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Snow Manラウール、単独映画主演で芽生えた成長願望「一人になっても魅せられる力がある人でいたい」【インタビュー】

映画『ハニーレモンソーダ』に主演するラウール(C)2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会(C)村田真優/集英社の画像

映画『ハニーレモンソーダ』に主演するラウール(C)2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会(C)村田真優/集英社

 人気グループ・Snow Manのラウール(17)が単独初主演する映画『ハニーレモンソーダ』が9日に公開を迎える。日本人離れした驚異的なスタイルと、グループ最年少ならではのピュアさのギャップで多くのファンの心を掴んでいるラウール。グループとしてもソロとしても快進撃をみせるなかでも、今回の単独初主演を経て「成長したいという欲も出てきました」と願う姿は、まるで太陽に向かってまっすぐと背を伸ばす向日葵のようでもある。そんな彼に、今作で改めて感じた自分自身のことや、仕事に対する思いなど話を聞いた。

【動画】ラウールの胸キュンぜりふ10連発 6秒予告映像

 今作は、村田真優氏による漫画雑誌『りぼん』(集英社刊)連載、累計発行部数700万部突破の人気漫画を実写化。内向的な性格で不器用なヒロイン・羽花(吉川愛)が、いつも塩対応でクールだけど、本当は誰よりも優しい、レモン色の髪がトレードマークのまるで“レモンソーダ”のような男の子・三浦界(ラウール)に出会い、仲を深めていく中で自身も成長を遂げていくラブストーリー。胸キュンな恋模様に加え、周囲の人と交わり、次第に殻を破っていく羽花と、自らの過去に向き合う界の人間ドラマの要素も多く描かれている。

■「自分は全くと言っていいほど熟していない存在」―― 一人になって実感するメンバーのありがたみ

――まずこの作品への主演が決定して、率直な感想はいかがでしたか。

今までこういった機会もなかったし、Snow Manでいったら、ラブストーリーをやるのは僕じゃないと思っていたのでびっくりしました。主演も、僕の中では信じられない。映画に出た経験も少なかったので、初めてづくしのお話に、幸せ者だなと思いました。界くんは自分とかけ離れた存在で、同性から見観ても尊敬できる男の子だったので、そうありたいなとまずは髪型を変えたり、見た目からどんどん変わっていきました。

――そんな界と自分で似ているところはありましたか。

ほとんどないですね。むしろ、お手本、尊敬できる部分がある。設定では高校生だけど大人にこういう考えの人がいたらイケてるなと思うし、将来、自分もこういうマインドの大人になれたらいいな。例えば、「好きな人を守りたい」という気持ちは、今の自分には難しいから、将来好きな人ができたら「守りたい」と思えるような人でありたい、先生みたいな存在ですね。

どちらかと言えば、羽花ちゃんの方が性格には近い部分が多いかもしれません。ただ、そこまで僕は、人間関係の部分で変わりたいと思ったことはあまりないですが、人間として『成長したい』みたいな欲は常に持っているところは共通点であり近い部分だと思います。羽花ちゃんの『私はこれでいい』じゃないみたいな感じが共感できました。

――単独初主演の現場は、いつもと違いましたか。

いつもはメンバーに囲まれて気持ちの拠り所があるなかでやっています。単独初主演でいざ、パッと外に出ると、自分は全くと言っていいほど熟していない存在だと改めて気づくことができた。こういう現場で経験を積んで成長したいという欲も出てきました。自分の芸能生活の刺激にもなったし、いつもやっていることも大切だけどそれを輝かせるには、こういう経験も必要なんだと、一人になっても魅せられる力がある人でいたいと思いました。

――撮影後、家で反省することなどはありましたか。

毎日のように反省していましたね。反省というか『これで合ってたのかな』というの不安と、寝て、『明日もやるしかない』と奮い立たせることの繰り返しでした。

――自分の殻を破ろうともがく羽花の姿も魅力的ですが、ラウールさんは今、変わりたい願望はありますか。

背が伸びて、顔つきが変わったり身体の成長があったりするなかで、もっと心が大人になれたら良いと最近思うようになりました。自分の気分が落ち込んでいるときでも、人を大切にできるような人になりたいです。

――自分を精神面で強いと思うか弱いと思うかどうか。

どちらでもないような気がします。人生経験も浅く、ピンチを乗り超えた経験も少ない。どんどん自分の存在が形成されて大変なことがあったときにわかるのかな、と思います。

――まわりの方で『この人は強い』と思う人はいらっしゃいますか。

滝沢(秀明)くんは強い。東京で5番目くらいに忙しいと思うんですけど(笑)。それでもブレないから強い人だな、と尊敬します。それこそ大変なことや、ピンチでも冷静だから余裕があって、そういう大人になりたいと思います。

――自分自身のこともよく客観視されている印象ですが、この作品を経験する前後でなにかご自身のなかで変わったことはありましたか。

初めて話を聞いた時に、終わることの想像ができなかったのですが、絶対にやりきる瞬間はくる。始まれば終わる、という精神が身につきました。最近だと、舞台をやっていて、その舞台のオープニングのときに大変な舞台が始まった、と思うんですけど、いつかは終わる。だから肩の力を抜いて臨めばいいんだなと思うようになりました。

■ゼロイチの作品づくりに「胸が熱くなりました」次作にも意欲

――Snow Manとして、ステージではスタイリッシュなかっこよさを魅せていますが、界も学校では人気者。アイドルの自分とは違った“かっこよさ”の表現はいかがでしたか。

確かに、人気者で「きゃー!」と叫ばれることは、本業のアイドルに近いから、それを持ってくるのもアリなのかもしれないけど、それも違う気がして。頑張って自分のなかで自分とは別のものを作っていこうという感覚でした。

――普通の高校生のカリスマ性みたいな?

僕にはあまり見たことのないタイプだと思うくらいのきらめきがあった。難しいけどリアルと少女漫画の世界観のバランスというか。割り切ってそこはこういうものだと、自分が少女漫画に入ったような気持ちで演じてみようと思う瞬間もあれば、もう少しリアルに寄せたほうがいいかな?とか考えながら演じました。

――自分でかっこよさが出せてたな、と思うシーンはありましたか。

難しいですね、自分で言うのは…(笑)。むしろどうでしたか?と聞きたいくらいです。界くんは、色眼鏡を持たないというか純粋な目で人と向き合う面がかっこいい。この子は弱そうでイジメられてて声も小さくて…、というフィルターをかけずに羽花をみているのがかっこいいです。備品倉庫とか2人だけでの空間のシーンではそれが表れているのかなと思います。

――実際に完成版をみていかがでしたか。

すごく不思議な気持ちになりました。二度と会えないこの瞬間の自分が形に残ったということがなによりうれしかったです。

――すでにメンバーはご覧になってますか。

メンバーも観てくれています。普段お互いを褒め合う機会ってあまりないので、この映画を観ていて、ここが良かったよといろいろ言ってもらえたのが、公開までの不安を和らげてくれましたね。佐久間(大介)くんは少女漫画がすきで、熱量も高かったです。それがうれしかったですね。

――ラウールさんご自身でもキュンキュンした、シチュエーションやせりふはありますか。

海を羽花ちゃんと2人で走っているシーンはキュンキュンしましたし、すごく不思議な気持ちでした。そういう機会も普段ない分、すごく貴重さも自分のなかで感じましたし、役としてだけでなく、自分としてもいい機会だなと、どの場面でも思いました。

――備品倉庫で2人で過ごしたり、ショッピングや食べ歩きデートシーンもありますが、ラウールさんの理想のデートを教えてください。

僕は結構お散歩がすきなのでお散歩したいです。劇中だと、みなとみらいを歩いているシーンがあって、お散歩するだけでもいいですね。

――会話がなくてもいい?

会話はしましょう、さすがに!(笑)。お散歩だったら頑張らずにトークできるんじゃないかな、と思います。

――パンフレットでは『羽花ちゃんのことも原作の時点から大好きだったすごくだいすきになった』とのことでしたが、どのような部分に惹かれましたか。

自分の性格とか人間性が十分魅力的なのに、それに気付いてなかったり、謙虚なところがいいな、と。自分が認めてあげたくなります。君は十分すてきなんだよと、実際にこういう子がいたら伝えてあげたくなると思います。

――メインキャストで10代はラウールさんお一人。そんな現場の雰囲気はいかがでしたか。

みなさんお芝居のプロの方たちなので、いろいろとリードしてもらい、楽しくやらせてもらう環境をつくっていただけたと、感謝しています。とにかくすごく明るいメンバーが揃っていて、それに引っ張られて楽しく過ごせました。坂東(龍汰)くんは陽気で人を楽しませることが得意だし、それに思う存分笑ってテンションが上がりました。

――映画への熱意みたいなものが高まった感覚はありましたか。

作る過程から完成まで、すごく不思議で、なにもなかったものが人の手で出来上がるのは胸が熱くなりました。その経験がまたいつかできたら良いな、と思いました。

こういう現場を初めて経験して、普段、何気なく毎日テレビで流れているものでも、さらっとお芝居しているようにみえて、めちゃくちゃすごいことをしているな、と感じました。みなさんの姿がとても刺激になりました。

――青春映画はいろいろありますが、ラウールさんが感じる今作ならではの魅力を教えてください。

付き合う前だけでなくで、付き合った後の感じがたくさん描かれていて、僕的には付き合ってからの2人の感じが結構すきです。これぞ“恋愛”といった感じで、恋に落ちて実ってからが描かれているところがいいな、と思いますね。

■ラウール・プロフィール

東京都出身、2019年1月にSnow Manに加入、2020年1月にCDデビュー。
グループとして映画『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』に主演。ソロとしては連続ドラマ『簡単なお仕事です。に応募してみた』(2019年、日本テレビ)、『決してマネしないでください。』(2019年、NHK総合)に出演するほか、ファッション雑誌『MEN’S NON-NO』(集英社刊)隔月モデルを務め、東京ガールズコレクションにも出演。

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