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『はじめの一歩』作者、親交深い『ベルセルク』作者追悼 10代の思い出語る「いつか最終回読みに行くよ」

左から『はじめの一歩』『ベルセルク』コミックス1巻の画像

左から『はじめの一歩』『ベルセルク』コミックス1巻

 漫画『ベルセルク』などを執筆した漫画家の三浦建太郎さんが5月6日午後2時48分、急性大動脈解離のため亡くなった。54歳。20日、白泉社が公式サイトで訃報を伝えた。突然の訃報に人気漫画『はじめの一歩』(講談社)で知られる森川ジョージ氏が、三浦さんとの思い出をつづった。

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 自身のツイッターで森川は「三浦健太郎君のご冥福を祈ります。あまり知られていませんが彼は少年マガジンでデビューなのです。写真は僕が19の頃の連載で18才の彼が描いてくれた学校です。寒気がするほどの才能の塊でした。お互いこの歳まで作家でいられてよかった、と思っていました。急な知らせでショックです」と追悼した。

 続けて「写真は三浦建太郎君が寄稿してくれた鷹村です。今かなり感傷的になっています思い出話をさせて下さい」と切り出し、「僕が初めての週刊連載でスタッフが一人もいなくて困っていたら手伝いにきてくれました。彼が18で僕が19です。某大学の芸術学部の学生で講義明けにスケッチブックを片手に来てくれました」と思い出話を記した。

 「気になっていたスケッチブックを見せてほしいとお願い開いてみたら、さらに度肝を抜かれ鳥肌が立ちました。そこには妖精が、烙印が、大きな剣を持った剣士が描かれていました。後のパック、ガッツです」と明かし、「すでにそこにはベルセルクはありました。月日は経って僕ははじめの一歩は連載開始します。ほぼ並行してベルセルクが発表されます」と三浦さんの代表作『ベルセルク』の初期構想の一部を話した。

 三浦さんの画力について「きっと世間は僕と同じように度肝を抜かれるだろうと確信していました。そしてそうなりました。超絶の画力にして渾身の画面。毎回のエネルギーには尊敬しかありません」とし「思い出話は終わります。彼とはその時だけですが僕のことを気にしてくれていたと聞いています。僕も彼と出会えたことが自慢であり誇りです。勝手に喋ってしまって、ごめんね建太郎君。いつか最終回読みに行くよ」と思いを伝えた。

 三浦さんの代表作『ベルセルク』は、『月刊アニマルハウス』にて1989年に連載がスタートし、その後『ヤングアニマル』に連載の舞台を移し現在も連載中で、コミックス累計4000万部を超える人気作。剣と魔法、そして魔物が存在する世界を舞台に主人公・ガッツの壮絶なる生き様を描いており、1997~98年にテレビアニメ化、2012年~13年に3部作で劇場アニメ化、2016~17年に再度テレビアニメ化された。

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