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女性医師に聞く女性の健康~その①

女性の健康に関する悩みや疑問は、同性には話しやすいもの。健やかな毎日を送れるよう、患者に寄り添う女性医師に聞きました。
※今回、紹介する女性医師以外が診察することもあります。各病院にお問い合わせください。


自分に合う医院を見つけて
みつお産婦人科副医院長 フレクソーグ瑞(みずみ)先生

女性の体はライフステージごとに常に変化し続け、さまざまなトラブルや症状が現れます。10代は女性ホルモンの分泌が不安定なため、月経痛や肌荒れなどに悩み始めます。20代からは妊娠・出産などライフステージに大きな変化がある時期。子宮頸がんなど、女性特有の病気にも注意が必要ですね。40代後半になると更年期とうまく付き合う必要があります。

不調は個人差があり、人と比べられないもの。「病気ではない」と我慢せず、早めに医師に相談しましょう。自分のリズムを理解して対策をすれば、不調も克服しやすくなります。気軽に話せる先生を見つけ、こまめに受診できると安心ですね。


女性泌尿器科 ~我慢しないで相談を
新村 友季子(にいむら ときこ) 先生

泌尿器科ではどのような病気が専門ですか?

主に尿もれや骨盤臓器脱、ぼうこうがんなどが専門です。尿もれは、大きく三つの種類に分けられます。せきやくしゃみをした時、小走りするなど下腹部に力が入った時に漏れてしまう「腹圧性尿失禁」、トイレまで間に合わずに漏れてしまう「切迫性失禁」、どちらにも当てはまる「混合型」があります。女性は尿道が短く、漏れやすい傾向があります。40代以降の女性で週に1回以上症状がある人は500万人ほどというデータもあり、珍しい症状ではありません。

骨盤臓器脱とはどんな病気ですか?

子宮やぼうこうなどの内臓が膣(ちつ)から外に出てきてしまう病気です。運動経験の有無に関係なく加齢が原因で発症するもので、60~80代の患者さんが多く来院します。股にピンポン玉が挟まっているような不快感があり、擦れることで痛みや、出血する場合もあります。リングを膣内に入れる保存的治療や、手術など患者さんに合わせた治療をします。子宮やぼうこうを支えている骨盤底筋を鍛えることで改善できる場合もあり、マンツーマンで骨盤底筋体操の指導もしています。

どのような人が来院しますか?

泌尿器科の女性外来は全国的にも珍しいため、県外からも来院されますね。旅行に行けない、移動が怖いなど、日常生活に支障があって相談されます。「恥ずかしい」「怖い病気だったらどうしよう」と10~20年と我慢している人もいます。女性は育児や介護、仕事や家庭などを優先して、自分を後回しにしがちです。放置すると悪化することも。当院では女性専用のフロアと待合室を備え、対応もすべて女性スタッフが行います。女性が来院しやすいようにさまざまな配慮をしていますので、気軽に受診してほしいです。

院内のアート作品は「緊張や不安が和らぐように」との思いから。病棟の壁はウィリアム・モリスを取り入れたおしゃれな空間

教えてくれた人

全国でも珍しい女性泌尿器科を設置。2018年には「最先端ロボット治療を行う女医」として、テレビ出演の経験も。

新村 友季子(にいむら ときこ) 先生

    にいむら病院

  • 鹿児島市西田2-26-20MAP
  • TEL:099(256)6200
  • 診察時間/午前 9:00~12:00、午後 14:00~17:00
  • 休/土曜の午後、日曜、祝日
6月12日(月)~16日(金)は尿失禁・骨盤臓器脱の相談ボランティア団体「ひまわり会」の窓口として電話相談を受け付ける。=099(256)6200(14:00~16:00)

産婦人科 ~すべての女性が頼れる場所を
フレクソーグ瑞(みずみ) 先生

どのような人が来院しますか?

幅広い世代がさまざまな理由で来院します。6歳の子どもを「おりものが心配」と親御さんが連れてこられることもあります。小さい子は汚れた手で性器に触ってしまうため、雑菌が入りやすいです。「よくあることです、心配ないですよ」と声をかけますね。中高生は、生理痛や月経過多で悩み、受験の心配から来院されます。60代の受診もあります。閉経を迎えた後も、おりものや外陰部の炎症、骨粗しょう症などさまざまなトラブルがあります。年齢に関係なく性交痛など性の悩みを抱えている人もいますね。産婦人科は、妊産婦だけでなく、女性のさまざまな悩みを聞いて寄り添える場所だと思います。

当院が力を入れる産後ケアとは?

赤ちゃんを預けて睡眠や食事を取ったり、助産師にアドバイスをもらえたりする産後ケアハウスを開設しました。数時間でも赤ちゃんと離れて過ごすことで、お母さんはすごく元気になります。

産後のお母さんは、体の回復が十分でない中、慣れない育児がスタートします。睡眠時間が削られ、追い込まれていく中で産後うつになることも。お母さんたちが元気でいられるようサポートをしています。

産後うつとは?

出産を終えたお母さんはホルモンバランスの乱れや、環境の変化で心が不安定になります。気分が落ち込む、眠れない、涙が出るなど普段の生活が難しくなる症状が出ます。「全て自分の責任だ」と考える真面目な性格の人がなりやすい傾向にあり、最悪の場合自殺する人もいるほど深刻な病気です。まず話を聞いてくれる場所があることが大切です。当院の臨床心理士と協力して、患者さんのSOSに気付きやすい環境をつくっています。1人で抱えこまず気軽に相談してください。

健康面をはじめ、多方面で女性の悩みに寄り添うため、脱毛や、肌がきれいになる美容点滴などの施術も行う

教えてくれた人

2000年より副医院長を務める。36歳と39歳で出産を経験。「出産を経て、より妊婦さんの気持ちが分かった」

フレクソーグ瑞(みずみ) 先生

    みつお産婦人科

  • 霧島市隼人町見次1296-3MAP
  • TEL:0995(44)9339
  • 診察時間/午前 9:00~11:30、午後 14:00~17:00
  • 休/木・土曜の午後、日曜、祝日
スポーツドクター資格を持つ医院長の診療、子どもや、保護者を対象にした性教育セミナーの開催などさまざまな場面で患者に携わり、「一生涯を通じてのホームドクター」を目指す。

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