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『懐かないからいらない。あげる』ソマリの子猫との衝撃的な出会いに「買うと飼うは全然違う」「幸せを願っています」

飼い主さんのもとで幸せに暮らすソマリの女の子、しぴちゃん(画像提供:@chipie0826)の画像

飼い主さんのもとで幸せに暮らすソマリの女の子、しぴちゃん(画像提供:@chipie0826)

 9ヵ月になるソマリの女の子“しぴちゃん”と、5月に保護した“おこめちゃん”。飼い主さんは日々、2匹の元気な様子をTwitterで投稿しているが、最初に暮らしていたしぴちゃんとの出会いは動物を愛する人たちにとっては、とても胸が痛むものだった。しぴちゃんとの出会いを振り返って思うこと、動物と暮らすということについて飼い主さんに聞いた。

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■ふらりと立ち寄ったペットショップ 子猫のかわいさに友人は即購入

――しぴちゃんを保護したきっかけについて、Twitterでもつづられていましたが、改めて聞かせてもらえますか。

友人とふらりと立ち寄ったペットショップで出会いました。友人がそれを気に入り、抱っこさせてもらって、何度もその可愛さを確認し、購入を決めていました。その日は友人とうちで遊ぶ予定でしたので、一旦その猫を私の自宅に連れ帰り、まだ緊張している子猫と、それを興味津々に眺める友人の姿を見て、私は仕事に行きました。

――2人きりになった後、変化があったそうですね。

「どう?」と時より連絡をいれると、「一緒に映画見てる!これからごはん!」など早速その生活を楽しんでいるようでしたが、その夜でした。友人が「懐かない。もういらない。あげる。」とLINEがきたんです。

――そのようなLINEがやってきた時の飼い主さんのお気持ちは?

勤務中でしたがすぐに電話して、「まだ緊張してるんだよ。そのうち慣れるから、とにかく私が帰るまではそこにいて」と伝えましたが、帰ると友人の姿はそこにはありませんでした。あんなにかわいいといって、大事そうに抱っこしていたのに…この数時間でそんなにも気持ちが変わってしまうなんて。この子猫が不憫で不憫で仕方がありませんでした。人間の言葉がわからなくて本当に良かったとさえ思いました。もしかしたら、感じ取っていたかもしれませんが。

――その後どうされましたか?

次の日、友人に「懐かないのは時間がまだ経ってないからだよ」と説得して、ペット用品を買いに一緒にペットショップに行ったんですが、友人はそこにいた別の猫(トンキーズ)に目を奪われてしまい、その場から離れられなくなっていました。

――そんなご友人の姿を見て、しぴちゃんと暮らすことを決めたんですね。

目の前でこのトンキニーズをほしがっている友人のことを見て、今後のしぴのことを不安に思いました。しぴの購入にかかったすべての金額(ワクチン等、諸々込みで22万円程)を支払い、私が引き取ることにしました。お金を払わなかった場合、あとあと返してほしいと言われた時に(しぴを)返さないといけないことになるかもしれないと思ったので、自発的に払いました。

■いつかは飼いたかったペット…動物と暮らすことへの不安も

――引き取る決断ができた理由は?

元々、猫を飼いたくてペット可物件に引っ越していたのですが、ペットショップでの購入はお金に余裕ある人がすればいいと思っていました。自分は捨て猫や野良猫を保護したいと思っていて、でも里親は条件が合わず、「まぁいつか飼えたらいいな、出会いがあれば!」のスタンスでしたので…。

――心づもりはあったとはいえ、すぐ決めるにはとまどいもあったのでは?

ペットショップで見た時に可愛いと私も思いました。しかし飼うと決めた後に、飼うって決めたし、猫大好きだけど、最後まで責任持てるだろうか、愛せるだろうかという不安はありました。…結果、溺愛しています。

■一緒に暮らし始めて半年が経過 しぴと出会わせてくれた友人に感謝

――いま改めて、しぴちゃんを迎え入れて、思うことはありますか?

その友人とは疎遠になりましたが、感謝しています。こんなにかわいい子と暮らしていけることになって、本当にありがとうと思っています。この話で、友人を「なんてひどいやつだ!」と言ってもらいたいわけでもないし、私のことを「やさしいですね!」と言ってもらいたいわけでもないんです。ただただ、“命を簡単に買ったり、捨てたり、しないでほしい”ということ。

――この出会いを経て、保護猫や動物と暮らすことへの意識の変化はありましたか? 5月には子猫(仮称おこめ)を救出されて、現在トライアルとして暮らしていますね。

私はたまたま病気も怪我もない猫を2匹保護しましたが、そうじゃない猫ちゃんたちを保護している方は本当にすごいなぁと、素晴らしい活動をしているなぁと思います。身を削ってまで猫ちゃんの命を救いたいという思いが素晴らしいです。その一方で、「さびしいから動物を飼う」「飼ってみたら大変だった、いらない」など簡単に手放す人も多いので、本当に安易に動物を飼わないで欲しいと思いました。

――しぴちゃんの避妊手術完了の報告とともにTwitterで語った出会いの話ですが、このタイミングで告白しようと思ったきっかけはあったんですか?

避妊手術ってやっぱり、猫も子どもから大人に変わる一つの節目だと思っています。その時にしぴとの出会いを振り返ってみたら、なんとなく指が動いていました。おこめちゃんとも出会い、すべての猫が不慮の事故や病気に合わず、人生を全うできる日がくると嬉しいと思いました。

――今共に暮らすしぴちゃんとおこめちゃん、2匹に飼い主さんが伝えてあげたいことがあればお聞かせください。

「うちにきてくれてありがとう、毎日幸せです」と伝えたいです。

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