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“昭和96年”に作られた懐かしごはんシリーズに累計400万再生 華やかさへの疑問が着想のきっかけに

「画質が昭和40年代なのに、風景がもろ令和で面白い」と話題の昭和96年シリーズ(画像提供:Genと文庫食堂さん)の画像

「画質が昭和40年代なのに、風景がもろ令和で面白い」と話題の昭和96年シリーズ(画像提供:Genと文庫食堂さん)

 ザラザラとした画質と棒読みのナレーションで繰り広げられる「昭和96年に作られた料理」シリーズに「クオリティ高すぎて途中まで昔の番組だって信じてた(笑)」「昭和感に癒される」「昭和生まれじゃないのに何故か懐かしさを感じる」などのコメントが多く寄せられている。配信主である「Genと文庫食堂」さんに、昭和ノスタルジーを感じさせるコンセプトの背景や制作のこだわりを聞いた。

【動画】「昭和96年を生きる人間の深夜定食」背徳すぎる組み合わせ…米を炊いて唐揚げ漬け込み、卵焼きにソーセージも

■毒の入ったナレーションも好評「昭和のテレビもかなり口が悪いので相性はいいかな」

――テロップのフォント、映像画質の質感や、音の雑味、玉音放送のようなナレーション…料理動画はタイトルにもある通り、まるで昭和に放送された実在の料理番組を見ているかのようですが、着想のきっかけは何でしょうか。

【Gen】これまで投稿した料理動画はなるべく“美しく、はっきりと映す”ことを目標に作っていましたが、華やかさや高画質を追い求めることに疑問を持ちまして、その対局に位置する“余計なものはいれず、シンプルなものを粗く映す”というテーマでやってみようと思い立ちました。

――“昭和96年シリーズ”のコンセプトについて教えてください。

【Gen】おそらく皆さんがノスタルジーを感じる時代、昭和初期から、それほど技術革新が起こることもなく時間が流れた世界線の料理番組、というコンセプトです。昭和96年を西暦に直すと2021年となるので、現代のパラレルワールドといったイメージです。

――動画には「ナレーションのトーク力がすごく面白い」「映像だけでなく語りもたまに毒があったり面白くて好き」「昭和とちょびっと令和の感じ残すの好き」など、さまざまな反響が寄せられています。“昭和96年シリーズ”を制作するうえで大切にされていること、こだわっていることはどんなことでしょうか。

【Gen】反響については、楽しんでいただけて素直に嬉しいです。コンセプトでもお話しした通り、昭和の映像を忠実に再現することを目的としていません。あくまで昭和96年ですから、少しの現代感をあえて混ぜ込んでいます。毒を吐くのはこれまで投稿してきた動画同様、通常運転です(笑)。それに昭和のテレビもかなり口が悪いので相性はいいかなと(笑)。

■喫茶店でよく食べた思い出のナポリタン「ちょっと可愛い女の子が向かいに座って…」

――ナポリタン、豚汁、ウィンナーてぇしょく、ハムエッグてぇしょく、ライスカレーなど、メニューのラインナップも懐かしさを感じるものばかりですが、メニューはどのように決めていますか。

【Gen】これまで自分が定食屋や喫茶店で食べてきたメニューです。なるべくシンプルな調理法を心がけています。

――ご自身の中で思い入れのある回とそれにまつわるエピソードを教えてください。

【Gen】ナポリタンですかね。学生時代朝までやっている喫茶店によく行っていて、ナポリタンを食べてました。店が空いていると一人の時でもボックス席に案内されるんですけど、ちょっと可愛い女の子が向かいに座って宗教勧誘してきたのは良い思い出です。

――どんな人に動画を見てもらいたいですか。

【Gen】特に誰に見てもらいたいということはありませんが、実際に昭和生まれの方が笑ってくださるのは嬉しいです(笑)。

――Genさんにとって料理とは何でしょうか。

【Gen】無形文化遺産です(笑)。それこそ音楽と同じようにレシピや味さえ誰かが覚えていたら、繋げますから。誰かに繋ぐことに何かしらの意味を感じています。

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