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シャマラン監督『オールド』コロナ禍での撮影、ハリケーン被害を振り返る

コロナ禍で撮影した最新作『オールド』が公開中のM・ナイト・シャマラン監督 (C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.の画像

コロナ禍で撮影した最新作『オールド』が公開中のM・ナイト・シャマラン監督 (C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.

 『シックス・センス』(99)『スプリット』(17)ほか、話題作を次々生み出すスリラー映画の名手M・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』(公開中)。シャラマン監督をはじめ、製作スタッフ陣が撮影時の貴重なエピソードを語った特別映像を紹介する。

【動画】監督・スタッフが影時の貴重なエピソードを語る特別映像

 本作のテーマは、“時間”。バカンスを過ごすために訪れた美しいビーチで、時間が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われ、謎を解かなければ脱出できない状況に置かれた家族の恐怖とサバイバルを描く。

 開口一番に「現場での撮影準備はまさに悪夢だった」とシャマラン監督が語る本作の撮影は、2020年新型コロナウイルスの世界的な流行によって、あらゆる主要都市がロックダウンされていた時期に行われた。

 場面設定はほとんど一ヶ所だったため、その撮影場所を探すことが製作者にとって最重要タスクとなった。撮影の準備として、まずは主な舞台となる美しいプライベートビーチ、そして2つ目はホテルのロケ地探しから始まり、間もなくカリブ海に目を付け、中でもドミニカ共和国で検討を重ねる。

 シャマラン監督と主なスタッフたちは3ヶ所を候補として挙げ、最終的に、息を飲むほどの美しい景観だけでなく、本作の世界観に必須となる適度な孤立感を持つサンタ・バーバラ・デ・サマナのマジェスティック・ビーチを主な撮影場所に決めた。このドミニカ共和国での撮影は、シャマラン監督において、初の試みである米国外での撮影となった。

 コロナ禍というだけでなく、撮影地がドミニカ共和国という小さな国での撮影ということで必要な備品や人材をすべて準備して現地入りしたこともあり、撮影は過酷なものになった。過去に『ヴィジット』(15年)、『スプリット』、『ミスター・ガラス』(19年)といった近年のシャマラン監督作品で何度もタッグを組んできた製作のマーク・ビエンストックも「撮影は苦労の連続だった」と語っている。

 美術監督のネイマン・マーシャルは、「崖に周囲を囲まれ周囲と遮断されたビーチという発想は面白い仕掛けだ。視覚的にも物語的にもね。思わずシャツを脱いで飛び込みたくなるような海だ」とロケ地として選ばれたサマナのビーチの魅力について語る。しかし、悪夢のような撮影準備期間を乗り越えたスタッフたちを待ち受けていた障害は、コロナウイルスだけではなかった。ようやくロケ地が決まったものの、撮影期間は運悪くハリケーンのシーズンと重なってしまったという。

 「文字どおり世界中を探し回ったよ、私の頭の中にあるようなビーチをね。結局カリブ海で撮ることになったが、コロナもハリケーンも保険に入れなかった。そして崖を作ったところで、ハリケーンに襲われた。リスクの多い撮影だった」と当時起こったハリケーンによる壮絶なアクシデントについてシャマラン監督は語る。

 しかし、そんな中「限られた時間で撮るからミスはできない。1日だって延期できない中、本作を撮り切れたことを誇りに思うよ」と語り、コロナウイルスやハリケーンなど数々のアクシデントや制約を乗り越えて完成した本作に自信をのぞかせている。

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