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第40回藤本賞、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』製作陣が受賞

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(公開中)の製作に対して『第40回藤本賞』が贈られる (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotableの画像

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(公開中)の製作に対して『第40回藤本賞』が贈られる (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 著しい活躍をした映画製作者を中心に贈られる『第40回藤本賞』(一般社団法人 映画演劇文化協会)は、2020年4月から21年3月までの一年間に劇場公開された映画を対象に選考が行われ、最高賞にあたる藤本賞は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に決定したことが26日、発表された。

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 同作の製作に携わる岩上敦宏氏、近藤光氏、大好誠氏が受賞。選考委員会のメンバーは「吾峠呼世晴の『週刊少年ジャンプ』連載からアニメ放送を経て人気絶頂で迎えた本作は、アニメーション映画としての圧倒的な映像と音楽、そして老若男女全ての世代の心を掴む魅力的な物語が、迫力あるLiSAの主題歌の効果と合わせて社会現象を巻き起こし、3000万人に迫る観客の共感を呼び、20年ぶりに日本映画の観客動員記録を塗り替えた。全米でも記録的なヒットを飛ばすなど海外での成功も合わせ、コロナ禍で沈滞していた映画界全体をも大いに活性化させた功績」を称え、選定理由とした。

 続く藤本賞・特別賞には、『罪の声』(那須田淳氏、渡辺信也氏、進藤淳一氏)。「実際にあった昭和最大の未解決事件を題材に、フィクションを交えながら事件の核心に迫る二人の男を描いた塩田武士による同名小説を、野木亜紀子を起用し映像作品ならではの文脈で再構築された緻密な脚本にまとめ上げ、小栗旬、星野源ら個性豊かな俳優陣の確かな演技力と、監督の土井裕泰の繊細な映像表現を得て、息詰まる社会派サスペンスでありながら、第一級の娯楽エンタテインメント作品に仕上げた」と理由を述べ、脚本、キャスト、演出のすべてを評価した。

 藤本賞・奨励賞には、『花束みたいな恋をした』(孫家邦氏、菊地美世志氏)。「脚本家・坂元裕二にラブストーリーを依頼、映画オリジナルストーリーとして一から企画を立ち上げた本作は、脚本、監督・土井裕泰、俳優・菅田将暉、有村架純の素晴らしい掛け算を生み出し、当時の社会や風俗に関する具体的な固有名詞を数多く登場させることで、その時代を経験する観客一人ひとりの共感を得ながらも、どの世代にも当てはまる若者の等身大の物語が多くの観客の心を掴んで、観客動員300万人に迫る大ヒットに導いた功績」によるもの。

 同じく奨励賞を『浅田家!』(小川真司氏)が受賞した。「写真家・浅田政志による家族を撮影した写真集から映画化を着想し、中野量太監督と共にオリジナル脚本を構成、東日本大震災による津波で流された写真を洗浄するエピソードを描くことで、一人の写真家の成長のみならず、そんな彼を温かく見守る家族の再生にまで繋がる普遍的な物語に仕立て上げ、二宮和也を中心とした豪華出演陣による抑揚の効いた演技を加えて、笑いの中に感動がある娯楽作品として作り上げた功績」を授賞理由に挙げている。

 藤本賞は、映画にほれ込み、映画づくりに生涯を捧げ、269作品を製作した名プロデューサー・藤本真澄氏の功績を讃えて設けられた。藤本賞には賞金50万円、藤本賞特別賞、藤本賞奨励賞にはそれぞれ賞金30万円、ならびに各賞に対し、副賞が贈られる。なお、『第40回藤本賞』の授賞式は、新型コロナウイルスの感染状況に鑑みて、開催されないことが決まった。

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