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田中圭が感銘を受けた、西方仁也と原田雅彦の“ヒノマルソウル”

映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(6月18日公開)(C)2021映画『ヒノマルソウル』製作委員会の画像

映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(6月18日公開)(C)2021映画『ヒノマルソウル』製作委員会

 1998年の長野オリンピックで、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、大逆転の金メダルの栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化した『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』が、新型コロナウイルスの感染拡大による公開延期の末、いよいよ18日に全国公開される。本作で主演を務める田中圭が、自身が演じた西方仁也本人と、金メダリストの原田雅彦本人から聞いて、感銘を受けた“2人の絆”エピソードを明かした。

【動画】古田新太の大暴走に田中圭が大爆笑!

 本作は、4人の代表選手と25人のテストジャンパーたち、そして、彼らを支える家族や関係者たちの思いを丁寧に描いた脚本を、田中をはじめ、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、古田新太らの出演で再現。飯塚健監督が撮りきった誰もが心を打たれる感動のヒューマンドラマとなっている。

 田中が演じた西方仁也は、1994年のリレハンメルオリンピックスキージャンプ団体戦で“日の丸飛行隊”のメンバーとして日本代表を牽引した人物。リレハンメルオリンピックでは、原田雅彦のジャンプ失敗で金メダルを逃し、長野オリンピックでの雪辱を誓うも、代表からまさかの落選。失意の中、日本代表選手らを陰ながら支えるテストジャンパーとして複雑な思いを抱えたまま長野オリンピックに参加した。

 本作の撮影中に田中が西方本人に「(作中にもあるように)原田さんに対して『落ちろ』と思ったんですか?」と尋ねると、西方は「『あんまり飛ぶなよ』とは思っていました(笑)」と答えたという。その回答に原田は「スキージャンプは基本個人種目でみんな競技者としてライバルですから、それくらいの気持ちを持ってないとトップには立てないと思いますよ」と、納得したという。

 そして、本作でも描かれている西方のアンダーシャツを借りて金メダルをかけたジャンプに挑んだエピソードについて原田は、「4年前のリレハンメルオリンピックのことがあったから、西方や(グローブを借りた)葛西(紀明)と一緒に飛びたいと思った。彼らを金メダリストさせられなかったことは今でも苦しいし、一生背負っていかねばならない」と明かす。

 西方は「原田くんが着てくれたことで、自分も一緒にそこにいるイメージができて、本当に飛ぶんだって心から思えてうれしかった。飛んでくれという気持ちと、最後は立ってくれっていう気持ちで素直に応援ができて。そこでようやく自分の中でオリンピックに終止符を打てた」と語り、幼い頃から切磋琢磨しあってきたライバルの2人だからこその絆を見せつけた。

 田中は、2人の絆に感銘を受けながら、「『飛んでくれ』と思う反面、『落ちろ』とも願う思う西方さんは、すごく人間らしい。お二人の話を聞いて、実話の強さがふつふつと伝わってくる。そういうものが映画にも出ていたらいいなと思います」と本作への思いを語っていた。

 本作の“主役”であるテストジャンパーとは、競技前にジャンプ台に危険がないかを確かめ、競技中に雪が降った際には何度も飛んでジャンプ台の雪を踏み固めるジャンパーのこと。西方は裏方に甘んじる屈辱を感じながらも、さまざまな思いを抱えて集まっていたほかのテストジャンパーたちと準備に取り掛かる。そして、本番当日。団体戦の1本目のジャンプで、またしても原田が失敗。日本は4位に後退してしまう。しかも猛吹雪により競技が中断。このまま競技が終れば、1本目のジャンプの結果のみで順位が決定してしまう。

 そんな中、審判員たちの判断は、「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら競技再開する」というものに。奇しくも、日本の金メダルへの道は、西方率いる25人のテストジャンパーたちへ託されたのだった…。この隠された真実に、観る者はきっと、涙する――。

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