
梅雨を乗り切る
小豆の利尿作用を活かして水分代謝を!
じめじめした梅雨は体にいろいろな症状が出やすい時季です。湿度が高いため皮膚からの水分発散がうまくいかず、代謝異常により頭痛や関節痛、肩こり、皮膚病、食欲不振が起こるとされます。
また、腎臓やぼうこうがフル稼働しますので、糖尿病や高血圧症の持病が悪化しやすくなるともいわれています。
湿度の高いことで有名な京都では、10日ごとに赤飯を食べる慣習が残っています。小豆には利尿作用があり、代謝を良くするため健康維持に欠かせません。
ハトムギは発芽焙煎で。塩分は程よい摂取を意識して!
さらに水分代謝の王様はハトムギです。しかしハトムギは吸収が悪いので、発芽焙煎したものをお勧めします。減塩のやり過ぎも体がむくむもとです。
塩を摂取しすぎるのはいけませんが、程よく取り入れることも大切です。精製されていない自然塩を料理に使ってみるのもいいでしょう。お茶うけに塩昆布や梅干しなどもいいですよ。元気に梅雨を乗り切りましょう。
教えてくれた人

笑漢堂薬局 川畑耕平さん
- 鹿児島市郡元3-4-31[MAP]
- TEL:099-214-2210
- 営/9:00~19:00
- 休/日曜