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老人が罵られ、大変な目にあう『アミューズメント・パーク』予告編

『ゾンビ』で知られるジョージ・A・ロメロ監督による幻の未発表作品『アミューズメント・パーク』(10月15日より全国順次公開)(C)2020 George A. Romero Foundation, All Rights Reserved.の画像

『ゾンビ』で知られるジョージ・A・ロメロ監督による幻の未発表作品『アミューズメント・パーク』(10月15日より全国順次公開)(C)2020 George A. Romero Foundation, All Rights Reserved.

 ゾンビ映画の第一人者であり、ホラー映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に撮った作品で、約3年前にその存在が確認された映画『アミューズメント・パーク』が4Kレストア版で日本初上陸。10月15日より新宿シネマカリテ(東京)ほかにて全国で順次公開される。その予告編、新たな場面写真が届いた。ロメロの命日である7月16日に、新宿シネマカリテ(東京)で先行上映が行われる。

【動画】映画『アミューズメント・パーク』予告編

 予告編は、「外は楽しくない」と落胆するボロボロの老人(リンカーン・マーゼル)に対し、「自分で確かめる」といい、意気揚々と外出する綺麗な装いの老人(リンカーン・マーゼル)から始まる。

 若者たちで賑わうアミューズメント・パーク。老人は混雑の中での移動は困難で邪魔者扱い。スリにもあう。人々は老人に厳しい。「誰もが行きつく先…」というテロップが、観るものの目を覚まさせる。そして老人は「何も…何も…何もないんだ」と嘆く。老人の後ろ姿をとらえたカットの、その肩の落ち方が凄まじく、観ているこちらもいたたまれなくなる。

 本作はもともと年齢差別や高齢者虐待について世間の認識を高めるためにルーテル教会がロメロに依頼した企画だったが、出来上がった作品は老人の悲惨な状況が容赦なく映され、そのあまりにもストレートに当時のアメリカ社会を描いた内容に依頼者はおののき、封印されていた。ロメロがある意味での教育映画を撮っていたという希少性。ホラー映画ではないがロメロの視点で現実を映し出した貴重な作品となる。

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