
シュンギクのケークサレ
朝食やおやつ、おもてなしにお薦め!
ケークサレはフランスの家庭料理の一つで、塩気のある総菜ケーキです。冬が旬のシュンギクがたっぷり入ったケークサレは、切り口の見た目も華やかで、朝食やおやつ、おもてなしにお薦め。いろいろな野菜でアレンジもできます。
シュンギクのケークサレレシピ
- ~材料~(8cm×18cm×6cmのパウンド型1台分)
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- 薄力粉:130g ベーキングパウダー:5g
- シュンギク:1/2束(ゆでて50~60g)
- タマネギ:1/4個(50g)
- ベーコン:50g
- ニンジン:50g
- 卵:2個
- オリーブ油:50ml
- 牛乳:50ml
- ヨーグルト(無糖):50g
- 粉チーズ:40g
- 塩:小さじ1/2
- こしょう:適量
具材は全部で約200gになれば、ほかの野菜などでも代用可
- ~作り方~
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- 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてよくふるっておく。型にクッキングシートを敷き、オーブンを180度に予熱する。ベーコンとタマネギはみじん切りにし、オリーブ油(分量外)を熱したフライパンで炒め、タマネギの色が透き通ったら皿に取り出し粗熱を取る。シュンギクはさっとゆで、水気をよく切って粗みじん切りに、ニンジンは千切りにする。
- ボウルに卵を割り入れ、オリーブ油、牛乳、ヨーグルト、粉チーズ、塩、こしょうを加え泡立て器でよくまぜ合わせる。
- ②に①の粉類を加えゴムべらで切るようにまぜ、さらに①の具材を加え軽くまぜ合わせたら型に流し入れ、180度のオーブンで40~50分焼く。
軽くまぜることでふわっとした食感に仕上がるので、まぜすぎないようにする
料理制作・監修

松﨑直子さん
薩摩川内市生まれ。夫の転勤に伴い県内離島含む10市町村に移住を重ね、現在は故郷の薩摩川内市で夫との2人暮らし。
暮らしの一部になっている料理・お菓子作りは「家族や友人との大切なコミュニケーションツール。調理は旬の食材と四季が頼りの独学です」と語る。
温もりを感じる美しい料理の数々は、写真共有サイトInstagram(インスタグラム)で19,000フォロワーから支持されている。
松﨑直子さんのEssay

シュンギクのジェノバソース風
独特の苦味と香りを持つシュンギクは、すき焼きや鍋物、吸い物、あえ物などに欠かせない冬の定番野菜です。癖のある風味を感じるたびに、苦手だった子供の頃の記憶がよみがえりますが、大人になってようやく楽しめるようになった食材の一つでもあります。
ゆでるより生食の方が苦味が少なくて食べやすく、豆腐や砕いたナッツ類、粉チーズなどとあえるのもお勧め。上質な塩やオイルを添えるとよりまろやかな一品に仕上がります。
この時季に毎年作るシュンギクのジェノバソース風は、パスタやピザトースト、焼き野菜、肉・魚料理などのソースとして大変重宝します。
シュンギクのジェノバソース風レシピ
- ~材料~
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- シュンギクの葉:1束分(100g)
- 無塩カシューナッツ:20g
- オリーブ油:50ml
- 粉チーズ:大さじ2
- すりおろしニンニク:1片分
- 塩:小さじ1/2
- ~作り方~
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- 全ての材料をフードプロセッサーに入れ、よくかき混ぜる。