この記事のシリーズSERIES

プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

ライフスタイル
てぃーたいむ

門倉 多仁亜さん | 華やかさよりも「日常の食」を大事にレシピを研究

地元産の食材を生かして料理(鹿屋市の自宅にて)

一番好きなのは義母と祖母の手料理。自然体で温もりの込もった家庭料理を発信したい…

◆ON “原点はドイツの祖母の台所”

航空会社に勤務していた父の仕事の関係で転勤が多く、子供の頃に3年間、ドイツで祖父母と暮らしました。祖母は料理上手で、時間をかけて教えてくれ、楽しくてたまりませんでした。私の料理の原点は、祖母と立った台所にあると思います。祖母がよく作ってくれた「紫キャベツとリンゴの煮込み」は忘れられない大好きな味で、今でもよく作ります。

夫の留学先のイギリスから帰国後、友達に頼まれて料理を教えたりするうちに、NHKのドイツ語講座でドイツ料理を紹介する機会がありました。最初は「地味なドイツ料理が受け入れられる?」と心配でしたが、実際始めてみるとそれぞれの料理に祖母との思い出があることに気付き、どんな豪華な料理もかなわないおいしい家庭料理だと思いました。それからは華やかさよりも「日常の食」を大事に、身近な材料で作れるレシピを研究しています。

旬・タイトルリンク用「てぃーたいむ」で「旬を食べる」を連載するようになり、鹿児島の食材の旬の早さにびっくりしています。読者から「毎月作っています」というメールをもらうと本当にうれしいです。鹿児島の素晴らしい食材を生かしたレシピをもっと発信したいと思います。


料理研究家 門倉 多仁亜さん

門倉 多仁亜 さん

  • 料理研究家

1966年生まれ、神戸市出身。日本人の父とドイツ人の母の元、父親の転勤に伴い日本、ドイツ、アメリカで過ごす。

国際基督教大学を卒業後、外資系証券会社勤務を経て夫の留学に同行したロンドンで料理や菓子の学校「ル・コルドン・ブルー」へ入り、ル・グラン・ディプロムを取得。

現在は料理教室をはじめテレビなどで料理やドイツのライフスタイルを紹介している。著書に「タニアのドイツ式部屋づくり」「暮らしがシンプルになる習慣」(ともにソフトバンククリエイティブ)など。

◇OFF “どこにいても暮らしを楽しむ”

23歳の時、夫と初めて鹿児島に来た印象は「遠い!」でしたが、緑が豊かで、足を延ばせばすぐ海に出られる土地を大好きになりました。国内外のいろいろな場所に住んだせいか、初めての土地への不安や抵抗はなく「住めば都」という感じです。

ドライブで肝付町の岸良海岸に行ったときはあまりの景色の美しさに感激し、今でも弁当を作ってピクニックに行ったり、県外からの客を案内したりします。

2009年に夫の実家隣に家を建ててからはほぼ毎月、帰省しています。季節ごとに「だご作り」をする習慣がある親戚と団子を作ったり、友達にお茶飲みにきてもらったりして東京とは違う時間を楽しみます。友人も増え、鹿屋という町に自分の居場所ができていくのはうれしいですね。

「田舎になぜわざわざ!?」と驚く人もいますが、どこにいても自分が好きな、心地良く感じるものを上手に組み合わせて自分らしく暮らせたらと思います。

 

10問10答

Q
大事なものは?
A
Q
日常生活で心掛けていることは?
A
メリハリのある行動
Q
挑戦したいことは?
A
日々チャレンジである今の仕事
Q
リフレッシュ法は?
A
友人とコーヒーやお酒を飲む
Q
鹿児島の印象は?
A
緑が多い、広い
Q
日本とドイツで違うところは?
A
ドイツは個人主義で自分の考えを大事にする。日本人は周りに合わせがち
Q
鹿児島のお気に入りの場所は?
A
大隅半島の外海の海岸線、大隅半島から見た開聞岳
Q
好きな食べ物は?
A
果物、野菜
Q
特技は?
A
ある材料で料理する
Q
帰省してすることは?
A
墓参り、草取り、掃除

この記事のシリーズ Series of this article

私服=至福の時間

このシリーズは【私服=至福の時間】として、南日本新聞生活情報誌てぃーたいむに掲載されたものです。鹿児島ゆかりの方々に、仕事(ON)とプライベート(OFF)の楽しみ方について話を伺います。

記事一覧を見る

こちらの記事もどうぞ