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オリーブオイル販売店ショップマネジャー|専門店ならではの心に寄り添える接客を

淵之上 優美さん
(ウィル 国産オリーブオイルの店SANTA/鹿児島市)

「これは小豆島のもの。食べやすい味でいろいろな料理に使えますよ」。金色のオリーブオイルがずらりと並んだ店内で、おいしさを伝える笑顔が輝く。

専門店ならでは 自慢の国産オリーブオイル

国産オリーブオイルの専門店で販売を行う。「食べることと接客が好き」で就いた現職。小さな頃から、実家の母親が炒め物やサラダなどによくオリーブオイルを使い、料理してくれた。

産地や品種、収穫時期により味わいはさまざまというオリーブオイル。取り扱うのは、主に香川県小豆島産をはじめとする国産のオイルだ。生産者が一つ一つ手摘みし現地で採れたてを搾油した国産オイルは「草原や芝のような香りでフレッシュ。揚げ物に使うと衣がカラッとサクサクに仕上がる」。機械を使って大量に生産し、長時間の輸送を経てようやく届けられることの多い外国産とは「香りも味も全然違う」。店内には農園や収穫風景を収めた写真パネルを置き、生産者の顔が見えるよう工夫する。「口に入れるものなので、安心・安全に使ってもらえることが大事」

おいしいレシピで 食卓をもっと豊かに

店を訪れるのは40、50代の主婦を中心に、親子連れや男性など幅広い。「何となく体に良いとは聞いているけれど…」と初めて来店する人からプロの料理人まで、用途や頻度はそれぞれ。使いたい料理や好みを尋ね、試食を交えながら最適な商品を提案する。

あらゆるニーズに対応できるよう、知識を付け、資格も取得。自宅ではどんな料理にどんな使い方ができるのか、パンやパスタはもちろん、驚くような組み合わせも繰り返し試す。「意外にも和食によく合う。豆腐に塩こんぶを載せて上から垂らしたり、みそ汁を作ったら最後にちょっとだけかけたり。しょうゆやポン酢との相性が良いので、お刺し身や焼き魚にもいい」。おいしかったレシピは客にも紹介し、喜んでもらえるとうれしい。

オープンから一年がたち、リピーターも増えた。すすめた商品を「おいしかった、今度はどんなものが合うかな、と尋ねてくれる方もいて」とにっこり。顔を合わせ、心に寄り添える専門店ならではの接客が楽しい。「皆さんにも自分だけの食べ方を見つけ、食事の時間をもっと楽しいものにしてもらえたら」

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淵之上 優美(ふちのうえ・ゆうみ)さん
プロフィール

1995年鹿児島市生まれ。鹿児島女子短期大学教養学科卒業後、接客業や事務職を経て2022年2月にSANTA入社。鹿児島市金生町の店舗で販売業務を行うほか、社長付補佐としての業務も担う。

今これに夢中です

「映画・音楽鑑賞、テーマパーク巡り」

一人でも映画館に行くほど映画好きです。「ジュラシックワールド」やアクション系など、臨場感のある洋画作品を見ることが多いです。最近は行っていませんが、テーマパーク巡りも好き。YouTubeでディズニーランドやUSJを訪れる人の動画を見て、行った気分になっています。

資格について

日本語ワープロ技能標準試験(word)2級、ビジネス実務士、上級ビジネス実務士、上級ビジネス実務士(サービス実務)、ピアヘルパー、オリーブオイルアドバイザー、ジュニアオリーブオイルソムリエ

今後の目標

1人でも多くの方に国産オリーブオイルの魅力を伝え、もっと身近に感じてもらい、オイルを通して皆さまの暮らしを豊かにしていきたいです。自分自身のスキルアップのために秘書検定やオリーブに関する資格取得を目指し、10、20、30年後も健康で明るく、笑顔で仕事をしていたいです。

 

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鹿児島で働く女性たちを紹介しているFelia!の『クローズアップ』。いろいろな職場で輝いている彼女たちの姿や、これまでの足取りをご紹介します。

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