。最愛の母を亡くして喧嘩ばかりの息子と幼なじみの妻を亡くして酒浸りの父は互いに反目し、いがみ合っていた。そんなある日、海星は大きな事件に巻き込まれていく──大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく、喪失と再生を描いた物語。

 監督は、社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』、SNSで話題となった『あのときキスしておけば』などを演出し、映像業界全般でマルチクリエイターとして幅広く活躍するYuki Saito(42)が務めた。

 気の荒い主人公・坂本海星役をオファーされた佐藤は原作を読み、「震えました。自分の全てをかけて原作に恥じないようまっとうしよう」と主人公を演じた決意を話し、加藤との共演については、「役としても演者としても雅也さんに本気でぶつかっていた気がします」と撮影を振り返った。

 一方、坂本玄海役の加藤は佐藤について、「フレッシュさがあり、役を体で演じる役者」と評し、“最愛の妻を亡くした男”という役柄については、「妻との出会いからどんな人生を歩んできたのか、その点に重きを置き、具体的に考えました」と語った。

 2人は、「観た人の心の中に一筋、光を投げてくれる作品」(佐藤)、「いま人々が必要としている”思いやり”がテーマの映画です。みんなが繋ぐ“思いやり”の大切さ、そして“思いやり”で繋がる人々の絆。“思いやり”でその人の人生も周りの人の人生も変わる。そんな事を感じさせてくれる映画」(加藤)と、それぞれ仕上がりに自信を見せている。

■佐藤寛太(坂本海星 役)のコメント(全文)

 柳内先生の他の作品は読んでいたのですが「軍艦少年」は未読だったので先生の作品を実写化するとオファーをいただいてからすぐ原作を読みました。震えました。この時代にこんな作品を、この主人公を、自分が演じられるなんて、自分の全てをかけて原作に恥じないようまっとうしようと思いました。

 少年漫画的アツい展開のなかにある本筋の人の愛や、想い。旅立つ人が遺していくもの、もらった人が受け継いで生きていくこと、本当に多くの想いがこの作品に込められているなと感じました。喧嘩のシーンが多かったのでクランクイン前は体づくりをしていました。撮影が始まってからはみんなが本気で現場に食らいつきたくなる主人公でいようと考えていました。

 加藤雅也さんとは現場ではなんでも話していました。役としても演者としても雅也さんに本気でぶつかっていた気がします。ご自身の経験や、芝居をするときに大事にしていることを僕らにも言葉で説明してくれる優しさや、現場に入る前に監督と意見を交換してキチンとイメージをすり合わせてから撮影に入る真摯(しんし)な姿を見せてくださいました。カッコいい人です。

 2年前の撮影期間中、みんなが本気で全力でした。観た人の心の中に一筋、光を投げてくれる作品です。この作品に携われて幸せでした。不器用で純粋で真っ直ぐな海星をこの作品のもつパワーを映画が映画館で放つ輝きを期待して是非劇場に足を運んでいただきたいです。

■加藤雅也(坂本玄海 役)コメント全文

 Yuki Saito監督とは以前、短編映画を一緒に制作させていただいたのですが、今回は長編映画でご縁をいただいて、オファーをいただいた時はとても嬉しかったです。

 生きる気力をなくした男という役柄は今までやったことがなかったので、原作を読んだ時は挑戦できる嬉しさがこみ上げてきました。“最愛の妻を亡くした男”という役柄なので、妻との出会いからどんな人生を歩んできたのか、その点に重きを置き、具体的に考えました。

 佐藤寛太くんはフレッシュさがあり、役を体で演じる役者さんだと感じました。伸びやかで良いですね!これからとても楽しみな俳優さんです。

 いま人々が必要としている”思いやり”がテーマの映画です。妻への“思いやり”、残された夫への“思いやり”、父親から息子への“思いやり”、母から残された子への“思いやり”。みんなが繋ぐ“思いやり”の大切さ、そして“思いやり”で繋がる人々の絆。“思いやり”でその人の人生も周りの人の人生も変わる。そんな事を感じさせてくれる映画です。ぜひ観てください。

■Yuki Saito監督のコメント

 柳内大樹先生の「軍艦少年」を航海図に、キャスト&クルーと軍艦島に降り立った時、歴史を感じさせる圧倒的な存在感に心が躍り、もう朽ち果ててしまいそうな詫びしさと自然に還っていく再生力を感じました。佐藤寛太くんと加藤雅也さんを筆頭にエネルギーに満ち溢れたキャラクターが暴れ回り、母の深い愛に涙するジェットコースターみたいな家族の再生物語です。是非『軍艦少年』行きの船に乗って、スクリーンで体感して頂ければ幸いです。

■原作:柳内大樹

 僕はその時々の自分の気持ちを作品にぶつけるタイプなのでこの「軍艦少年」は今までで一番気持ちを込めて描きました。ところがあまり売れなかったので(笑)今回映画化のお話をいただいた時は本当に心からうれしかったです。

 長崎の軍艦島の撮影を見学させてもらえたのですが、その時の佐藤寛太くんの演技を見て僕の中の主人公の海星のイメージ通りすぎて驚きました(笑)。加藤雅也さんは御本人の色気&オーラに圧倒されました!

 「軍艦少年」を描くきっかけは僕が大切な人を亡くしたことでした。テーマは“大切な人の死をどう乗り越えるか”です。亡くなった人の気持ちはわかりませんが、亡くなった人の立場になって想像することはできます。この映画を観て新たな“門出”になっていただけたら幸いです。

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