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【青天を衝け】志尊淳「前に行く人だけが主役だとは思わない」 サポート役も“誇り”

『青天を衝け』で杉浦愛蔵を演じている志尊淳(C)NHKの画像

『青天を衝け』で杉浦愛蔵を演じている志尊淳(C)NHK

 俳優の志尊淳がこのほど、大河ドラマ『青天を衝け』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の合同インタビューに応じ、本作で演じる杉浦愛蔵(譲)について、これまでの撮影、そして主人公・渋沢栄一を演じる吉沢亮への思いを語ってくれた。

【場面写真】“パリ編”で…吉沢亮と並ぶ志尊淳

 志尊が演じる杉浦は、徳川昭武(板垣李光人)の随員としてパリ万博へ派遣され、そこで栄一と親交を深め、やがては家族ぐるみの付き合いをするほどになった人物。明治維新後は静岡へ移り、やがて明治新政府に出仕。栄一が立ち上げた民部省改正掛の一員となり、前島密らと郵便制度の確立に努めたという。

 オファーを受けるまでは「杉浦愛蔵を知らなかった」という志尊だが「これまではフォーカスされてこなかった方ですが、実際はものすごい功績をあげている。人柄も愛されていて、陰で渋沢さんを支えているということも知りました。武士の時代ですが、良い意味で武士らしくないといいますか。違うフィールドで渋沢さんを支えられるようにしたいと最初に思いました」と杉浦愛蔵という人物の魅力に引き込まれていったという。

 4日に放送された第21回「篤太夫、遠き道へ」で初登場し、11日からスタートした“パリ編”では栄一(篤太夫)とともにパリへ。いずれ“親友”となる栄一との関係をどのように詰めていくか聞かれると「そこは本当に難しいところです。仲が深まっていく過程をすべて画面で見せられるわけではないので」と杉浦を演じる上で課題となるポイントだったと話す。

 「台本のないところで、監督(演出)の田中健二さんが、物理的に仲良くなるシーンを作ってくださいました。台詞を通して感じること、その距離感を尊重していきました。その場その場で、渋沢さんのサポートに回ることが、2人の絆につながっていくのかなと考えます」と役割をまっとうすることで自然に距離感を近くさせていった。

 主人公・栄一を演じる吉沢とは過去に同じ作品(映画『一度死んでみた』)への出演経験はあるものの、しっかり共演するのは今回が初めて。「大河ドラマという歴史的作品で、同じ役を1年通してやるのは役者として試されたり、戦うものがたくさんあると思う。それをやりとげているということで尊敬しますね。横で見ていても台詞がとんでもない量なので(笑)。これを1年続けるのは生半可な気持ちではできないと思いますが、(カメラが回っていないときに)笑顔も見せてくれるので、コミュニケーションをとりながらやっています」と吉沢と息をあわせながら撮影に励んでいる。

 栄一という人物については「前に歩み続ける姿は本当に素晴らしく思いますし、なにかに捧げて没頭できる人は魅力的。『自分も挑戦してみたい!』と思わせてくれる人だなと感じています」という。

 一方、自身が演じる杉浦は「渋沢さんを支えたいという思いが強いと感じます」としつつ「(本作では)渋沢さんが主役ですが、前に行く人だけが主役だとは思わないんです。それぞれに役割があって『支える』というのは『従う』ではなく、支えるという大変な仕事に全力を注ぐ。渋沢さんのことを『すてきだな』と思うからこそついていくのかなと解釈しています」と語る。

 続けて「あの時代に海外に行くのは、生きて帰れるかもわからない。史実を読んでも明確で、外に出ることがどれほど大変なのか…。渋沢さんと同じ釜の飯を食うではないですが、それぞれにしかわからないことがあって、何にも変えられない経験だったと思います。海外の文化を学んで日本にも伝えたいということに誇りを持っていたんだと思います」と栄一と同様にうちに秘めた熱いものを持っていた人物だと力説する。

 その上で「杉浦さんが生きてきた功績を、自分が役を通して伝えたいです。杉浦さんの本を拝見すると、これまでフォーカスがあたってこなかっただけでやっていることはすごいこと。恩着せがましいかもしれませんが、少しでも杉浦愛蔵という名前が広がるように、役と向き合っていきたいなと思います」。

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