
(手前左から)チーズベーコン(190円)、田舎おぐら(120円)、田舎カスタード(120円)(奥左から)食パン1斤220円、かぼちゃ食パン1斤240円
店と共に歩んできたアボカドを、いつかパンの材料にしたい…
鹿児島市内から同地に店舗を移転して今年(2015年)で13年目。パン職人歴30年の早渕芳幸さんが営む。
1971年に廃校になった早渕さんの母校・山ヶ野小学校(霧島市横川町)で使われていた味のある木材を店内の随所に再利用。温かみのある雰囲気の店内に香ばしい匂いが広がる。
焼き上げるパンは約50種類。「食パン」(1斤220円)や、カボチャのペーストを生地に練り込んだ「かぼちゃ食パン」(1斤240円)、サンド系パンは、5時半の開店に合わせて訪れる来店客に人気。十勝産小豆を使った「田舎おぐら」(120円)やクリームがたっぷり詰まった「田舎カスタード」(120円)など、甘さひかえめの菓子パンも豊富にそろう。
特に、くるみとレーズンがぎっしり入った「くるみレーズンバター」(170円)は、午前中には売り切れるのだとか。「子どもからお年寄りまで、幅広く味わってもらえるパン作りを心がけています」と早渕さんは話す。
移転オープンの際に種をまいたというアボカドの木が、最近20個の実を付けるまでに成長した。「この店と共に歩んできたアボカドを、いつかパンの材料にして、お客さんに味わってもらいたい」
焼きたてのパン ボンジュール
- 霧島市国分中央3-39-21[MAP]
- TEL:0995-45-2945
- 営/5:30~19:30
- 休/火曜
- P/5台