
クラシック音楽の楽しみ方 vol.2
音楽家にはグルメな人が多い…? 繊細で、奥深い音楽を探求し続けている彼らは、食にもまた同様のこだわりを持っているのかも。例えば、歴史に名を残す超グルメな音楽家といえば作曲家のロッシーニ。彼は若いころから食べることが大好きで、オペラ「ウィリアム・テル」の成功後は音楽活動をやめてしまい、料理の創作や美食三昧の人生を送ったことは有名な話。ステーキの上にフォアグラとトリュフのソテーを添えた贅沢な一品「ロッシーニ風ステーキ」や、ほかにも彼の名前のついたリゾットやオムレツもあります。チャンスがあったらぜひ、彼の音楽とともにご賞味あれ。
霧島で36年にもわたって国際音楽祭が開催され続けている理由の1つに、鹿児島の美味しい「食」がある! という人もいます。音楽家たちは長時間のリハーサルの合間に、また緊張の本番の後に、鹿児島自慢の黒豚や新鮮な海鮮、さつま揚げ、焼酎で大いにリフレッシュし、音楽家同士で語り合い、またお客さんと交流できることを何より楽しみにしているとか。

期間中、どこかでアーティストたちが食べて飲んで盛り上がっていたら、ぜひ声をかけてみて!
(ジェスク 井上 宝子)
- お知らせ
- 開催日:2015年7月15日(水)~2015年8月2日(日)
- 会 場:
【主会場】霧島国際音楽ホール(みやまコンセール)
宝山ホール/鹿児島市民文化ホール/ザビエル教会 ほか - 問い合わせ:
霧島国際音楽ホール(みやまコンセール)TEL:0995-78-8000
ジェスク音楽文化振興会 TEL:03-3499-4530 - ホームページ:霧島国際音楽祭
★おススメ公演★
音楽の散歩③~⑥
- 日程:7月25日(土)、7月26日(日)
公演を組み合わせて、好みの1日をカスタマイズ。合間には芝生でピクニックを楽しんで!