
素材に勝る技術なし―
パンは、小麦粉・水・バター・砂糖・卵・食塩・パン酵母で作られていることはよく知られていますが、ではその味はどのようにして決まっていくのでしょうか。
パンのうま味を左右するのは、材料の中で最も使用量が多い小麦粉であることは間違いありません。昔からわたしたち日本人は米食文化で育ってきましたので、ごはんの味がお米の産地や種類で大きく変わることを知っています。
同じようにパンの味を決める小麦もその産地や種類で大きく変わります。アメリカに代表される外国産、北海道が有名な国内産、それぞれの風土にあった小麦が作られています。そしていずれも使い方に応じて何種類かの小麦粉に分けられます。お菓子などに用いる薄力粉、麺などに用いる中力粉、パンに用いるグルテンが強い強力粉などがそれです。
当店では小麦を厳選し、パンの種類に応じて安全でうま味成分が高く品質のよい小麦粉を、一滴の水も使わずに牛乳でこね上げています。
教えてくれた人
食パン工房 カズ
- 鹿児島市中山2-1-27[MAP]
- TEL:099-260-8083
- 営/10:00~売り切れ次第終了
- 休/水曜