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元乃木坂46・中田花奈、プロ雀士と麻雀カフェ経営で歩む第二の人生「ようやく出来た“自分の居場所”」

中田花奈の画像

中田花奈

 昨年10月にアイドルグループ・乃木坂46を卒業した中田花奈(なかだかな)。プロ宣言からわずか2ヵ月でプロテストに合格し、本格的に雀士の道を歩みはじめた。群雄割拠の芸能界での活動を継続しつつ、プロ雀士としても新たな道を切り拓いた彼女に、アイドル時代の葛藤や卒業を決めた時の心境、雀士としての現状、さらには自身がオーナー店長を務める麻雀カフェ『chun.』(6月15日オープン)についての想いを聞いた。

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■グループ卒業後は引退も視野「乃木坂46じゃない私には価値がないと思っていた」

――中田さんは乃木坂46の第一期生ですよね。人気アイドルグループを卒業することに不安はなかったのでしょうか。

【中田花奈】実はだいぶ前から卒業したいという気持ちはあったんです。ただ、ほかのお仕事をしたことがなかったですし、いわゆる社会人としての経験が全くなかったので、卒業したあと芸能界以外のお仕事ができる自信がなかったんです。学生時代からの一般のお友達は普通に就職して働いていて、エクセルやワードといった言葉が会話に出てくると「私にはできない」って思ったりもして(笑)。もちろん、乃木坂46の活動が本当に楽しかったというのもありますけど、社会人になる勇気が出なかったことも理由の1つではあります。

――それでも頑張り続けた結果、限界がきてしまったんですね。

【中田花奈】そうですね。どこかで無理をしていたので卒業を本格的に考え始めて、乃木坂46の卒業と同時に芸能界からの引退を考えていました。乃木坂46を卒業したあとの自分には価値がないと思っていましたから。

――そうなんですか? 価値がないと思われたのはなぜでしょうか。

【中田花奈】シングルの選抜メンバーに選ばれなかったりとかが分かりやすいかと思うんですが、ほかにも取材や撮影に呼ばれなかったり。“乃木坂46”はメンバーが多いこともあって、全員でするお仕事はそう多くないんです。なので、お仕事のひとつひとつで“選ばれるか選ばれないか”という厳しい判断が下されるんですね。その度に悲しい・悔しい思いを何度もしたので、どんどんネガティブになってしまって。アイドルになる前からそういうのはわかってはいたので幻滅するとかはありませんでしたが、自己肯定感はかなり低くなりました(笑)。

――ちなみにその頃から引退後はプロ雀士として生きていこうと考えてらっしゃったのですか。

【中田花奈】 いえ全く(笑)。というのも、そもそも麻雀を始めたきっかけが『じょしらく』という落語の舞台で「数え役満」という麻雀用語が出てきたので、その意味を調べたのがきっかけなんです。最初は麻雀アプリから始めて、そのあと実際に牌で打つようになって。なので最初は“プロになりたい”と思ってなかったので、テレビ朝日さんのYouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』の企画でプロテストを受けるお話がきた時は驚きました。「いまですか!?」って(笑)。

■プロとして自覚のある対局を「放送対局が怖くなりました」

――では引退後はどんなお仕事をしようと思っていたのでしょうか。

【中田花奈】雀荘のママになってひっそり生きたいなと思っていました(笑)。ファンの方と一緒に年を重ねながらゆるく時を過ごしていくのもいいのかなって。それは卒業前から決めていたので、乃木坂46の活動をしながら雀荘の物件探しも本気でしていたんです。

――そうだったんですか! 先ほど卒業を決めるまでに時間がかかったとおっしゃっていましたけど、雀荘をやろうと思ったことで気持ちが少しラクになったのではありませんか。

【中田花奈】それは大きかったですね。そのために卒業前から準備していたというのもありますし。麻雀カフェ『chun.』(読み:チュン)が完成して、いまようやく自分の居場所ができたと思います。こうやって思いがちゃんと形になったことで気持ちが楽になって、色んなことが怖くなくなりました。

――アイドルとしての経験が麻雀カフェを作る上で役に立ったと感じる瞬間はありましたか?

【中田花奈】これまで築き上げてきた人脈はオープンするにあたって凄く役立ちましたし、この年齢で資本金を用意できたのもアイドル活動のおかげだと思うので、今まで一生懸命やってきて良かったなと思いました。ほかにも『chun.』のカフェスペースのモニターでAbemaTVの麻雀チャンネルを流す許可も、思いのほかすぐ頂けたのでありがたかったなと。ファンの方々が応援してくれたおかげで夢を叶えられたので、凄く感謝しています。

――投資家としての顔もお持ちですし、アイドル活動をしながら個性を確立されていったからこそ達成できたことがたくさんあるのではないでしょうか。

【中田花奈】自分がたまたま好きでやっていたことが身を結んだというのはあるかもしれないですね。嫌なことは頑張れないけど、好きなことのためには努力を惜しまないタイプなので。だから趣味の投資も麻雀も突き詰めていけたところはあります。結果的に最近はタレントとして番組に呼ばれることも多いので、需要があれば芸能活動も続けていけたらと思っています。引退を考えていたのが嘘のようですよね(笑)。

――麻雀がお仕事になったことで何か変化はありましたか。

【中田花奈】プロになってからは日本プロ麻雀連盟の名に恥じるような打ち方をしないようになるべく気をつけてはいます。放送対局はコメント欄があるので、そこで色々書かれてしまう可能性があるんですね。以前はそんなに言われなかったんですけど、今はプロとして打たせていただいているので。放送対局で打つのが怖くなりました(笑)。

――SNSのコメントを参考にすることも?

【中田花奈】メンタルがめちゃくちゃ弱いので、今はSNSは絶対にチェックしません(笑)。でも、もっと麻雀が上手くなって自信が持てるようになったら、書き込みを見て勉強したいと思っています。今は寝る時間を削っても勉強する時間がないのが悩みです。

■アイドルと雀荘カフェ、2つの大きな夢が叶った「次の夢はお母さん」

――もうすぐオープンの『chun.』はとってもオシャレな空間になっていますが、作るにあたり参考にされた店舗などはあったのでしょうか。

【中田花奈】もともと雀荘に行くのが好きなのですが、女性の方は特に“怖いところなのかな”と思っている人も多いだろうなと。全然そんなことはないので、雀荘のイメージを変えたいという思いで『chun.』を作りました。私がお気に入りの西麻布の『RTD』という雀荘を経営している張敏賢さんがいろいろとアドバイスしてくれて。カフェ利用だけでも来店できるので、下見がてら遊びに来ることで麻雀や雀荘への敷居が下がってくれたらうれしいなと思っています。

――雀荘のオーナーさんやスタッフさんへのリサーチや物件探し以外にどんなことをされたのでしょうか。

【中田花奈】全部自分でやりました。あ、工事は業者さんがやってくれました(笑)。物件を決めるための内見に始まり、内装デザインの希望をデザイナーさんと打ち合わせして色味や材質を決めたり、見積もりと予算の擦り合わせをしたり。本当に何から何まで自分でゼロからやりました。

――すごい行動力ですね。今後やってみたいことは何かありますか?

【中田花奈】 アイドル活動と雀荘麻雀カフェのオープンという大きな夢が叶ったので、次はお母さんになりたいです。結婚したいという思いもありますが、なにより子どもを育てたいんですよね。結婚して幸せそうな友達に憧れますし、私自身、温かい家庭で育っているので家族っていいなと思って。

――アイドル時代は恋愛禁止でしたもんね。卒業して気持ちが爆発したりしなかったんですか?

【中田花奈】ありがたいことに仕事が忙しくて、恋愛をしている暇がないぐらいいっぱいいっぱいで。でも、アイドルを卒業しても色んな活動をお知らせできるので、ファンの皆さんは喜んでくれているんじゃないかなと思います。

――『chun.』でファンの方と交流する機会もできそうですしね。

【中田花奈】 コロナ禍での卒業だったので、ファンの皆さんにはオンラインでしかご挨拶できてないのが悔しくて…。なので、『chun.』がファンの方とも交流できる場になったらいいなと思っています。感染対策をしっかりしていますし、密にならないように完全予約制にしているので、女性も男性も気軽に遊びに来て頂けたら嬉しいです。

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