
トランス脂肪酸は「食べるプラスチック」とも呼ばれています。
先月、アメリカ食品医薬品局がトランス脂肪酸の食品への使用を2018年6月以降、禁止することを発表しました。
トランス脂肪酸って?
これはマーガリンやショートニングなどの製造時に増量剤として使われるもので、「食べるプラスチック」とも呼ばれています。摂取量が多いと悪玉コレステロールの増加を招き、心臓疾患や動脈硬化のリスクが増えるばかりか、アトピーやアレルギーを引き起こすと言われています。また、免疫機能の低下などの悪影響も報告されています。
日本では今のところこれに対する規制はなく、スナック菓子、パンやケーキ、揚げもの類、冷凍食品など多くの食品に使用されています。欧米化する食生活ではこれを含む食品を避けることは難しいようです。
パン屋の視点から言わせてもらうと、なるべく冷凍生地主体のパンやマーガリン、ショートニングを使用しているものを避けて、(含有量の少ない)バター使用のパンをおすすめします。
教えてくれた人
食パン工房 カズ
- 鹿児島市中山2-1-27[MAP]
- TEL:099-260-8083
- 営/10:00~売り切れ次第終了
- 休/水曜