
ビーフストロガノフ
本格的な「洋食」をご家庭で!
牛肉をサワークリームで煮込むロシアの代表的な郷土料理「ビーフストロガノフ」を紹介します。サワークリームのこくと酸味がアクセントになり、本格的な洋食を家庭で味わえます。肌寒さも感じる今の時季にお薦めの一品です。
ビーフストロガノフレシピ
- ~材料~(4人分)
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- 牛細切れ肉:250g
- タマネギ:1/2個(約100g)
- シメジ:1パック
- 塩・こしょう:適量
- オリーブ油:適量
- 無塩バター:20g
- 薄力粉:大さじ2
- チキンコンソメ:小さじ2
- 水:400ml
- ローリエ:1枚
- 生クリーム:50ml
- サワークリーム:90g
- パプリカパウダー:適量
- パセリのみじん切り:適量
- ~作り方~
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- 牛肉は2、3cm幅に切って塩・こしょうで下味を付け、薄力粉大さじ2程度(分量外)をまぶす。タマネギは5mm幅のくし切りにし、シメジは石突きを取り、ほぐして長さ半分に切る。
- フライパンにオリーブ油を熱し、①のタマネギとシメジをしんなりするまで炒め、皿に取り出す。
- ②のフライパンに①の牛肉を入れて表面に焼き色が付くまで炒める。
- ③に②とバター、薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒める。チキンコンソメと水、ローリエも加えてまぜながら沸騰させ、中火から弱火で10分ほどとろみが付くまで煮込む。
- ④に生クリームとサワークリームを加え、よくなじませて5分ほどことこと煮込み、塩・こしょうで味を調える。
- ⑤を器に盛って仕上げにパプリカパウダーを一振りし、パセリのみじん切りを散らす。
料理制作・監修

寺地貴子さん
鹿児島市生まれ。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、鹿児島サンロイヤルホテルに入社。若手登竜門と呼ばれるトックドール料理コンテストで九州初の女性優勝者となる。
その後、東京やフランスの一流レストランで研修を積み帰国後、鹿児島市東千石町に完全予約制のフレンチレストランと料理教室を兼ね備えたTable de Chic(ターブル・ド・シック)を開業。
オーナーシェフを務める傍ら、1級フードコーディネーターとして料理教室講師、食育活動、フードスタイリング、商品開発など食の幅広い分野で活動中。
- /@tabledechic2014(レストラン)
- /@tabledechic_cooking(料理教室)
寺地 貴子さんのEssay
ビーフストロガノフは、バターライスとも相性抜群です。フライパンで生米から炒めて炊いたり、炊き上がったご飯にバターをまぜたりなど、さまざまな作り方がありますが、今回は炊飯器に材料を入れて炊くだけの簡単なバターライスの作り方を紹介します。ドリアやオムライスにもアレンジできます。

簡単バターライス
簡単バターライスのレシピ
- ~材料~(4人分)
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- 米:2合
- タマネギ:1/2個(約100g)
- 水:400ml
- 無塩バター:30g
- チキンコンソメ:小さじ1
- 塩:小さじ1
- こしょう:少々
- オリーブ油:適量
- ローリエ:1枚
- ~作り方~
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- タマネギをみじん切りにし、オリーブ油を熱したフライパンでしんなりするまで炒める。
- 米を洗い炊飯器に入れ、残りの材料と①を加えて炊く。
- 炊き上がったら蒸らしてからよくほぐして余分な蒸気を逃がす。
一般的に蒸らす時間は10~15分。炊飯器によっては蒸らしが不要な機種もある