
タイ風焼きナス
とろっとした食感も夏にあう…
定番の焼きナスを、ちょっとピリ辛で甘酸っぱいタイ風のドレッシングで食べるのもお勧めです。
よく冷えたとろっとした食感とスパイシーな味付けが、鹿児島の暑い夏にぴったりです。

門倉多仁亜の旬を食べるレシピ
- ~材料~(4~6人分)
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- ナス:3~6本
- 鶏ひき肉:50g
- 酒:大さじ1
- 小ネギ:5本
- パクチー:少々(なければセロリ)
- ドレッシング
- レモン汁:大さじ2
- ナンプラー:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- ショウガ:1片
- 赤唐辛子(乾燥):1本
- 塩:ひとつまみ
- ~作り方~
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- ナスは皮に切り目を入れ、中心に金串や菜箸を差し込み穴を開ける。
- あらかじめ熱した焼き網に①を乗せ、真っ黒く焦げたら裏返してしっかり焼く。焼けたらヘタを落として熱いうちに竹串などを使って皮をむき、食べやすい大きさに切って冷まし、冷蔵庫で冷やす。
- ネギは小口切りにする。パクチーは葉の部分を飾り用に取っておき、茎を1cm幅に切る。根の部分はよく洗ってみじん切りにする。
- 鶏ひき肉は酒大さじ1と一緒に鍋に入れて火にかけ、かきまぜながら水分を飛ばしそぼろ状にする。
- ドレッシング用のショウガはすりおろす。
- 赤唐辛子は水に漬けてから種を取り、薄い輪切りにする。
- ドレッシングの材料を合わせてまぜ、砂糖が溶けたら③④を入れてまぜ、冷ます。
- ②を器に盛って⑦をかけ、パクチーの葉を飾る。
教えてくれた人
料理研究家
門倉多仁亜(かどくら たにあ)さん

ドイツ人の母、日本人の父の間に1966年、神戸で生まれる。父親の転勤に伴い、幼少期は日本、ドイツ、アメリカで過ごす。国際基督教大学卒業後、東京のドイツ系証券会社に入社。鹿屋市出身の夫の留学先のロンドン在住時に、子供の頃から興味のあった料理と製菓を、料理学校ル・コルドン・ブルーで学ぶ。料理教室を開くほか、テレビや雑誌などでドイツのライフスタイル全般を紹介。2009年に夫の実家がある鹿屋市に家を建て、毎月帰省して田舎暮らしを楽しんでいる。