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紺野彩夏、吹き替えなし太鼓シーンの裏側 転機は『ジオウ』オーラ役 平成は「まだ続きそう」

青春部活映画『藍に響け』に主演する紺野彩夏 (C)ORICON NewS inc.の画像

青春部活映画『藍に響け』に主演する紺野彩夏 (C)ORICON NewS inc.

 女優・紺野彩夏(21)が久保田紗友(21)とW主演を務める青春部活映画『藍に響け』が21日に公開となった。ORICON NEWSは紺野にインタビューを実施。作品の裏話だけでなく、転機となった作品、モデル業などについても語ってもらった。

【動画インタビュー】紺野彩夏、初主演作への思いと転機となった『ジオウ』を語る

■吹き替えなしの太鼓シーンの裏側「音がきれいな映画」に

 原作は、月刊アクション(双葉社)で2013年9月号から14年9月号に連載された、すたひろ氏の漫画『和太鼓+ガールズ』で、同作をベースにしつつ、映画はオリジナルとして作り上げている。舞台はミッション系のお嬢様女子高。松沢環(紺野)は、裕福な家庭に生まれヒエラルキーのトップにいたが、父の会社が倒産し生活が一変。事情を誰にも言えず、行き場のない思いを抱えている。

 同級生の新島マリア(久保田)は、誰とでも明るく接することができる優しい性格の持ち主だが、交通事故で声帯を損傷し、言葉を発することができない。ある日、環は“音の振動”に導かれるようにマリアと出会う。人とうまくつながることのできないふたりが、部活を通して、お互いの心を響かせ合い、共に葛藤し成長していく姿を瑞々しく描き出していく。

――『藍に響け』は、どんな作品になりましたか?
【紺野】和太鼓に熱中している女の子たちの話なので青春映画だなって思います。それ以外にも、映画の太鼓の音は自分たちの音で、ほかにも波の音だったり自然の音が入っているなという印象です。音がきれいな映画だなって思いました。

――和太鼓の音は実際の音だったんですね。
【紺野】撮影前に「自分たちでできたらベストだね」と言われていました。でも、練習期間が3ヶ月しかなかったので、できるところまで、と。みんなで頑張ったら自分たちの音でも大丈夫になりました。

――音も含めて完成した作品を見ていかがでしたか?
【紺野】和太鼓を叩く最後のシーンは、ほぼほぼ最終日でした。叩き終わったときの達成感はスゴく感じました。引きの画で、衣装やライティングもカッコよく映るようにしてくださったので、圧巻でした。

――環は、複雑な事情を抱えている役どころです。
【紺野】バックグラウンドがあるので、最初は落ちています。神様も信じられない。でも、太鼓に出会ってからは元の性格を取り戻します。もともとバレエをやっていたので、熱血というか体育会系の一面が出てくる。マリアや太鼓に出会ってからの前と後ろで全然、違う感情を表現できればと思っていました。監督の中にも環の確立された像があったので、すり合わせる作業でしたね。

――教会でのシーンが印象的でした。
【紺野】ふてくされているシーンですよね。あの時は、神様はいないと思っている。神様がいるなら、お父さんもうまいっていると思っている。感情としては無です。何も考えたくないし、何も考えなくていいシーンだったので。

――同級生の新島マリアと出会い、変わっていきます。
【紺野】紗友ちゃんとは初めてお会いしました。ほかの作品を拝見していたので、クールなイメージで目がキレイな女優さんだと思っていましたね。交通事故で声帯を損傷しているので、マリアはお話ができない。しゃべれない分、表情で訴えかけてくれました。言葉がなくても、マリアは今何を思っているのかが受け取りやすかったです。表情のお芝居が紗友ちゃんの感情からあふれて出ているものなんだと感じました。

■女優としての転機は『ジオウ』 『non-no』専属モデルになり先輩に感謝

――本作が初主演作となりますが、女優としての転機を教えてください。
【紺野】皆さん、そうだろうなと思っているでしょうけど、やっぱい1番大きいのは『仮面ライダージオウ』のオーラ役ですね。歴史の長い作品ですし、ちょうど「平成仮面ライダー」シリーズの節目となる20作品目でもありました。これからも続く長い歴史の中に少しでも立ち会えたのは、すごく自分の中でも貴重だったなと思います。仮面ライダーを見ている方って、ちっちゃい子どもから、そのお母さんお父さんだけでなく、シリーズのファンの方もたくさんいらっしゃる。いろいろな世代の方に見ていただける作品で1年間同じ役で出演できたのは、ターニングポイントだったなと思います。

――1年をかけて役に変化がありましたか?
【紺野】私が演じたオーラは心情の変化がある役ではなく、最後まで悪い子っていうのがプロデューサーさんの中にあったと思う。でも、監督が2話ごとに変わるので、監督によって役への印象もちょっとずつ違う。そういうところで「変えていい部分」と「変えちゃダメな部分」があるなと思っていました。最後は違う世界なので、そこは完全に変えましたけど。変えた部分というより、変わらない方がいいであろう部分の方が多かったなと思います。

――2月に『RIDER TIME 仮面ライダージオウVS ディケイド/7人のジオウ!』と『RIDER TIME 仮面ライダーディケイドVS ジオウ/ディケイド館のデス・ゲーム』の配信がTELASAとTTFCで始まると「平成33年」がトレンド入りしました。
【紺野】私にはわからないですけど、まだ終わらないんじゃないですか(笑)。まだ続きそうですね。「平成33年」ってないんですけどね(笑)。令和仮面ライダーの『ゼロワン』と『セイバー』がありますけど、私のところにも「また平成が終わってほしくないです」とメッセージが来たりします。それだけ『ジオウ』という作品が愛されていたので、よかったなと思います。

――モデルとしては、『Seventeen』(集英社)を卒業して、新たに『non-no』(集英社)の専属モデルになりました。変化は感じていますか?
【紺野】出版社は変わらずで、編集の方でもともと『Seventeen』にいて、同じようなタイミングで『non-no』に異動された方がいらっしゃって、環境的な変化はあまりないんです。ただ、高校生が読む雑誌から、大学生が読む雑誌になったので洋服のテイストは変わったなと思います。一緒に撮影する機会がなかなかなくて、まだ全員のモデルの方にお会いしていないんです。でも、『non-no』が50周年になるんですけど、その50周年のお祝いで『Seventeen』でも先輩の江野沢愛美さんと岡本夏美さんと3人で撮影できた。3人で集まることがなかったので、すごくうれしかったです。『Seventeen』で一緒だった方と同じ撮影だと安心するような感覚もありますね。

――政府のCMにも出演しました。反響は?
【紺野】インスタグラムなどで告知をしていなくて、ファンの方にも急にパッと私が出てきて、みんなビックリしたと思います。言っていなかったので私かどうかわからなかったみたいで「紺ちゃんですか?」「急に流れて驚いた」とメッセージが来ました(笑)。友だちとかは知っているので「見たよ」って連絡が来ましたね。

――これから女優として、モデルとしての夢は?
【紺野】ありがたいことにモデルのお仕事も女優のお仕事も両方をやらせていただける機会が多い。どっちのお仕事も好きなので、両方、続けていけたらいいな。女優としては、いろんな役をやりたいです。日常にはいない人の役は、このお仕事をしていないとできない。そういう役を自然にできる人になりたいです。今、やりたいのは少女マンガの主人公のキラキラした女の子か、サイコパスな役ですね。

――最後に映画の見どころを。
【紺野】みんなで練習して、吹き替えなしで演奏した太鼓は観てほしいです。観てくださった方には伝わるものがあると思う。あと、マリアの2人のシーンは映画の中でも重要な役割をしていると思います。本音でぶつかっています。高校生ならではの本音でのぶつかり合いを表現して大事に撮っていただいたので、そこは見どころだと思います。

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