
tukurute’ bakeryのパン
こだわり…「国産の小麦を使う」「加工油脂は使わない」―
「気軽に、楽しく、おいしいものを食べてほしい」と、坂口亮太郎さんが昨年6月に開業したパン屋「tukurute' bakery」。もともと人気店だった「gaia+」から独立して妻の良子さんと二人三脚ではじめたお店だ。
国産の小麦を使う、加工油脂は使わない、など材料にこだわるが「堅苦しくせず、自分が興味のある食材を使っておいしいものを提供するだけ」と、坂口さん。おすすめは、有機栽培のサンマスカットレーズンの華やかな香りが楽しめる「レザン・ソレイユ・ビオ」(200円)。卵、牛乳、砂糖不使用でアレルギーがある人も安心して食べられるバゲットだ。ほかに、良子さん手作りのパテとソースを使った「自家製ハンバーグのハンバーガー」(350円)や、ホワイトチョコでコーティングした「ラムレーズン ブリオッシュ」(180円)など(=写真上)60種類ほどのパンが並ぶ。
自由な発想でおいしさを追求
食べ物全般に興味がある坂口さんは、「パン屋の形態にこだわらず、将来的には『脱・パン屋』も考えている」と型にはまらない。その日仕入れた野菜で作る、日替わりスープもぜひ食べてほしい一品だ。