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RAD野田洋次郎、ロッキン中止に本音吐露「『ふざけんな』という気持ち」「準備する機会与えてほしかった」【コメント全文】

RADWIMPS・野田洋次郎 (C)ORICON NewS inc.の画像

RADWIMPS・野田洋次郎 (C)ORICON NewS inc.

 ロッキング・オン・ジャパンは7日、8月7~9日、14・15日に茨城・国営ひたち海浜公園で行う予定だった音楽フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021』の開催中止を発表した。これを受け、ロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎が8日、ツイッターで自身の思いを明かした。

【写真】ロッキンへの思いをつづった野田洋次郎

 ロッキング・オン・ジャパンは公式サイトにて、2日に茨城県医師会および県下26の医師会等による中止要請があったことに触れ、「医師会からの中止要請を重く受け止め、事務局内で協議を重ねた結果、ROCK IN JAPAN FESTIVALの開催を断念するしかないと決断しました」と説明していた。

 野田は8日未明にツイッターを更新。『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021』が中止になったことについて「僕ら出演者もこの夏こそはという思いで臨んでいた中、無念です」と語った。一方で、東京五輪の準備が着々と進められていることに触れ、「有観客、無観客に関わらず五輪開催による感染者数の増加はすでにたくさんの専門家の意見でも明らかな中、開催は既定路線として進みました。その裏でこういった国内の産業やイベントが犠牲を払う図式にやりきれない思いです」とつづった。

 「5万人以上といわれる外国人を受け入れる五輪開催は許され、感染対策など1年以上かけ準備してきた国内のイベントを中止させる決断を受け入れなければいけないのでしょうか」と疑問を呈し、「せめてフェス開催まであと1ヶ月あった中、五輪同様最後まで開催を前提にあらゆる準備をする機会を与えてほしかったです。五輪中、五輪後のイベント開催の中止を今要請するというのは、あまりに横暴に感じます。極めて個人的な想いとしては『ふざけんな』という気持ちです」と本音を打ち明けた。

 「本日4度目の緊急事態宣言が発令される方針が決まったとのこと。その期間中に五輪は開催されます。しかしその期間中また多くの企業や店舗、イベントがまともな補償なしに自粛を余儀なくされます。ウイルスに殺されるか、 経済的に殺されるかを選ばなければならない人たちが生まれます」と強調。「ここまで明らかで大きな矛盾の上で、僕たちはどう生きたらいいのでしょうか。いい加減『違う』ことは『違う』と声をあげていい時だと思います」と語気を強めた。

■野田洋次郎コメント全文

 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021の中止が発表されました。

 今年こそはと1年以上の間、地元自治体などと協議し準備してきたことと思います。観客数を大幅に減らし、ステージを 一つだけにし、 感染対策を徹底した上での開催を目指していました。しかし7月2日に茨城県医師会および県下26の医師会による中止要請により、中止という苦渋の決断をしたそうです。僕ら出演者もこの夏こそはという思いで臨んでいた中、無念です。そして多くの観客の方々もこのフェスをこの夏のハイライトに据えていたことと思います。

 ここ連日五輪までのカウントダウンが報道され、海外からも選手団や関係者が訪れ、着々と準備が進められる中なんとも言えない気持ちになります。有観客、無観客に関わらず五輪開催による感染者数の増加はすでにたくさんの専門家の意見でも明らかな中、開催は既定路線として進みました。その裏でこういった国内の産業やイベントが犠牲を払う図式にやりきれない思いです。

 効果があったのか分からない3度目の緊急事態宣言の考察や成果や反省も見えません。明確な数値目標がない中ぬるっとスタートした宣言が、なぜかあの時期にぬるっと解除された印象です。

 “自粛に疲れた若者たち”がどこか悪者になっている空気を最近感じます。ただ学生は成人式、文化祭、各競技大会、修学旅行など一生に一度のイベントの機会を奪われ、それでもここまでやってきました。大きな絶望を何度も味わいながら。そしてここにきて、こういった“大人の事情”でまた人生にとって大きなイベントを奪われ、それでもなお彼らは黙っていなければいけないのでしょうか。5万人以上といわれる外国人を受け入れる五輪開催は許され、感染対策など1年以上かけ準備してきた国内のイベントを中止させる決断を受け入れなければいけないのでしょうか。

 せめてフェス開催まであと1ヶ月あった中、五輪同様最後まで開催を前提にあらゆる準備をする機会を与えてほしかったです。五輪中、五輪後のイベント開催の中止を今要請するというのは、あまりに横暴に感じます。極めて個人的な想いとしては『ふざけんな』という気持ちです。

 僕は五輪に対して反対の立場ではありません。安全に無事開催されることを願っています。スポーツから得られる感動が幾度も背中を押してくれました。この困難を一年以上経験したこの国やこの世界を、きっと何度も勇気づけてくれると信じています。ただ同じく各所さまざまなところから中止、延期要請が出されている五輪は開催でき、その期間中、または直後のフェス、イベントが中止せざるを得ないのかの説明は誰からもありません。

 本日4度目の緊急事態宣言が発令される方針が決まったとのこと。 その期間中に五輪は開催されます。しかしその期間中また多くの企業や店舗、イベントがまともな補償なしに自粛を余儀なくされます。ウイルスに殺されるか、 経済的に殺されるかを選ばなければならない人たちが生まれます。

 ここまで明らかで大きな矛盾の上で、僕たちはどう生きたらいいのでしょうか。いい加減『違う』ことは『違う』と声をあげていい時だと思います。

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