プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

映画・アニメ

熟年離婚は成人した子どもにも影響?『幸せの答え合わせ』 夫が離婚を切り出す重要シーン解禁

熟年離婚が題材のイギリス映画『幸せの答え合わせ』(6月4日公開) (C) Immersiverse Limited 2018の画像

熟年離婚が題材のイギリス映画『幸せの答え合わせ』(6月4日公開) (C) Immersiverse Limited 2018

 結婚29年目に突然、夫の方から離婚を切り出す夫婦と一人息子、“熟年離婚”を題材にした家族の物語『幸せの答え合わせ』(6月4日公開)より、「家を出る」「他に女性がいる」と夫が離婚宣言するシーンの本編映像が解禁された。

【動画】夫が離婚を切り出す重要シーン

 イギリス南部の海辺の町シーフォード。近くの崖下には「ホープ・ギャップ」と呼ばれる入り江が広がり、美しい景色が散策する者たちの心を癒してくれる。この町で暮らすグレースとエドワードは、もうすぐ結婚29周年を迎えようとしていた。

 仕事を引退したグレースは詩集の作成に時間を費やし、エドワードは高校で教師をしている。独立して家を出た一人息子のジェイミーが久しぶりに帰郷した週末、エドワードは突然、「家を出て行く」とグレースに離婚を切り出す。

 グレースを演じるのは、アカデミー賞4度ノミネート、ゴールデングローブ賞6度ノミネート&2度受賞、ドラマ『20センチュリー・ウーマン』(2016年)などに出演したアネット・ベニング。エドワードは、映画『ラブ・アクチュアリー』(03年)などに出演したビル・ナイ。彼らの一人息子ジェイミーは、ドラマ『ザ・クラウン』でチャールズ皇太子役を演じてゴールデングローブ賞を獲得、ロエベやブルガリのアンバサダーをつとめるなど、人気急上昇中の英国若手スター、ジョシュ・オコナーが扮する。

 解禁された本編映像では、29年間連れ添った夫からのまさかの離婚宣言にあ然とする妻の様子が切り取られている。妻のグレースが、昨夜の口論について「きつく当たったこと反省してる。安心感が欲しいだけなの」と夫を後ろから抱きしめながら謝罪。一方、夫のエドワードは複雑な表情で「もう無理だと思わないか」と、これまで黙っていた胸の内を明かし始める。

 「君を怒らせてヘマばかりしてそれで落ち込んで。話すのを避けたらさらに悪循環に」と語るエドワードに、グレースは「よかった。わかってくれたのね。祈りが通じたわ」と二人の会話は噛み合わないまま進む。ついにエドワードが「私は出ていきたい」と、離婚を切り出すが、そんなことを夢にも思っていないグレースは「出る? どこに?」とピンときていない様子。「他に女性がいる。すまない」というエドワードの言葉を聞き、初めて夫が言っていることを認識しあ然とするグレース。

 果たしてこの二人はこの後どうなるのか? 絶望と怒りに支配される母を支える息子ジェイミーも、自身の生き方や人間関係を見つめ直していく。3人それぞれの痛みは、思いもしなかった明日を連れて来ることになる。

■熟年離婚は成人した子どもにも影響を与える

 監督は、映画『グラディエーター』(00年)でアカデミー賞脚本賞を受賞したウィリアム・ニコルソン。自身の両親との実体験をもとに脚本を書き上げ、自ら監督も手がけた。物語は、夫のまさかの離婚宣言から始まり、家族それぞれのリスタートを描いていく。

 ウィリアム監督が本作に込めた思いは強く、「いざ、この題材について書こうと執筆に取り組み始めたら、さまざまな感情が込み上げてきた。この物語には感情的な場面がいくつかあるが、その一部は実際に僕と僕の両親の身に起こったことだ。しかも僕は両方の味方という複雑な立場にいた」と語る。

 熟年離婚は成人した子どもにも影響を与えると指摘するウィリアム監督。「多くの人は両親が離婚すると、幼い子どもは傷つくが、成人した子どもにはあまり影響がないと考えているけれど、それは違う。成人した後に両親が離婚すれば、子どもは幼少時代の自分の原点を疑わざるを得なくなる。この映画は人間関係の中で、人々が背負う負担について、特に親が子どもたちに知らず知らずのうちに背負わせているものについて描いている」と明らかにした。

 日頃は脚本家としての活躍が多いが、本作を自ら監督することになった理由を、「映画を作るのは、監督であって脚本家ではない。僕が書いた脚本が素晴らしい作品になった時もあったが、失望したこともあった。でも本作に関しては、絶対に失望したくなかった。それで自分で監督した方が良いと考えたんだ」と語る。

 また、本作を「苦しむ母親と彼女を支える優しい息子というような単純な話ではない。息子自身も自分の過ちに気付く。不釣り合いな両親のもとで育ったゆえに、人との親密な関係が苦手で他者とうまく関係が築けないんだ」と説明を加えている。

 アネット・ベニング、ビル・ナイ、ジョシュ・オコナー、この名優3人が揃い、登場人物の感情が混ざり合わさることで、それぞれの才能を掛け合わせた以上のものが生まれたといい、「この3人の素晴らしい俳優たちの最高の演技が生み出す効果を目撃すれば、観客は圧倒されるに違いない」と胸を張っている。

ORICON NEWSは、オリコン株式会社から提供を受けています。著作権は同社に帰属しており、記事、写真などの無断転用を禁じます。

こちらの記事もどうぞ