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80年代のエイズ危機を描いた海外ドラマ、オリー・アレクサンダーのインタビューが到着

英国で社会現象となったドラマ『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』(全5話)主演のオリー・アレクサンダー (C) RED Production Company & all3media internationalの画像

英国で社会現象となったドラマ『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』(全5話)主演のオリー・アレクサンダー (C) RED Production Company & all3media international

 Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて、きのう17日より独占初配信されている海外ドラマ『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』(全5話)。『ドクター・フー』を手がけたラッセル・T・デイヴィスが、HIV/エイズに関する正しい知識が少ない時代に、支え合い明るく生き抜いた若者たちを描いたドラマ。このたび、配信を記念し、主演を務めたオリー・アレクサンダーが作品の見どころを語ったインタビュー映像が到着した。

【動画】オリー・アレクサンダーのインタビュー映像

 本作は、1981年ロンドンが舞台。同性愛者のリッチー、コリン、ロスコー、アッシュと彼らの親友ジルの5人が、ピンクパレスと名付けたアパートで共同生活を始める。さまざまな葛藤を抱えながらも楽しく暮らす5人だったが、HIVの感染が急激に拡大し仲間が次々とエイズを発症していく。

 主人公リッチーを演じたオリー・アレクサンダーは、世界的人気ミュージシャン「Years & Years」としての活動でも知られ、LGBTQ+アクティビストとしても活躍しているアーティスト。『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』など映画出演の経験を積んだアレクサンダーが、本作で満を持して初の主役の座を射止め、音楽同様に豊かな表現力で魅力たっぷりの演技を見せている。

 インタビュー映像でオリーは、自身の役どころについて「人生を謳歌しており、夢は役者になることと常に大きな夢を描いている人物だ。この作品で描かれるのは自分が何者かを模索する若者たちだ」と、本作のテーマ性とあわせて語り、物語の重要なポイントについては「僕自身がゲイとして初めて知る歴史が描かれている。脚本を読んだ時、主人公たちの恐怖や困惑、個性を模索する姿に共感できた。エイズ危機が何百万もの人たちに与えた衝撃は痛みを伴うけど、忘れてはいけないんだ」と深い共感を示した。

 さらに、本作で描かれているHIVについて「今でもHIVについて誤解が多い。当時の人々は完全に混乱していて、理由も分からずに姿を消したり、亡くなったりした人たちがいた。同性愛への嫌悪感や偏見によって、恐怖心が政府のトップからメディアにまで広がった。そんなに昔の出来事ではないのが本当に衝撃的だ」と当時の混乱とあわせて言及。

  「少なくとも英国に関して言えるのは、長い闘いの末にLGBの人たちの権利は守られている。トランスジェンダーはいまだに守られていない。一方でクィアについてはメディアによって認知度が高まってはいる。だけどまだ世界的に見ると、ただ自分として生きているだけで、差別や迫害され苦しんでいる人たちが多くいる」と現在の課題についても語り、苦しんでいる人がいる現状を訴えた。

 ドラマの製作現場については「限られた時間で協力し合ってすばらしいドラマを作っている。その中に僕がいるなんて信じられないよ」と太鼓判を押した。

 本作は、精鋭的&革新的な作品ラインナップで知られるイギリスの放送局・チャンネル4で公開されるやいなや、同局史上“最もイッキ見(ビンジ)されたシリーズ”に。イギリスでは本作の放送・配信後の1週間でHIV検査数が記録的な回数に達するという社会現象へと発展するなど、空前のムーブメントを引き起こしている。

 さらにHBO MAXが製作に参加し、北米での配信も行ったことからその勢いは世界中へ波及。米誌TIMEは「2021年1番にチェックすべきドラマ」と賞賛し、米紙USAトゥデイも「2021年のベストドラマ」(※当時)と称えた。

■ クイーン、ワム!ほか80年代音楽にも注目

 本作の原題「IT’S A SIN」は劇中にも流れるペット・ショップ・ボーイズの同名曲(邦題「哀しみの天使」)が由来になっており、オリー・アレクサンダーによる「Years & Years」も同曲をカバー、リリースしている。

 放送後には本作を見て感動したエルトン・ジョンが、アレクサンダーに連絡しイギリスのグラミー賞とも言われるブリット・アワードにおいてコラボパフォーマンスを披露したことでも大きな話題になった。

 また、本作のBGMはクイーン、カルチャー・クラブ、ワム!、ユーリズミックスなど当時ゲイ・コミュニティでも特に支持されていた80年代の人気ポップスが満載。それぞれのシーンに合った懐かしい楽曲が流れ、ドラマを痛快に盛り上げていく。

■製作総指揮・脚本のラッセル・T・デイヴィスとは?

 イギリスの人気長寿ドラマ『ドクター・フー』でもシーズン初期から脚本・製作総指揮を務め、ヒュー・グラント&ベン・ウィショー出演の傑作『英国スキャンダル ~セックスと陰謀のソープ事件』でエミー賞にノミネートされた経歴もあるラッセル・T・デイヴィスが、本作の製作総指揮・脚本を担った。

 これまでに『Queer as Folk(原題)』(1999年)、『Cucumber(原題)』(2015年)など多くの作品で同性愛を描いてきた彼が、謎の病HIV/エイズが席巻する80年代のロンドンを舞台に、ゲイの若者たちが偏見、恐れ、不安、死に共に立ち向かう姿を描いた本作。彼自身1981年当時は18歳で、日に日にエイズの恐怖が身近に迫って来る恐怖を感じたという実体験をベースにリサーチを重ねたことで生まれた作品である。

 さらに「恋人、敵、犯罪者、聖人などは演じるものだが、ゲイというものは演じるものではない」という信念のもと、ゲイのキャラクターには実生活でもゲイを公表している俳優を起用。オリーの仲間となるゲイ・コミュニティに集う若手のキャスト陣の好演も必見だ。さらに、『ゴーン・ガール』のニール・パトリック・ハリスや「ホビット」シリーズのスティーヴン・フライらベテラン俳優陣が脇を固める。

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