
2016年5月8日~9日に行われたマール熊本支援プロジェクトの様子
女性ならではの支援活動をしたい!!
2011年に起きた東日本大震災の時、同じ女性だからわかる痛み、私達だからこそ出来ることがあるのではないか、その思いから女性目線の支援「マール支援プロジェクト」を立ち上げました。
マールとは、2009年10月に東京で設立した、拠点も分野も違う女性クリエイターを集めたチーム「MarUnited(マールユナイテッド)」のことです。
東日本大震災後の支援活動は…
宮城県石巻市や女川町では、メイクアップ、ヘアカット、鹿児島の美味しい食べ物やワークショップを楽しんでいただけるよう、ささやかなイベントを開催。
エコバック作りのワークショップや、鹿児島の美味しい食べ物や女性目線の支援物資、そして美味しい珈琲やお菓子を楽しめるカフェも!!
夏は鹿児島名物・南国白くまも楽しんでいただきました。
まさかの熊本地震。自分たちにできることは何なのか…
そして、故郷・鹿児島の隣県で起きた熊本地震。
まさか九州で起こるとは想像もしていませんでした。
何かできることはないか。。。
衣食住での支援をする力もない、物資の大きな支援も難しい。
かと言って、東日本大震災の時のように募金活動を重ねて募金を集めるにも、みんなそれぞれがどこかで募金や支援をしているだけに、それも難しい。
『何ができるのか。。。』と考えた1ヶ月でした。
まずは自分たちができること、東日本大震災の支援の時にしたことをリストアップしてみました。
私たちができること~女性目線の支援
・スキンケアアイテムの提供
・スキンケアや、メイクアップのアドバイス
・ヘアカット
・眉カット
・女性に必要な支援物資の提供
・リラクゼーションマッサージ
自分たちができることが明確になったところで、実際にどうしていくか考えました。
まずできることを鹿児島から
熊本にすぐに行くことはタイミングも難しく、状況もわからなかったため、
まずは、鹿児島に避難されている方々への応援アイテムを考えました。
東日本大震災の時にはなかった、自社のスキンケアブランド。
そして、具体的に熊本での支援活動について計画を立てていきました。
自分達では難しい部分をご協力いただけないかと、数社にお声かけさせていただきました。
日焼け止めや化粧下地、口紅などのメイクアイテムや、スキンケアアイテム、
トラベルキット用の容器や防水で丈夫なエコバッグも。
下見に行った時、ゴミ袋がたりないとおっしゃっていたので、ゴミ袋と、少しでもゴミが可愛くなればと、鹿児島県伊佐市指定のドット柄のゴミ袋も持っていきました。
たくさんの方のおかげで、たくさんのアイテムが集まり、
マール熊本支援プロジェクト始動
となりました。
いよいよプロジェクト始動!
2016年5月8日(日)、9日(月)の2日間、
熊本県益城町総合体育館へ行ってまいりました。
支援物資はただ渡すのではなく、せっかくなら少しでも気持ちを明るくしてもらえたらと、リボンをつけてラッピングした方がいいかな?などと考えましたが、ゴミ問題もあったので、ゴミにならない方法を考えました。
ジップロック付きの透明な袋なら、他の使い方もできるから一石二鳥!
そこに、コットン・綿棒、物資を入れて女性目線のキットをつくりました。
男性には、日焼け止めと綿棒のキットを。
ちょうど母の日ということもあり、
少しでも気軽に立ち寄っていただきたいと、ブースはお花紙でつくったお花で飾り付け。
準備完了。
みなさんに少しでも喜んでいただければ。。。
支援活動がはじまりました。
つづく。