
台湾・九份の夕景
鹿児島空港から空路2時間の台湾。
街歩きやスイーツ・グルメで女子に人気急上昇中みたいですよ!
卒業旅行や、春先の旅行にいかがですか?
今回はフェリアライターが主要都市台北を中心に旅してきました!!
九份 (チョウフン)
宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」の雰囲気で人気の観光名所が、台北近郊の九份。海を見下ろす山の斜面にたたずむ小さな古い街だ(=写真上)。
狭く急な石段。夕暮れ、レトロな建物の軒先に赤い提灯が妖しくともる情景は、異界そのもの。
九份は「九人分」の意味で、もともと9世帯しかなかったことに由来する。日本の植民地となった19世紀終わりごろ、金鉱が発見されゴールドラッシュに沸いた。
1970年代に金鉱は閉山、寂れていたが、「非情城市」など映画の舞台となったのを機に、脚光を浴びたという。
土産物店や食堂が連なる路地は観光客がひしめくが、不思議とその風情にゆったり浸ることができた。
ごったがえす観光客にも「われ関せず…」といった顔で、のんびりと寝そべるネコや犬に癒やされる。。
九份の街からは基隆湾を見下ろすことができ、昼と夜とでは違った表情を楽しめる。
九份名物の草餅を食す…
台北 (タイペイ)
故宮博物院
台北の故宮博物院は、中国歴代王朝の文物約69万点を所蔵し、世界四大博物館の一つに数えられる。びっしりと象形文字が刻まれた青銅器「毛公鼎」、書聖と称される王羲之の書(模写)など確か教科書にも出ていた至宝が目の前に。皇妃らを彩ったのだろうか?
宝石、真珠をちりばめたかんざしやつけ爪などの豪華なアクセサリーは見るだけで気分が上がる。ヒスイや象牙の精巧な彫刻の数々は、歴代皇帝の権力を物語っていた。
台湾メモ
- 地域データ:
人口約2,350万人(2016年4月)、面積36,000平方キロメートル(九州よりやや小さい)、公用語は中国語、現地の人は台湾語も話す。 - 通貨:
台湾元、またはNT$(ニュータイワンドル=約3.2円(2016年10月現在)空港や銀行のほか、デパートなどで両替できる。 - 時差:
-1時間(日本より遅い) - 交通:
台北市内はMRT(地下鉄)が便利。駅の券売機でトークンと呼ばれるICチップを購入して乗る。駅から遠い場所ならタクシーを。日本と比べて断然運賃が安く、気軽に使える。車は黄色。自動ドアではないので、自分で開け閉めを。住所を見せるなどして目的地を伝えればOK。 - その他:
ホテルはWi-Fiが整っているところが多く、いつものスマホでLINEなどネット使用可。
台北101は高さ508m、地上101階ある台北のランドマーク!超高速エレベーターで地上89階の屋内展望台(500元)に上れば、台北の街を一望。地下1階から5階はショッピングモールになっている。
治安は良いとされており、夜の街歩きも比較的気軽。外食文化で食事は総じて安く、素材やスパイスを生かした上品な味付けで美味。有名店には日本語メニューがある。
台湾グルメ・スイーツを楽しむ!!
まずは台湾夜市(露店)を巡る―
台湾の夜、外せないのは「夜市」巡り。各地で連日開かれ、深夜までにぎわう。
台湾で最も古いという饒河街夜市。きらびやかなゲートをくぐると、麺類や台湾風おでん「関東煮」、スイーツ、衣料、珍しい果物、キャラクター風(!!)グッズ、顔そり、ゲームなどあらゆる露店が並ぶ。
名物の胡椒餅を手にそぞろ歩きながら、台湾の熱気を肌で感じた。
台湾グルメ発見…
台湾で愛される一品料理「小吃(シャオツー)」。有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)の小龍包(126元)は、丹念に織りたたまれた皮から肉あんのうま味があふれる。「80分待ち」の案内だったが、整理券がもらえたため安心。
饒河街夜市の胡椒餅(50元)は、パリッと香ばしい皮に、スパイシーなあんが包まれ絶品。地元の人に交じり、市場での朝食にも挑戦。華山市場2階の行列店で豆乳(30元)と揚げパンを食べた。
台湾スイーツも外せない…
マンゴーかき氷ブームの火付け役と言われる「アイス・モンスター」のフレッシュマンゴーかき氷(190元)と龍山寺近くの龍都冰菓専業家の八宝(65元)。八宝には甘く炊いた豆類がトッピングされている。いずれもボリュームたっぷりだが、すっきりとした甘さでぺろり!
その他の台北おすすめスポット
開運スポット
台北で最も古いという龍山寺。そり返った屋根、随所に施された彫刻が目を引く。
入り口で3本の線香をもらい、見よう見まねで参拝。何か唱えながら熱心に手を合わせる人が目立ち、信仰心の厚さがうかがえた。
占いスポット
龍山寺駅地下街の一角には、台北最大級という占い街がある。
日本語OKのブースもあり、『きゃりーぱみゅぱみゅも来た!!』と宣伝する店もあった。
フェリア初の台湾旅レポート、いかがでしたか?
今回紹介したところ以外にも美味しい物いっぱい、かわいい雑貨もいっぱい、見どころもいっぱいの台湾。
ぜひ旅してみてくださいね!