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南さつま市生まれのジンが世界を魅了

本坊酒造「Japanese GIN 和美人」

本坊酒造が造るジン「Japanese GIN 和美人」

地域の香草や薬草使い、豊かな風味を生む

口に含むと、すっきりしたスパイシーな風味が広がった。世界的なスピリッツ(蒸留酒)のジンが、本坊酒造発祥の地・南さつま市加世田の津貫地区で造られている。製造担当の加治佐健太郎主任は「原点である津貫から、世界に通用するジンを目指しています」と強調する。

南さつま市にある津貫蒸留所

九州最南端のウイスキー蒸留所・マルス津貫蒸溜所。ここで「ジン」が製造される


ジンはウオッカ、テキーラ、ラムと並ぶ、世界4大スピリッツの一つだ。ベースアルコールに、ジュニパーベリー(西洋ネズの実)をはじめとした「ボタニカル」と呼ばれる香草や薬草などを漬け込んで風味付けし、蒸留してつくる。

ジン蒸留器

ジンを生み出すハイブリッド型スピリッツ蒸留機

津貫蒸溜所でジンの製造を始めたのは、開設した2016年。翌年に「Japanese GIN和美人」を発売した。

津貫の特産物を紹介する看板

津貫を代表する特産品を掲げる看板

特徴は豊かな風味だ。ボタニカルには津貫産キンカンや辺塚ダイダイなど鹿児島県内各地で収穫された9つのボタニカルを使用。21年からは新たにコリアンダーシードを加え、爽快感のある香りと味わいに磨きがかかった酒質にリニューアルした。

今(2022)年7月の英国「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2022」でジン部門の最高賞「トロフィー」を受賞。ジンの本場で国際的にも高く評価された。

「ISC2022」でトロフィーを持つ本坊和人社長

英国ロンドンのISC2022授賞式でジン部門最高賞「トロフィー」を手にする本坊和人社長(中央、同社提供)

同社では、ジンの核となるボタニカルで海外から仕入れているジュニパーベリーの栽培を津貫で始めた。

本坊酒造が栽培するジュニパーベリー

高さ約1mに成長したジュニパーベリーの幼木を見つめる、津貫蒸溜所の折田浩之所長(左)と加治佐健太郎主任

今(2022年)年6月に苗木約60本を植樹。10年後の本格製造を目指す。加治佐主任は「まだまだ成長途上。地域のボタニカルを生かしたジン造りに向け、これからも精進したい」と意欲を見せた。

マルス津貫蒸溜所(本坊酒造)

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よかもんのススメ…

本坊家旧邸「寶常(ほうじょう)」

本坊家旧邸「寶常」

売店などがある本坊家旧邸「寶常」

マルス津貫蒸溜所に隣接する伝統的な和風平屋建て木造建築。本坊酒造2代目社長・本坊常吉が暮らした邸宅に、バーやショップを備える。

旧家ならではのぜいたくな仕上げの威厳あるたたずまいで、季節ごとに日々刻々と表情を変える庭を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせる。

本坊家旧邸「寶常」

本坊家旧邸「寶常」は伝統的な家屋でさまざまなお酒を楽しめるバーがある

「Japanese GIN 和美人」やマルスウイスキーをはじめ、ここでしか味わえない商品も。初心者から上級者向けまで、担当スタッフがおすすめをアドバイスしてくれる。

本坊家旧邸「寶常」の外観

本坊家旧邸「寶常」の外観

本坊家旧邸「寶常」

  • 南さつま市加世田津貫6615-1[MAP
  • TEL:0993-55-2121
  • 営/9:00~16:00
  • 休/年末年始(臨時休業あり)
「Japanese GIN 和美人」はアルコール度数47度、700ml
希望小売価格:4,180円、化粧箱入り:4,400円
本坊酒造TEL:099-822-7003

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