プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

芸能・エンタメ

【ANN0連続インタビュー】佐久間宣行「脱サラの行方をリスナーと一緒に共有していきたい」

佐久間宣行氏 (C)ORICON NewS inc.の画像

佐久間宣行氏 (C)ORICON NewS inc.

 1967年10月2日の放送開始から、今年の秋で55年目を迎えるニッポン放送の人気ラジオ番組『オールナイトニッポン』。現在深夜3時から放送されている『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ANN0)では、『M-1王者』『武道館アーティスト』『人気テレビディレクター』など、さまざまなジャンルで活躍する豪華パーソナリティーがラインナップされている。ORICON NEWSでは新シーズンの改編期に合わせて、火曜から金曜までの4組のパーソナリティーにインタビューを敢行。水曜日を担当するのは、この春からテレビ東京を離れフリーのディレクターとして再スタートを切る佐久間宣行氏。“チケットを爆発的に売る男”は、どんな心境で3年目のラジオを迎えるのか。

【動画】マヂラブ、三四郎ら『ANN0』パーソナリティが爆笑トーク!

■同世代のラジオリスナーが増加に喜び「僕がこの歳でラジオをやる意味があるのかな」

――この春で3年目に突入します。リスナーの広がりを感じますか?

【佐久間】ありますね。去年から今年にかけてコロナで自宅にいる時間が増えた影響で、同年代の主婦の方から「家事をやりながら久しぶりにラジオを聴いています」や「子供を寝てから聴いてます」という声や、海外在住の方からも「精神的に落ち込んでたけど、ラジオを聞いて楽になってます」という声を僕のSNSに寄せてくれるので、すごくうれしいですね。今までラジオを聴いていない方、しばらく離れていても「世代が近いから話がわかる」って聴いてくださる方も多くなっていて。そういう声を聞くと、僕がこの歳で、家庭を持っている父という立場でもラジオをやっていることに意味があるのかなと思います。もちろん、若いリスナーが「お笑いの話が楽しみだから」ということで聴いてくれるのも、ありがたいです。

 1年目は自分の個人的な話にリスナーは興味がないと思っていたので、バラエティーとかお笑いの話ばかりしていたけど、2年目くらいからポツリポツリと家庭の話とか、いわゆる“お父さん話”を入れてみたら反響がいいから、興味がある人もいるのかなと思って続けてみたら、そんな感じで広がりが出てきたので、ちょっとずつ話す内容も変わってきていると思います。

――佐久間さんのトークスキルもアップしているのでは?

【佐久間】最初はとにかく無我夢中だったので、どういうしゃべり方をしていたか覚えてないけど、最近ようやく(スタジオ外の)ブースのスタッフのリアクションを見られるようになってきました。昔はそっち側を見る余裕も全然なかったし、組み立ててきたものを話すだけだったんです。でも、ブースの人たちの呼吸を感じながら話したほうが、リスナーも“自分が話しかけられている”と感じるということが分かってきてからは、ブースのメンバーを意識してしゃべれるようになったことは、成長ですかね。この歳でも努力すれば伸びるということなので(笑)、3年目もさらに成長していきたいです。

■“痛み”を共有するのがラジオの醍醐味 独立エピソードで「奥さんがめちゃくちゃ褒められてる」

――3月いっぱいでテレビ東京を退社され、4月からフリーのテレビディレクターとなり環境が変わられますが、ラジオにも変化はありそうでしょうか?

【佐久間】僕がリスナーとしてずっと芸人さんのラジオを聞いてきて、好きだったのはテレビでうまくいかなかったり、プライベートで何かあったときのエピソードだったんです。面白いことは大前提で、“痛み”を共有するのがラジオの醍醐味だと思うので、自分も独立してフリーのディレクターとしてやっていく悩みや苦労などの痛みを話していこうと思います。来年の2月あたりには「確定申告が面倒くさい」って話をしているはずです(笑)。今までのプロフィール写真は、テレビ東京のものを使っていましたが、フリーになるから新しく作ったほうがいいのかとか、脱サラの行方をリスナーと一緒に共有していきたいですね。税理士さんとかもリスナーから探そうかと思ってるので(笑)、詳しい人はどしどし情報を送ってください。

――退社を生報告された回は、ラジオならではの一体感とドキュメンタリー性を感じることができました。反響が大きかったのでは?

【佐久間】ものすごくありましたね。テレビ東京のサラリーマンとしての話を楽しみにしていたから寂しい、という人も多いのかと思ったのですが、応援しますという声を本当にたくさんいただいて。この歳で決断するって、重みが違いますよね(笑)。あとよくわかんないんですけど、奥さんが後押ししてくれたという話をしたから、奥さんがめちゃくちゃ褒められてるんですよ、「佐久間さんの奥さんスゲーかっこいい」みたいな(笑)。奥さんは僕のラジオをあまり聞かないようにしてるんだけど、褒められてるって話したら「そうなの? 何の話をしたの?」ってビックリしてました。奥さんはこれからもテレ東に残るから、僕の発注主になる可能性があるし(笑)、そうなったらなったで、また面白いかなと。

――1月の配信イベント『佐久間宣行のオールナイトニッポン0 リスナー小感謝祭2021~Believe~』は、急な開催決定にも関わらず、アーカイブを含めてトータルで1万7000枚もチケットを売り上げました。大きな期待と注目を集めることで、プレッシャーも感じますか?

【佐久間】自分の力を過大評価しているわけじゃないので、プレッシャーに感じることはないですね。ただ、身に余るオファーをいただくことが増えてきたので、作り手としてご期待に添えるように頑張りたいとは思っています。結局、自分は面白いものがこの世の中にもっと増えたり、自分の好きなものがもっと売れてほしいと思って、この仕事をやってる部分があって。だから、面白い本を読んだり、面白い劇団の公演を見たらラジオで話すし、面白い芸人さんがいたら『ゴッドタン』に出てもらうし。そういうやりがいは、コロナを経てすごく感じています。エンタメ業界は巣ごもり需要で配信は調子がいいけど、それ以外は軒並み厳しくなっているので、そこに対してちょっとでも助けになれればうれしいです。

■ガッツリ語りたいゲスト候補は“同じ境遇”の人気スター 「『この歳で独立ラジオ』を(笑)」

――1月に東京国際フォーラム ホールAで開催予定ながら、直前で中止となった番組イベント『リスナー大感謝祭2021~fanfare~』の再演を望む声も多いです。

【佐久間】配信ライブの最後にちょっと日付の予告的なことをしたのですが、それは間違っていたらしくて(笑)。新しい日程を調整していると聞いていますが、僕は早くやりたいですね。なぜなら、このイベントのために早朝からロケを3日くらいやらされて、映画のパロディーとかいろんなVTRを撮影したけど、それが今“お蔵”の状態なので(笑)、早くお披露目したいです。1月のイベントだったから、去年末の地獄のように忙しい時期に真冬の5時とかに呼び出されたりしていたので、それがまだ流れていないのは切ないですから(笑)。

――昨年2月に4夜連続で放送された特番『東京ドリームエンターテインメント』の第2弾を期待する声もあります。

【佐久間】もちろん、可能だったらまたやらせていただきたいと思っています。4夜連続はさすがに大変で、さすがに本業に支障が出ましたけど(笑)、ちょうど収録がない週だったからできたので。スケジュールが合えば、ぜひまたやりたいです。

――今後ラジオでゲストに呼んでじっくり語り合ってみたい人はいますか?

【佐久間】ガッツリ語ってみたいのは、TOKIOの松岡昌宏さん。一緒にいろいろ番組をやっていたので、実はすごく仲が良くて、独立するときもご連絡をいただきました。松岡さんも春から株式会社TOKIOを設立されるという節目ですし、そういうテーマもひっくるめて話したいですね。あとは加藤浩次さんにも来てもらって「この歳で独立ラジオ」っていうのも面白いかもしれないですね(笑)。

●佐久間宣行
1999年テレビ東京に入社。『TVチャンピオン』などで経験を積みながら、入社3年目に異例の早さでプロデューサーとして抜てきされる。ゴッドタン』のプロデュース・総合演出を務めるほか、『ピラメキーノ』『キングちゃん』『ウレロ☆未確認少女』など多数の人気番組を手掛けてきた。3月に退社し、4月からはフリーのテレビディレクターとして新たに活動していく。

ORICON NEWSは、オリコン株式会社から提供を受けています。著作権は同社に帰属しており、記事、写真などの無断転用を禁じます。

こちらの記事もどうぞ