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シム・ウンギョン、日本で初めて撮った映画がようやく公開「この作品がなかったら今の自分はいない」

日本で初めて撮った映画がようやく公開されたシム・ウンギョン (C)ORICON NewS inc.の画像

日本で初めて撮った映画がようやく公開されたシム・ウンギョン (C)ORICON NewS inc.

 女優の富司純子が14年ぶりに主演した映画『椿の庭』が9日、公開初日を迎えた。東京・銀座のシネスイッチ銀座では、富司とダブル主演を務めたシム・ウンギョン、出演の鈴木京香、そして上田義彦監督が登壇して舞台あいさつが行われた。昨年公開予定だったがコロナ禍で延期となり、待ちに待った封切り。富司は「感激です。私にとっては、最後の宝物になるんじゃないかなと思っているくらいうれしい映画でした」と、声を震わせた。

【写真】透け感のあるブラウスで登場した鈴木京香

 日本アカデミー賞主演女優賞などを受賞した『新聞記者』(2019年)や、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(19年)、連続ドラマにも出演し、日本での活躍が目覚ましいシム・ウンギョンだが、実は彼女にとって最初の日本映画の撮影現場はこの『椿の庭』だった。

 「ひとり外国にやってきて、渚と重なることが多くあった」というシムは、「普段は演技プランを立てて、悩んで悩んで一歩踏み出すように演じてきましたが、今回は撮影現場の家や庭の自然を感じながら、ありのままに演じました。ドキュメンタリーなのか、お芝居なのか、曖昧なところを見せられたらいいな、と意識していました」と撮影を振り返りながら、「この作品がなかったら今の自分はいないと思っています」と熱弁した。

 本作は、葉山の海を見下ろす坂の上の古い家が舞台。その家の庭はよく丹精されていて、四季折々の花が咲き続けるように手入れされていた。その家で暮らす絹子(富司)と長女の娘の渚(シム)、そして離れて暮らす次女の陶子(鈴木)、三世代の心の絆と、かつて夫と語り合い、子どもたちを育てた記憶が宿る家の一年間を描いた物語。サントリー、資生堂、TOYOTAなど数多くの広告写真を手掛けてきた上田監督が初めて監督・脚本・撮影を務めた長編映画となる。

 鈴木は「私は比較的に少ない日数での参加だったのですが、美しい日本家屋での撮影がとても楽しみでした。ふと目をやると最高に美しい富司さんと、本当に家族を想っているようなウンギョンさんと共に、見惚れるような時間を過ごせました」と述懐。

 上田監督は、「僕はこの映画、いわゆる“日常”を撮るにあたって、無常を意識しながら撮っていきました。ぐっと目を凝らすとそこに真実がみえてくるということを信じて、撮影を進めていきました」と作品に秘めた思いを明かした。舞台あいさつの回にスクリーンで映画を見たという監督は「自分で作った作品ながら、涙してしまいました」と照れながら話していた。

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