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STU48船上劇場「STU48号」が2年で幕 母港・広島港で役目を終える

役目を終えたSTU48の船上劇場「STU48号」(C)STUの画像

役目を終えたSTU48の船上劇場「STU48号」(C)STU

 瀬戸内7県を拠点に活動をするアイドルグループ・STU48の船上劇場『STU48号』が、23日の公演をもって幕を下ろした。2019年4月16日のオープンから2年で191公演を行い、その役目を終えた。

【写真42点】船上劇場「STU48号」最終2公演の模様

 貨客船兼自動車渡船として使われていたフェリーを造船所で改造して誕生したSTU48号は、全長77.8メートル、全幅12.5メートルで定員300人。もともとは17年夏に就航する計画だったものの、これまでにない船上劇場とあって難航を極め、頓挫と再検討を繰り返して19年4月にようやく就役した。

 母港を広島国際フェリーポートにおきながら、兵庫、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛の瀬戸内7県に寄港し、STU48のパフォーマンスの拠点として活用。しかし、ステージと客席が船内とあってコロナ禍では3密を回避できず、やむなく幕を下ろすこととなった。

 劇場最後の日は母港・広島国際フェリーポートで、昼公演は2期研究生による『僕の太陽』公演、夜公演は1期生・ドラフト3期生による『僕たちの恋の予感』公演が行われた。昼公演では来場したファンが「ありがとう、STU48号」と書かれた紙を一斉に掲げるサプライズがあり、思わず涙ぐむメンバーの姿もあった。

 夜公演前には、キャプテンの今村美月と副キャプテンの福田朱里が救命胴衣の案内など船上劇場ならではの最後の前説を行うと、メンバー全員で「出港!」と高らかに声を上げた。

 公演中には劇場での思い出話にも花が咲き、沖侑果は「実は楽屋の自分のロッカーで蟻を飼っていたことがあって、お弁当の米粒をあげたりしていた」と告白してメンバーはびっくり。瀧野由美が「実は、行ってはいけないと言われていたデッキによく行って1人でたそがれていた」と便乗すると、福田も「私は絶対入ってはいけないと言われていた操舵室に行って、お昼寝したり、船長さんと話したり、双眼鏡で岸壁にいるファンを見たりしていた」と明かした。

 公演の終盤には、瀧野が「STU48号での公演は今日で最後になり、STU48号からの卒業となりますが、今後も瀬戸内7県で活動することは変わりません。STU48号がなくなってもSTU48を応援してくださる皆さん、愛してくださる皆さんがいる限り頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

 STU48劇場でのラストナンバーは、劇場のステージが完成する前にミュージックビデオ撮影をし、STU48号で初めて踊った思い出の曲「出航」。スクリーンにはこれまでの劇場での記念写真や思い出の写真が映し出され、感動のフィナーレを迎えた。

 キャプテンの今村は「STU48号は約2年間、私たちと一緒に活動してくれてメンバーのような存在であり、私たちをたくさん成長させてくれました。これからも前を向いて皆さんから応援したいと思っていただけるよう頑張っていきます」とあいさつ。最後は、汽笛で「さようなら」を意味するSEが3回鳴り、幕を下ろした。

■STU48メンバーのコメント
▽今村美月(キャプテン)
船上劇場終了の発表があってから、STU48号船員の方から「さみしい気持ちでいっぱいだけど、メンバーみなさん大切に使ってくれていつもありがとうございます。私たちも最後まで一緒に駆け抜けていきたいと思います」とメッセージをいただいて、この船を関わってくださっている方みんなが大切にしてくださっていること、愛されている場所なんだということを実感しました。そしてこのツアーへの気持ちがより強くなっていました。

STU48号での最後の公演は、ミュージックビデオを撮影したり、卒業していったメンバーと過ごしたことを思い出したりしながら、楽しんで取り組むことができました。この2年間で、新しいスタイルの公演や企画に挑戦してきて、本当に成長できました。たくさんの経験を培ってきたことで、後悔のない航海になりました。

これからは夏のツアーも決まっていますし、私たちの元気をたくさんお届けできるように、メンバー全員で船上劇場での経験を活かして頑張っていきたいです!

▽福田朱里(副キャプテン)
この船が完成する前に造船所に行って、工事に携わっている方々にお話をうかがったときに、STU48号をできるのを一緒に楽しみにしてくれているのが分かって嬉しかったことを覚えています。

そして、船上劇場がオープンしてからは、公演がある日はもちろん、公演がない日も船員の方が泊まり込みで管理・メンテナンスしてくださっていることを知り、通常の劇場と違い、ファンの方やライブスタッフ以外の方にも支えられていることを知りました。そして、この「ありがとう!STU48号ツアー」が始まってからは、船員さんとも積極的にコミュニケーションを取るようにしました。そういった人たちとの思い出もいっぱいできて、スタッフさんにも感謝の気持ちを伝えられたツアーになったと思いました。

▽瀧野由美子
まだ、この船を卒業する実感が湧かなくて、涙がまだ出てこないくらいなんですが、1期生・ドラフト3期生は、STU48船上劇場になる前から関わらせていただいて、たくさんスタッフさんが頑張ってくださって、劇場ができたこと知っているのでなおさら実感湧かないのですが、船上劇場で公演ができていたことは当たり前のことではないし、これまで恵まれた環境で活動できていたことを実感しました。

今後はありがたいことに夏の瀬戸内ツアーで7県周っていく予定があるので、現地の方とか瀬戸内に行ってみたいと思っている方にアピールしていきたいです。
また、SNSでの発信やメディア出演を通して、画面越しに元気を与えられる存在なりたいです。

STU48号が完成した時はこの劇場が瀬戸内のシンボルなれるようにと思っていましたが、これからは私たちSTU48が瀬戸内のシンボルになれるように頑張っていきたいと思います!

▽門脇実優菜(船上公演最多出演)
グループ加入前から48グループの劇場の偉大さを感じていて、そのうえ自分たちの劇場は船上劇場ということで、夢と希望に満ち溢れた気持ちで毎回ステージに立っていました!1曲、1パフォーマンスを大事にして、1度も手を抜いたステージはありませんでした。

STU48号は私にとって絶対切り離せない存在、劇場に通う事が家に帰るのと同じくらい、あたたかい存在でした。この劇場がいつも私のパフォーマンスを支えてくれました。2年間STU48号を支えてくれたスタッフの皆さんにも感謝しています。コロナ禍で思う様な公演活動ができなかったり、声援が送れない公演が続いて、ファンの皆さんは本当に満足して笑顔で帰られたのかな?と悔しい思いをすることもいっぱいありました。でも、皆さんのおかげで船上劇場での最多出演もできて、ファンの方にたくさん足を運んでエールを送って頂きました。

特に、私のソロ公演と生誕祭でファンの皆さんの笑顔を見られたことが印象に残っています! これから私達は船から地上へ降りて違うステージに移りますが、そこでは新しいスタートが待っています。全国たくさんの場所で公演して、たくさんの方に見ていただけたらと思っています! 2年間STU48号で経験したこと忘れずにもっともっとパフォーマンスレベルを上げてがんばります!

▽矢野帆夏(STU48号ペイント担当)
私が初めてSTU48号を見た時には、完成前で船体に色がない状態でした。そこで、STU48という文字の部分にペイントをするという大役を務めさせていただきました(実はその時、こっそり船の底に私のサインを入れました)。この船体を見て皆がSTU48のホームを見つけてくれるんだと思ったら気持ちも入り、ここからSTU48号の歴史が始まるんだという気持ちになりました! 最初は新築の匂いがしたステージや楽屋も今では自分のロッカーやお気に入りの場所があったり、愛着があります。

普段の公演だけでなく生誕祭や卒業公演などをしてきたSTU48号。私たちにとって一緒に喜怒哀楽をしながら成長してきた戦友のような存在でもあります。今後は別の形で活躍することになるSTU48号には、負けないくらい成長していきたいです。STU48号に出会えたことはアイドル人生においての宝物です!

船上劇場ではなくなっても、これから機会があるならこの船に会いたいです。
私達も瀬戸内の違う場所で、頑張ります!

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