
カンパチのサンドウィッチ
脂の乗った冬のカンパチはフライもお薦め!
鹿児島の冬のカンパチは脂が乗っておいしい! 義理の父も大好きで生前はよく「大根占へカンパチを買いに行こう!」と誘われ、ドライブに出掛けました。
やっぱり刺し身が一番ですが、フライもお薦めです。義理の母が漬けたものを試しに使って以来、らっきょう漬け入りのタルタルソースは、わが家の定番になっています。

このレシピは「南日本新聞生活情報誌 てぃーたいむ」2014年1月号に掲載されたものです。
門倉多仁亜の旬を食べるレシピ
- ~材料~(2人分)
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- カンパチの切り身:2切れ
- 塩・こしょう:各適量
- 小麦粉:大さじ1~2
- 溶き卵:1個分
- パン粉:大さじ2~3
- 揚げ油:適量
- 雑穀入り食パン(8枚切り):4枚
- バター:適量
- レタス:2枚
- タルタルソース
- 固めのゆで卵:1個
- マヨネーズ:大さじ4~5
- らっきょう漬け:5、6個
- キュウリのピクルス:25g
- 玉ネギ:1/4~1/6個
- パセリ:適量
- ~作り方~
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- ゆで卵は白身と黄身に分け、黄身をフォークの背でつぶしてマヨネーズとまぜる。白身とらっきょう漬け、ピクルス、玉ネギ、パセリをみじん切りにして黄身に加えまぜ、タルタルソースを作る。
- 食パンの両面をトーストし、焼き上がったらしなっとならないように2枚ずつ寄りかかるように立てて冷まし、バターを塗る。レタスは洗って水気をよく拭く。
- カンパチは皮を除いてペーパータオルで水気をよく拭き、塩、こしょうをしっかり振って小麦粉、溶き卵、パン粉を順に付け、180度に熱した揚げ油できつね色になるまで揚げる。パンにレタス、油を切ったカンパチを載せ、タルタルソースをたっぷり掛けてパンで挟む。
教えてくれた人
料理研究家
門倉多仁亜(かどくら たにあ)さん

ドイツ人の母、日本人の父の間に1966年、神戸で生まれる。父親の転勤に伴い、幼少期は日本、ドイツ、アメリカで過ごす。国際基督教大学卒業後、東京のドイツ系証券会社に入社。鹿屋市出身の夫の留学先のロンドン在住時に、子供の頃から興味のあった料理と製菓を、料理学校ル・コルドン・ブルーで学ぶ。料理教室を開くほか、テレビや雑誌などでドイツのライフスタイル全般を紹介。2009年に夫の実家がある鹿屋市に家を建て、毎月帰省して田舎暮らしを楽しんでいる。