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ディズニー、多様なバックグラウンドを持つ新世代の映像作家を発掘・支援

(後列左から)モキシー・ペン、ハオ・ズン(前列左から)アクサ・アルタフ、アン・マリー・ペイス、ジェシカ・メンデス・シケイロース、ステファニー・アベル・ホロヴィッツ (C)2021 Disneyの画像

(後列左から)モキシー・ペン、ハオ・ズン(前列左から)アクサ・アルタフ、アン・マリー・ペイス、ジェシカ・メンデス・シケイロース、ステファニー・アベル・ホロヴィッツ (C)2021 Disney

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で、ディズニーが新世代の若き映像作家たちを支援するプロジェクト“Disney Launchpad:Shorts Incubator”(ディズニー・ロンチパッド:ショーツ・インキュベーター)”から生まれた短編映画6作品の配信がスタートした。

【動画】メイキングシーンが収められた特別映像

 さまざまなバックグラウンドを持つ新世代の若き映像作家をディズニーが発掘・支援し、彼らのユニークな視点で描いた短編作品を世界配信する、まさに“Launchpad(=発射台)”となるようなプロジェクト。

 今回の第1弾には、米国の1100人を超える映像作家から応募があり、さまざまなバックグラウンドを持つ6人を選出。彼らは、2020年初めからこのプロジェクトに参加し、ディズニープラス、ルーカスフィルム、マーベル・スタジオ、ピクサー、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオなどで活躍するクリエイティブ・エグゼクティブによる脚本開発、メンタリング、授業などの制作支援を受け、創作活動に励んだ。しかも、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、ほとんどがオンラインで行われた。

 ウォルト・ディズニー・スタジオのコー・チェアマンであるアラン・バーグマン氏は、「ウォルト・ディズニー・スタジオでは、素晴らしい物語は誰でも生みだせると信じており、誰もが尊重されていると感じられるストーリーテリング、そして多様な視点をもたらしてくれる映像作家と協力することに真摯(しんし)に努めている。今回のプロジェクトは新世代の映像作家たちに、世界中の視聴者が共感でき、私たちの身近な世界を映し出すオリジナルの物語を伝えるプラットフォームを提供します」と方針を示した。

 ウォルト・ディズニー・スタジオのダイバーシティ&インクルージョン担当で、本プロジェクトのディレクターを務めるマヒン・イブラヒム氏は、「イスラム教徒、バングラデシュ人一世の女性として、少数グループのコミュニティがスクリーン上で自分たちの物語を見ること、新世代の映像作家に力を与えることの重要性を深く感じています。ディズニー・ロンチパッド:ショーツ・インキュベーターの目標は、それぞれの映像作家の多様な経験・価値観を真っ直ぐに反映した、とても深い6つの物語をディズニーならではのスケールとリーチで幅広い視聴者に届けることです。私は、第1弾の映像作家たちを誇りに思うと共に、本プロジェクトのシニア・マネージャーであるフィリップ・ヨー・ドムフェが率いる第2弾にも期待しています」と、述べている。

■第1弾配信作品概要

 第1弾に応募し、選出された6人の映像作家が「発見」をテーマに描く、多様性、創造性豊かな約20分のオリジナルストーリーの概要と作家たちのバックグラウンドは以下のとおり。

●『リトル・プリン(セ)ス』
 バレエが大好きな7歳の中国人の少年・ガブリエルと、同じ小学校に通う中国人のロブは友達になる。が、ロブの父はガブリエルの「女の子らしい」言動に疑問を示し、2人の友情を引き裂こうとする。

監督:モキシー・ペン
 中国湖南省出身の脚本家・監督。労働者階級の人々、少数民族の移住者たち、そしてクィア(男性にも女性にも分類されない性別認識)・コミュニティの人々の日常を映像化。

●『若きバンパイアの憂鬱』
 メキシコ系アメリカ人で、半分人間・半分バンパイアのヴァル・ガルシアは、人間の世界でもモンスターの世界でも自分の正体を隠している。が、人間の親友がモンスター学校に迷い込んできてしまい、ヴァルは自分自身と向き合うことを決意する。

監督:アン・マリー・ペイス
 テネシーで生まれ育ち、現在はロサンゼルスを拠点に活動する脚本家/監督。メキシコ系アメリカ人で、決められた型に収まらない心の在り方を描くストーリーや多文化の視点からストーリーを描く。

●『トラになろう』
 母親を亡くした悲しみを乗り越えられないアヴァロン。4歳の子供の子守をするうちに、意外にも悲しみが少しずつ癒やされていく。

監督:ステファニー・アベル・ホロヴィッツ
 10年間舞台の演出をした後、映画に転向。彼女の2作目の短編映画『SOMETIMES, I THINK ABOUT DYING』は、2019年サンダンス映画祭で初上映され、アカデミー賞の選抜候補名簿にも残った。

●『ディナーをどうぞ!』
 全寮制のエリート学校に通う中国人留学生は、まだ留学生が誰も採用されたことがないリーダー役の試験に挑戦し、努力ではその役を勝ち取れないと気付く。

監督:ハオ・ズン
 エマーソン大学(映画制作)、およびAFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)で学び、人気のある中国の映画やテレビ番組に出演するプロの俳優から、学生アカデミー賞受賞監督に転身。

●『最後のチュパカブラ』
 文化が存在しなくなった世界。伝統を守ろうと奮闘する孤独なメキシコ系アメリカ人の女性が、知らず知らずのうちに古代の生き物を呼び出してしまう。

監督:ジェシカ・メンデス・シケイロース
 ソノラの原住民とヨーロッパ人の混血家系出身のメキシコ系アメリカ人女性の脚本家/監督。彼女の短編映画の数々は、75の映画祭で上映されている。

●『イード』
 イスラム教徒でパキスタン人の移民のアミーナは、イードの日、学校を休めないと知る。ショックを受けたアミーナは、イードを休日にするため署名活動を始める。休日にはならなかったが、すれ違っていた姉と再び心が通じ合う。アミーナは新しい街を受け入れ、街の人々もまたアミーナを受け入れたのだった。

監督:アクサ・アルタフ
 クウェートでイスラム教徒のパキスタン人とスリランカ人の両親に育てられ、多様性と普遍的なストーリーを描く。USC(南カリフォルニア大学)の映画芸術学科を卒業。短編映画『ONE SMALL STEP』は数多くの賞を受賞しているほか、2019年カンヌ映画祭ではアメリカン・パビリオンで上映された。

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