特集番組『関西ツッコミ 報道 2021』関西地域の総合テレビで3月23日放送(左から)山田ルイ53世(髭男爵)、福田麻貴(3時のヒロイン)、伊原六花 (C)NHK
NHK大阪拠点放送局制作の特集番組『関西ツッコミ 報道 2021』が、総合テレビで23日(後7:30~8:12※関西地域のみ)に放送される。日々放送されるNHK の番組には、放送後に視聴者からさまざまな意見がこれまた日々寄せられる。温かい意見もあれば、「ここがもっと知りたかった」「難しすぎた」という指摘に、「VTRの構成が違う」「取材の狙いが見えない」など、手厳しいものも…。こうした視聴者からの意見(ツッコミ)と正面から向き合い、そのツッコミを元に再取材する、新たな形の報道番組だ。
朝のニュース番組 『おはよう関西』で取材したVTRに、視聴者とタレントのナジャ・グランディーバ、現役京大生動画クリエイター・わっきゃいが容赦なくツッコミ。それを受けた番組ディレクターたちが追加取材を敢行。その成果を披露するスタジオでは、3時のヒロインの福田麻貴、髭男爵の山田ルイ53世という2人のツッコミ芸人、そして伊原六花からディレクター陣にさらなるツッコミが入る(?)。
スタジオ収録後、福田は「“ここが知りたい”というかゆいところに手が届く、そして堅苦しくない、おもしろいツッコミどころ満載。これ、新時代の報道番組じゃないですかね。見どころは…1人出たがりのディレクターがいます。そこが番組の大きなみそになったかもしれないですね」と、出たがりディレクターに注目。
山田ルイ53世は、「1年目、2年目、そして12年目のディレクターの作ったVTRと本人出演があるんですが、キャリアでそれぞれディレクションのやり方というか、考え方がいろいろ違っているんだなっていうのがすごくわかって。出るほうとしても、『何年目のときはこんな感じで行けばええのや』というあんばいが勉強になりました」と、コメント。
伊原は「視聴者の方が“これを知りたい”と思うことは人それぞれ。そのすべてに応えてみんなが納得するVTRにを作るのは難しいんだなと思いました。また担当ディレクターさんごとにVTRのカラーが違うのもおもしろかったです。テレビの見方が変わると思います!」と、見どころを話していた。