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西薗 良太さん | 自転車競技プロ選手としての自分を突き詰めたい

2015年全日本選手権自転車競技大会ロード・タイムトライアル

今できることに全力で挑戦。より大きな可能性を秘めた自分の力を信じて前進…

◆ON “東大生で学生ロード2冠王”

中学生のとき陸上競技で膝を痛めたことが、自転車を始めるきっかけになりました。中高とも自転車部がなかったので地元の自転車専門店で知り合った京セラ自転車部の練習に参加させてもらいながら「霧島高原サイクルジャンボリー」(2003年で休止)に参加するなどして、次第に自転車競技にのめりこんでいきました。

東大に進学と同時に自転車部に入部。強豪校ではなかったものの練習環境と仲間に恵まれ、切磋琢磨できました。一人ではあそこまで真摯に頑張れなかったと思います。学業と競技生活の両立はハードで「普通にトレーニングしていたら強豪校には太刀打ちできない」と、ちょっとした空き時間でもできるフィットネスバイクを使った独自の練習メニューを構築したことが結果につながりました。

大学トップ選手となれたことで「自分がどこまで伸びるか確かめたい」という思いが強くなり、進学が内定していた大学院を休学してプロ入りしました。国内で活動後、チャンピオンシステムに移籍し、環境も選手の質もけた違いな世界を体験しましたが、自分がそこでも互角に戦えると実感できたことは大きな財産になりました。

チーム解散を機に引退し、データアナリストとして一般企業に就職しましたが1年後、ブリヂストン・アンカーの先輩に背中を押され、プロとして再スタートを切りました。一度競技を離れたことで引退後のライフデザインも見えてきましたし、選手としての自分をとことん突き詰めてみたいという思いがさらに強くなりました。年齢的にも中堅となり自分への挑戦はもちろん、次世代につないでいく責任も痛感しています。


自転車競技プロ選手 西薗良太さん

西薗 良太 さん

  • 自転車競技プロ選手

1987年生まれ、霧島市出身。鹿児島第一中学・高校を経て、東京大学理科一類入学。2009年、全日本大学対抗選手権自転車競技大会で個人ロードレースと個人タイムトライアルを制し、学生ロード2冠を達成。

11年、同大学工学部計数工学科システム情報専攻を卒業し、シマノレーシングに加入。12年、チームブリヂストン・アンカーに移籍し全日本選手権個人タイムトライアル優勝、ツール・ド・北海道総合2位。

13年、UCI(国際自転車競技連合)のプロコンチネンタルチーム「チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム」に移籍。各国の精鋭を集めたチームの一員として世界各地の大会で活躍した。

◇OFF “読書や音楽でリセット”

世界各地を転戦するので、移動中は貴重なリフレッシュの時間でもあります。大好きな読書をしたり音楽を聞いたりして、意識してリラックスできる時間をつくっています。海外の記事や文献を翻訳するのも趣味の一つです。

1カ月ぐらいのオフ期間には登山をしたり自転車以外のスポーツをしたりして、自転車では使わない筋肉を鍛えて体のバランスを整えています。食事管理もシーズン中より緩めにして好きな物を食べ、睡眠を十分取り体を休ませます。妻が料理上手で、素材や栄養バランスに気を配ってくれるのでありがたいと思っています。

 

10問10答

Q
大事にしているものは?
A
MacとKindle
Q
愛読書は?
A
村上春樹さんの著書
Q
いま熱中していることは?
A
Apple Music
Q
日常生活で心掛けていることは?
A
疲労をためずに、フレッシュな状態で練習・試合に臨む。食事と睡眠、普段の姿勢
Q
これから挑戦してみたいことは?
A
スポーツ心理学に関する調査
Q
座右の銘は?
A
誰も何が今起こっているのか理解していない(米国の統計学者、執筆家ナシム・ニコラス・タレブ著「ブラック・スワン」より)
Q
3カ月休暇があったら?
A
旅行
Q
好きな場所は?
A
霧島市周辺の田舎道
Q
尊敬する人物は?
A
ナシム・ニコラス・タレブ、知識と実践の両輪が回っている人全般
Q
競技を続ける原動力は?
A
自己探求。日々新しい自分を発見できること

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私服=至福の時間

このシリーズは【私服=至福の時間】として、南日本新聞生活情報誌てぃーたいむに掲載されたものです。鹿児島ゆかりの方々に、仕事(ON)とプライベート(OFF)の楽しみ方について話を伺います。

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