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阿部寛出演のマレーシア映画『夕霧花園』予告編解禁 幻想的でミステリアスなラブストーリー

阿部寛出演のマレーシア映画『夕霧花園』(ゆうぎりかえん)7月24日より全国順次公開 (C)2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT  ALL RIGHTS RESERVEDの画像

阿部寛出演のマレーシア映画『夕霧花園』(ゆうぎりかえん)7月24日より全国順次公開 (C)2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED

 日本から阿部寛が出演したことで話題のマレーシア映画『夕霧花園』(ゆうぎりかえん)が7月24日より渋谷ユーロスペース(東京)ほか全国で順次公開される。本日は、予告編が解禁され、阿部が挑戦した英語のせりふも確認でき、放送中の主演ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)とは違った顔を見せている。

【動画】マレーシア映画『夕霧花園』予告編

 本作は、日本ではあまり語られることのない第二次世界大戦におけるマレーシアの歴史とともに、一組の男女の切ない恋がひも解かれていく、幻想的でミステリアスなラブストーリー。

 亡き妹の夢である日本庭園造りに挑んだヒロイン・ユンリンと日本人庭師・中村有朋(アリトモ)の出会いから、物語は動き出す。キャメロンハイランドの美しい景色を舞台に、日本軍による占領という主従関係にあったマレーシアと日本という国の因縁を超えてひかれあう二人の物語が、戦中の1940年代、戦後の1950年代、1980年代の三つの時間軸を通して描かれる。

 ユンリン役は香港・台湾映画界をメインに活動するマレーシア出身のリー・シンジエ。日本では『The EYE 【アイ】 』やツイ・ハーク監督の『MISSING ミッシング』などで知られ、2012年の大ヒット韓国映画『10人の泥棒たち』でのジュリー役も話題となった。今作では時代に翻弄されながらもたくましく生き抜く女性を好演している。

 阿部が演じる日本人庭師・中村は、庭師であり多才な芸術家、そして終戦時、日本軍により埋められたとされる莫大な埋蔵金「山下財宝」にまつわる秘密を握るスパイ疑惑をかけられる稀有なキャラクター。昨今の阿部のイメージにはない繊細で幻想的な役どころで、新たな魅力を発揮している。

 解禁された予告編では、ヒロイン・ユンリンと阿部演じる中村有朋(アリトモ)の出会い、最初は反発するも惹かれあう二人の切なくも繊細なラブシーンが垣間見え、時を超えて有朋の謎に肉迫するいわくありげなカットも見どころ。

 ほかに、台湾を代表する女優であり、監督としての活躍も目覚ましいシルヴィア・チャンが1980年代のユンリンを担当。その他キャストには『眺めのいい部屋』、『ドラゴン・タトゥーの女』、『オーシャンズ13』など出演のジュリアン・サンズなど。映画監督のホー・ユーハンがカメオ出演し個性豊かに作品を彩る。

 監督は台湾恋愛映画の名手トム・リン。爽やかな青春映画や恋愛映画を手掛けてきたトム・リンが今作品では舞台をマレーシアに、戦争という歴史から見えてくる人間の光と闇のコントラストを巧みに描き切った。

 また、ブッカー賞ノミネート、マンアジア文学賞と歴史小説のウォルタースコット賞を受賞したタン・トゥアンエン著の原作小説「夕霧花園」(原題:The Garden of Evening Mists)の国内発売も決定(7月中旬予定、彩流社)。原作本の翻訳が発売されるのは国内初となる。

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