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武井壮×川崎鷹也、今、伝えたい思い&コラボ曲「ひとりの戦士」制作秘話

(左から)武井壮、川崎鷹也 (C)ORICON NewS inc.の画像

(左から)武井壮、川崎鷹也 (C)ORICON NewS inc.

 昨年から続くコロナ禍。そんな中、まだまだイベント・大会の中止などで苦境に立たされるスポーツ・音楽業界。この苦しい時代に、世界に希望や勇気を与えてくれるのも、スポーツや音楽だ。その灯を消さないために、武井壮が発起人となり「#スポーツを止めるな #音楽を止めるな」キャンペーンがスタート。そして、キャンペーンソングとして、川崎鷹也& 武井壮 with TEAM ATHLETEによる「ひとりの戦士」が誕生。きょう6月1日に配信限定リリースされた。「魔法の絨毯」でブレイク中の川崎が作詞・作曲を手がけ、武井を含む10人のアスリートたちが歌う応援歌だ。プロジェクトの発起人である武井と、楽曲制作を手がけた川崎に話を聞いた。

【動画】川崎鷹也& 武井壮 with TEAM ATHLETE「ひとりの戦士」MV

 今回、「TEAM ATHLETE」としてレコーディングに参加したのは、オカダ・カズチカ(新日本プロレス)、加藤優(女子野球)、狩野舞子(バレーボール)、潮田玲子(バドミントン)、武尊(K-1)、増田明美(陸上)、宮里優作(ゴルフ)、山田章仁(ラグビー)、吉田沙保里(レスリング)(※50音順)。

 武井のYoutubeチャンネル「武井壮 百獣の王国」で公開されたミュージックビデオには、映像のみで赤星憲広(野球)、安藤美姫(フィギュアスケート)、井上康生(柔道)、大久保嘉人(サッカー)、古閑美保(ゴルフ)、清水宏保(スピードスケート)、長谷川穂積(ボクシング)、松田丈志(競泳)も参加。世界的チャリティーソング「We Are The World」の志を受け継ぐような、人と人とのつながりを感じられる、Well-being(ウェルビーイング)なMVに仕上がっている。なお、この楽曲の収益金の一部は、コロナ禍でのスポーツ、音楽の活動支援に使用される。

■一曲で人生が180度変わった川崎鷹也「武井さんと一緒なら何でもできる気がする」

――どのような経緯でキャンペーンソングを川崎さんが手掛けることになったのですか?

【武井】昨年、SNSで話題になっていた「魔法の絨毯」を聴いて、いい曲だなぁ、いい声しているなぁ、と思って、すぐに「何か一緒にやろうよ」と連絡していました。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でスポーツ界では試合や大会がなくなったり、音楽界ではライブができなくなったり、フェスが中止になったりしていて、みんないろんなダメージを受けている状態を打開して、少しでも上向くように、何かアクションを起こそうと考えていて、「#スポーツを止めるな #音楽を止めるな」というキャンペーンをやろうと動いていました。

 そこで、キャンペーンソングを川崎くんに作ってもらおう、と思ったんです。ラブソングでブレイクした川崎くんに一歩踏み出せずにいる人たちの背中をドンと押してくれるようなファイトソングを川崎くんに依頼したら、どんな曲が生まれるのか。「奥さん一人でも喜んでくれるならその曲には価値がある」と言っている彼の歌をみんなで歌ったらどんなムーブメントを起こせるのか、新しい価値あるものが作れたらいいな、と思ってオファーさせてもらいました。

――川崎さんはこの1年、いろいろとめまぐるしかったと思いますが、武井さんからのオファー受けてどう思われたのですか?

【川崎】2020年は「魔法の絨毯」をたくさんの方に聴いてもらうきっかけに恵まれ、会社を辞めたり、子どもが生まれたり、おっしゃる通り、めまぐるしい一年でした。この一年で人生がガラッと180度変わる経験をして、それがまだ続いているという感じです。テレビやラジオに出演させていただいたり、さまざまな取材を受けたりする中で、いろいろな方々と知り合うことができましたが、まさか武井壮さんから連絡をいただいて、一緒に曲を作ることになるなんて、いまだに信じられないです。去年の秋まで普通に会社勤めしていましたからね(笑)。

 音楽で人生が変わりました。そんな僕だからこそ、音楽を通して伝えられるものがあるんだろうな、というのがモチベーションの一つでもあり、ジャンル、業界の垣根を越えてできることをずっと模索していました。自分がやりたいと思っていたこと、具体性もなかったし、どうしていいかわからなかったけど、武井さんからお話をいただいた時、ついに光が差し込んだような感じがしました。武井さんと一緒なら何でもできる気がすると思いました。

――抜群のマッチングだったわけですね。

【武井】巷のマッチングアプリより強引です(笑)。筋力だけで引き寄せました。

【川崎】僕は、武井壮さんと「&」で並ぶのが川崎鷹也でいいのか(!?)と思いました。でも、武井さんからこの「#スポーツを止めるな #音楽を止めるな」キャンペーンにかける思いや、先々について考えていることを聞いて、とても共感できたんです。いままでの僕は奥さんをはじめ身近な人たちが幸せだったら、そのまた身近な人たちが幸せだったら…、そうやって広がっていけばいいな、というのに対して本気ではあったのですが、武井さんから今回のお話をいただいて、僕自身の視野が広がったというか、その先のビジョンを描くことに前向きになれたというか。武井さんになんとか食らいついて、しがみついて行こうと思いました(笑)。

■2012年にブレイクしてから10年目の武井壮「川崎くんを見ていると懐かしさも」

――武井さんも「百獣の王」としてブレイクし、人生が一変した“経験者”。今、ブレイク中の川崎さんを見ていてご自身と重なるところがあるのでは?

【武井】僕は、多くの人が元気になるようなエンターテインメントを届けられる人間になりたいと思って、30歳を過ぎてから“しゃべる”勉強をはじめて、8年後くらいですかね、39歳になった時に、デビューのきっかけになった「動物の倒し方」という、誰にいつどの動物を振られてもスラスラと噛まずに答えられるようになるネタが出来上がって、テレビ局に営業に行って、初めて出させてもらった番組(フジテレビ『うもれびと』)でいきなり売れてしまった。それが2012年。そこから仕事依頼が殺到して、いま、川崎くんが感じているような、街を歩いていてすれ違う人が「ああぁ!」と反応するような状態になって。川崎くんを見ていると懐かしさもありますね。

 今年で10年目。これまで自分の価値を高めるために、認知度を高めるために一生懸命頑張ってきました。陸上界では昔すごかった人(元・陸上十種競技日本チャンピオン)だった僕が、たくさんの人に顔と名前とキャラクターを知ってもらえるようになった。そこを過ぎて、これから次の10年に向けた第二段階に入る僕と、まさに今、曲がドーンと売れて注目されている川崎くんのパワーが合わさったら、さらに、スポーツ界の第一人者たちが加わったら、もっと大きなパワーが生まれるんじゃないか、と感じていました。今回のキャンペーンソングは、僕自身、新しい挑戦でしたし、新しいモチベーションで新境地を開拓することができました。武井壮、エネルギッシュだな、いきなり芸能界に現れた頃と勢いは変わってないな、むしろ、増してるな、と思ってもらいたいというのもありました。今回のコラボレーションが、川崎くんにとっても僕にとっても、協力してくださった皆さんにとってもプラスに働けばいいな、と思っています。

――ところで、「ひとりの戦士」ですが、安産でしたか? 難産でしたか?

【川崎】だいぶ…安産ではなかったですね(笑)。何パターンが作りました。でも、自分の中でこれだな、と思えたものが「ひとりの戦士」になり、納得のいく曲作りができてよかったです。武井さんはオープンマインドな方なので、気は楽だったんですけど、いかんせん、求められた世界観がいままでになく壮大だったので、どういう言葉に落とし込んだらいいのか、時間はかかりましたが、自分と向き合ういい時間にもなりました。いくら曲を作っても誰にも聴いてもらえず、気づいてももらえない、一番苦しかった時期の自分。それでも歯を食いしばって、踏ん張っていたあの頃を思い出して書いた部分もあって、「あの時の俺、頑張れっ」という思いが、結果的に多くの人の心にも響いてくれたらいいな、と思って書き上げることができました。

【武井】川崎くんに「魔法の絨毯」の延長線上にあるような、切なくて、優しいラブソングではなく、あえて真逆の、力強く勇気が湧いてくるような曲をオファーしたのには意味があって、結局、僕一人では絶対作れない、川崎くんひとりだったらたぶん作らない、そういう曲を作りたかったんです。それでこそ新しい価値を生むってことだと思ったんです。出来上がった曲を聴いた時に、川崎鷹也ぽくないけどやっぱり川崎鷹也だな、と思えて僕はうれしかったですね。川崎くんの可能性をこのプロジェクトで少しでも広げることができたような気もします。

 アーティストって、本当に魔法使いだと思う。自分の頭の中から引っ張り出したメロディや歌詞で一瞬にして、誰かを元気にしたり、感情を揺さぶったりできる魔法使い。僕には真似できないということは十々承知しているけど、それでも「俺だって人を励ましたり、喜ばせたりする魔法使いになりたい」と思って走ってきた10年間だったので、今回、川崎くんの魔法をお借りして、武井壮のメッセージも乗せてもらって出来上がったこの曲を聴いて、一人でも二人でもポジティブな方向に気持ちが変化してくれたらうれしいです。

【川崎】「なんか元気が湧いてくる、いい曲を見つけたよ」「川崎鷹也っていうよく知らないアーティストと百獣の王の武井壮がコラボしてこんな曲出したよ」って、話題にしてもらえたら。しばらく会っていない友達や親に連絡するきっかけになってくれたらなおうれしいですね。

――武井さん、これからの10年は?

【武井】これからもポジティブに前に進んでいく姿だけを見せていきたいですね。「あの男は何があっても前向きだね、自分ももう少し頑張ってみるか」と、思ってもらえるような人間になれるようにチャンレジしていくのみ。もともと僕自身、そんなにポジティブな人間ではなかったし、いまみたいに誰とでも明るく楽しく話せるキャラクターでもなかったんだけど、この10年、めちゃくちゃ働いたし、めちゃくちゃトレーニングしたし、めちゃくちゃ勉強して、今がある。毎日少しずつでも成長していけば、なりたい自分にたどり着ける、その手本を示していきたいと思っています。みんなを覆っている閉塞感ってヤツをバリバリッと打ち破っていくヒーローのような男を目指して、これからも一直線に邁進しますので、みんなついてこい!って感じです。今回は、川崎鷹也という素晴らしいアーティストがついてきてくれました。10年頑張ってきたご褒美と言えるかもしれないですね。一緒に歌ってくれたアスリートたちも、この10年で築いてきた人脈あってのことなので、これからも仲間を増やして、移り行く時代・環境の中で、既存のやり方に縛られず、新しいエンターテインメントを生み出していきたいと思っています。

――川崎さんは、これからですね。

【川崎】頑張ります! 武井さんは僕にとってすでに一番身近なヒーローです。僕は一直線からいろいろブレながら(笑)、でも貪欲に吸収しつつ、自分の道を歩んでいこうと思います。

■川崎鷹也& 武井壮 with TEAM ATHLETE「ひとりの戦士」MV
https://youtu.be/UAbq7lc1FfM

■武井壮百獣の王国
https://www.youtube.com/user/so1054

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