
カリフラワーのグラタン
カリフラワーの保存は冷蔵庫で「立てて」!!
冬が旬のカリフラワーはビタミンCを多く含み、クセがなく食べやすいです。
花蕾〈からい〉がしっかりと締まって硬く、重みがあり、切り口が変色していないものを選びましょう。
あまり日持ちがしないので、なるべく早く調理するようにします。
乾燥しないようにビニール袋に入れるかラップで包んで、冷蔵庫の野菜室で「立てて」保存しましょう。

門倉多仁亜の旬を食べるレシピ
- ~材料~(4人分)
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- カリフラワー:1個
- チェダー、ゴーダなどのチーズ(他の種類でも可):30g
- 塩・こしょう:少々
- ナツメグ:少々
- パン粉:大さじ1~2
- オリーブ油:少々
- パセリのみじん切り:少々
- ホワイトソース
- バター(有塩):15g
- 牛乳:250ml
- 小麦粉(薄力):15g
- ~作り方~
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- カリフラワーの房の中は土や虫などが入りやすいので、葉を落としてから小房に分け、ボウルにためた水の中で土などを浮かせながら、流水でボウルの水がきれいになるまで洗う。湯を沸騰させた鍋で歯応えが残る程度にゆで、ざるに取り上げて水気を切る。
- 鍋にバターを弱火で溶かし、小麦粉を2、3回に分け入れて火を通し、牛乳を少しずつ加えてのばしていく。全部まざったら一度沸騰させ、粉っぽさがなくなるまでまぜホワイトソースを作る。すり下ろしたチーズを加えて溶けたら塩・こしょう、ナツメグで味を調える。
- ②に①を入れて、耐熱皿に移す。
- パン粉とパセリのみじん切りをまぜ、湿らせる程度にオリーブ油を加えて③に散らし、200度に熱したオーブンで約15分、表面に焼き色がつくまで焼く。
教えてくれた人
料理研究家
門倉多仁亜(かどくら たにあ)さん

ドイツ人の母、日本人の父の間に1966年、神戸で生まれる。父親の転勤に伴い、幼少期は日本、ドイツ、アメリカで過ごす。国際基督教大学卒業後、東京のドイツ系証券会社に入社。鹿屋市出身の夫の留学先のロンドン在住時に、子供の頃から興味のあった料理と製菓を、料理学校ル・コルドン・ブルーで学ぶ。
料理教室を開くほか、テレビや雑誌などでドイツのライフスタイル全般を紹介。2009年に夫の実家がある鹿屋市に家を建て、毎月、東京から帰省して鹿屋での暮らしを楽しんでいる。