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『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』主演ジェーン・バーキンからメッセージ

映画『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K完全無修正版』(公開中)より。美しく蘇ったジョニー(演:ジェーン・バーキン)(C)1976 STUDIOCANAL - HERMES SYNCHRON All rights reservedの画像

映画『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K完全無修正版』(公開中)より。美しく蘇ったジョニー(演:ジェーン・バーキン)(C)1976 STUDIOCANAL - HERMES SYNCHRON All rights reserved

 作曲家・作詞家・歌手・俳優・映画監督・小説家として、後世に多大な影響を及ぼしたセルジュ・ゲンズブール没後30年を記念し、ゲンズブール初の映画監督作である『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K完全無修正版』が、きょう29日から新宿K’s cinema(東京)ほかで上映がはじまった(全国順次公開)。本作に主演したジェーン・バーキン(74)が、日本での公開を祝して寄せたメッセージ動画が公開された。

【動画】74歳になっても気品あって美しいジェーン・バーキン

 この動画は、2021年4月19日(月)にジェーン・バーキン本人によって撮影されたもの。ジェーン・バーキンといえば、高級メゾン・エルメスのバック<バーキン>が生まれるきっかけとなった存在で、ファッションアインとして今なおカリスマ的人気を誇る。

 本作は、1969年に発表された、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンとのデュエットソング「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」をモチーフに、ゲンズブール自ら初めてメガホンを取り、1975年に映画化した作品。

 デュエットソング「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」は、あまりに官能的すぎると、発表当時物議を醸し、ローマ法王が激怒したという逸話も。ヨーロッパのほとんどで放送禁止となったにも関わらず、本国フランス、日本を含め、世界的に大ヒットした。

 映画は、ゴミ回収を生業とするクラスキーとパドヴァンが、ある日カフェバーで、男の子かと見間違うほどのショートカットの女の子、ジョニーと出会ったことから始まる物語。ジョニーは、暴力的な主人ボリスに反発しながらも、ほかに行き場もなく働いていた。その夜、クラスキーとジョニーはダンスパーティで意気投合。しかし、クラスキーはゲイだった。それでもひかれあう二人は体を重ねるが…。

 アメリカの田舎を彷彿とさせながらも、どことはわからない文明社会のゴミ捨て場を舞台に、マイノリティが虐げられ、暴力や不条理が蔓延するおぞましい世の中。そこに生きる、愛を求める人々。随所に「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」のインストゥルメンタル版が使用され、愛の素晴らしさを巧みな映像と音楽で美しく描き出した。

 ジェーン・バーキンがジョニーを演じ、寡黙ながら知的なクラスキーを、アンディ・ウォーホルに見出だされ、20世紀のNYカルチャーにおける最も有名なセックス・シンボルとなった美男スター、ジョー・ダレッサンドロが演じている。

 1975年公開時、映画監督フランソワ・トリュフォーからは絶賛されるも、赤裸々な同性愛の描写ばかりが強調され、酷評されることが多かった。描かれた本質的な内容やユーモアは理解されず、イギリスでは上映禁止に。日本でもすぐには公開されず、1983年に性的なシーンは修正の上、英語版でようやく公開された。一方で1995年のリバイバル上映時にはやはり修正が加えられたものの、大ヒットを記録。上映されるたびに修正を加えられるも、多くのファンに賞賛されてきた伝説の傑作が、ゲンズブール没後30年となる今年、待望の4K完全無修正版となり、鮮やかに美しくよみがえる。なお95年のリバイバル上映時と同様、寺尾次郎氏による日本語字幕での上映となる。

 当時、ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンズブールは「伝説的なカップル」と日本でも大人気となった。かつてのパートナーでもあるセルジュ・ゲンズブールの日本で最大級のメモリアルイベントである本作公開を祝してメッセージを送ってくれるなんて…。ジェーン・バーキンのいつになっても変わらぬその素敵な姿に、元気をもらえる内容となっている。

■ジェーン・バーキンのコメント
 こんにちは ジョー・ダレッサンドロと私が主演したセルジュ・ゲンズブールの『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』は洗練された美しいリマスターで蘇りました。この作品はかなり時代を先取りしていて衝撃でした。興味深いことにフランソワ・トリュフォーがこんなことを言っています。“私の作品より『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』を観ろ”と。なので時代を先取った映画で、ジョーも時代の先駆者でした。では劇場でお会いしましょう。さようなら。(日本語で)ありがとう。

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