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セーフティードライブで行こう①|セーフティドライブは心のゆとりとおもいやりから

5月20日は「交通事故死ゼロを目指す日」です。あなたの運転、安全ですか? 運転で心掛けるべきことはもちろん、危険から身を守る装備、点検・洗車まで、安心安全なカーライフについて考えてみましょう。

セーフティードライブについて考えてみよう

そもそも、どんな運転が“セーフティードライブ”と言えるのでしょう? 運転時に気をつけるべきことを鹿児島県警交通企画課で教えてもらいました。(取材協力/鹿児島県警)

ちょっとしたミスが大きな事故に…

鹿児島県内で昨年起きた交通死亡事故は40件で亡くなったのは42人。運転者が最も過失の重い「第1当事者」の交通違反の内訳を見てみると、ハンドルやブレーキなどの操作ミスが最多となりました。死者は前年より5人減り、年々減少傾向ですが、ちょっとした気のゆるみや、判断ミスが大きな事故につながっていると読み取れます。

鹿児島県内の交通死亡事故(40件)における第1当事者の交通違反内訳(2022年)

心にゆとりを持った運転を!

急いでいるとゆとりが持てず、他の車の動きにイライラしてしまうこともあるでしょう。まずは時間に余裕を持って運転を始めることで、自分の運転に集中できるようになります。

  1. ゆずることで安全を確保
  2. 「車線変更の合図を出している車に進路をゆずる」「合流地点で進路をゆずる」など、ゆずることを運転の基本に置くことで自らの安全を確保しよう。

  3. 他の車に迷惑をかけていない?
  4. 視野を広く持ち、「渋滞を招いていないか」「他の車に迷惑をかけていないか」と確認しながら運転しよう。ドライブレコーダーで自身の運転を客観視することも有効。

<注意>うっかり交通違反
道路標識・標示の見落としによる交通違反には注意が必要。また、横断歩道では歩行者が最優先です。明らかに横断する人がいない場合を除き、横断歩道の直前で静かに停止できる速度で走行しましょう。

「おもいやり」の心で補償運転

補償運転とは、危険を避けるために運転環境の良い時間や場所を自ら選択することで運転技能の低下を補う運転方法です。県警では「おもいやり」の言葉に込めて呼びかけています。高齢者のみならず、全てのドライバーが心がけましょう。

㋔ おだやかに、ペースを守って運転しましょう

㋲ もう一度乗る前に、調子を確認しましょう

㋑ 今、出掛ける必要があるか考えましょう

㋳ 夜間の運転は控えましょう

㋷ リスクを避けて、通り慣れた道を運転しましょう

CHECK! 雨天時、夜間の運転
雨の日はサイドミラーやフロントガラスに水滴が付着して視界が悪くなり、バイクや自転車、歩行者を見落とす原因になります。速度を落として車間距離を取り、急ブレーキ・急ハンドルはできる限り避けましょう。降灰のひどい時も、スリップしやすいので同様に注意が必要です。
夜間は対向車や直前を走る車がいない限り「原則上向きライト点灯」です。下向きのライトが照らす範囲は約40mしかないのに対し、上向きライトであれば約100m先まで照らすため、危険を回避しやすくなります。

教えてくれた人

運転する時は気持ちに余裕を持って、安全運転に努めてください

交通企画課 警部補 大野 洵さん

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