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コロナ禍の新しい観光の在り方とは? 観光映像大賞ファイナリストの自治体でディスカッション

『SSFF & ASIA 2021』第10回観光映像大賞オンライントークイベント「観光映像にみる、コロナ禍の観光」出席者の皆さんの画像

『SSFF & ASIA 2021』第10回観光映像大賞オンライントークイベント「観光映像にみる、コロナ禍の観光」出席者の皆さん

 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2021』 内で、国内観光の魅力を表現した映像に与えられる「第10回観光映像大賞」のファイナリストに選出された5つの自治体によるオンライントークイベントが20日に実施された。

【動画】オンライントークイベントのアーカイブ

 パネリストとして参加したのは、一般社団法人とこなめ観光協会(愛知県常滑市)、上峰町役場まち・ひと・しごと創生室(佐賀県上峰町)、南島原市観光振興課(長崎県南島原市)、公益社団法人三重県観光連盟(三重県)、若狭湾観光連盟(若狭湾エリア)及び各制作に携わった広告代理店や映像制作会社。

 冒頭では、各地域の魅力を紹介するとともに、どのように魅力を観光映像として表現したかを紹介。常滑市はアニメーション映画との連動で新規層の開拓を、上峰町はしっかりとしたストーリーで共感を持たせ引きこむ、南島原市は奇をてらった企画で、三重県はサミットや各エリアの特色を自慢する「見栄」にかけた企画で、若狭湾は多くの言葉を盛り込めるラップ音楽を使用するなど、各作品とも、YouTubeから数多く発信される映像の中でいかに埋もれず、印象に残すことができるかを試行錯誤し制作されたことを説明した。

 MCを務めたSSFF ASIA 代表の別所哲也から、コロナ禍での観光事業への影響について質問されると、国際空港を持つ常滑市、インバウンド施策にも力を入れていた南島原市や三重県では外国人観光客の姿が見られなくなったり、修学旅行生の受け入れができない、町の行事がなくなり活気がなくなっているでいるなど、苦しい状況報告があった。一方で、各地域とも、県内・近隣からの観光客増加により改めて地域の魅力を見直す傾向があることや、特産品の取り寄せやふるさと納税など、オンラインで楽しむ需要が高まっていることなど、各自治体ともコロナ禍の新たな観光施策を見出していることも語られた。

 後半はコロナ禍での映像制作にもおよび、各代理店、映像制作会社が、当初予定していたシーンの変更や、撮影時期の延期、監督自らがカメラを回し、出演者も自身でヘアメイクを行うなど、最少人数での撮影体制、会話のないシーンに設定、リモート撮影に挑戦するなど、工夫を凝らし制作を行ったことを話した。

 最後には観光映像を制作・発表したことで見えてきた課題や、「映像が(地域を)知ってもらうことにいかに寄与しているか」、観光映像の有効性について意見を述べ合い、別所は「明けない夜はない。観光映像を通じて新しい観光の在り方を一緒に作っていきたい」と各自治体、視聴者に向けて呼びかけた。

 ファイナリストの中から選ばれる観光映像大賞の発表は、6月16日に実施される「Branded Shorts 2021」にて行われる。

■第10回観光映像大賞 ファイナリスト

●『泣きたいのに泣けない私』(7分/2020年)
地域:愛知県常滑市
監督:柴山健次

●『ふるさとのにおい』(8分/2020年)
地域:佐賀県上峰町
監督:菊地健雄

●『突撃!南島原情報局 【 神回 】』(27分/2021年)
地域:長崎県南島原市
監督:渋江修平

●『見栄サミット 三重の観光 PR 動画』(15分/2020年)
地域:三重県
監督:木戸純平

●『若狭の魅力を伝えたいけど予算がねえ』(4分/2021年)
地域:若狭湾エリア
監督:平林勇

※上記5作品は、『SSFF & ASIA 2021』オンライン会場で配信中(視聴無料、要初回登録)
https://www.shortshortsonline.org/guan guang ying xiang da shang

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