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前園 真聖さん | 格好を付けないありのままの自分を見てもらおう

元サッカー日本代表 前園 真聖さん

「マイアミの奇跡」の主役が飾らない人柄で大活躍。目の前の仕事と誠実に向き合いたい…

◆ON “困難から逃げず全力を注ぐ”

華やかなイメージのあるサッカー選手ですが、現役時代を振り返ると、うまくいかなかったり苦しかったりしたことがほとんどでした。思い通りにならない現実から逃げようとしたこともありましたが、結局は元の場所に戻って踏ん張ることでしか道は開けませんでした。その経験を通じて学んだ「困難から逃げずに向き合う」という姿勢が、人生の支えになっています。

失敗して先が全く見えずマイナスからのスタートになった時も、とにかく目の前のことを誠実に一生懸命やろう、格好を付けないありのままの自分を見てもらおうと決めました。これから何をしたいかよりも、目の前のことに全力を注ぐことが未来につながっていくと考えています。

毎週末、全国を回って子供たちにサッカーを指導しています。強く言っているのが、恵まれた環境でサッカーができることを当たり前に思わず、周りに感謝する気持ちを忘れないようにということ。技術的なことよりも精神的な面の指導を大事にしています。どんな仕事をしていても常にサッカーがベースで、死に物狂いで取り組んだ日々があるから、今の自分がいると思っています。


前園 真聖さん

前園 真聖(まえぞの・まさきよ)さん

  • 元サッカー日本代表

1973年生まれ、薩摩川内市出身。鹿児島実業高校卒業後1992年、Jリーグ・横浜フリューゲルスに入団。

日本が28年ぶりに出場した96年のアトランタオリンピックではキャプテンとして予選突破の功労者となり、本大会でブラジルに勝利する「マイアミの奇跡」を起こした。

2005年に引退後はタレント、スポーツジャーナリストとして活躍する傍ら「zonoサッカースクール」を立ち上げ、少年サッカー指導に取り組んでいる。

HP:前園真聖オフィシャルサイト

◇OFF “仕事の合間にスイーツ巡り”

仕事のスケジュールが詰まっていてなかなか休みは取れませんが、合間で散歩や買い物をしたり、カフェに行ったりして気分転換しています。ペットの犬やミニブタとじゃれ合うのもホッとする時間です。現役時代に体を鍛えていたおかげで、忙しくても体力には自信があります。

現在は仕事で全国各地に行くついでに、その土地のスイーツを食べるのが楽しみ。SNSなどを介してお薦め品を教えてもらっています。コンビニエンスストアの企画でスイーツの新メニューを開発するという経験もしました。現役時代からは想像もできないことで、何がきっかけで人生が動くか分からないと驚いています。

 

10問10答

Q
大切にしているものは?
A
人とのつながり
Q
体調管理のために気を付けていることは?
A
ランニングと食事
Q
憧れの人は?
A
ディエゴ・マラドーナ
Q
リフレッシュ方法は?
A
サッカー教室で子供たちと一緒に体を動かす
Q
趣味は?
A
キャンプ、ゴルフ、自転車
Q
好きな食べ物は?
A
スイーツ全般。中でもプリンは年300個以上食べる
Q
熱中していることは?
A
目の前の一つ一つの仕事
Q
鹿児島で好きな場所は?
A
県立鴨池陸上競技場、桜島
Q
今後の目標は?
A
決めていない。目の前のことをしっかりやる
Q
よく読む新聞記事は?
A
スポーツ面。特にサッカー関連のニュース

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私服=至福の時間

このシリーズは【私服=至福の時間】として、南日本新聞生活情報誌てぃーたいむに掲載されたものです。鹿児島ゆかりの方々に、仕事(ON)とプライベート(OFF)の楽しみ方について話を伺います。

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